2015年2月の記事一覧

お知らせ 和田吉野川の多自然川づくりがスタートする!!

 2月25日(水)、去る1月に埼河連(埼玉県河川環境団体連絡協議)・比企の川づくり協議会で事前視察を行った「和田吉野川の河川改修工事」の現地説明会が、熊谷県土整備事務所河川砂防部の現地案内で実施されました(比企川協から5名、参加市民総数は20名)。

関連新聞記事⇒
和田吉野川 記事.pdf

現地視察風景↓


 
 国道407号線が和田吉野川を渡る吉野橋の上流駐車場に集合し、多自然工区(吉野橋上流660メートルの区間)とその周辺の状況を見学し、熊谷県土整備事務所に移動した後に、県土整備事務所の秋山副所長・川田河川砂防担当課長・大島技師から、「和田吉野川における多自然川づくりの概要」がPPTによって説明されました。

 現況の蛇行河川と澪筋ルートおよび右岸の山付河畔林を保全するために、左岸側のみの片岸拡幅を実施し、その際に掘削深は0.6メートル以下に留める計画。右岸側の河畔林のところは自然河岸のまま保全する。1981年の和田吉野川全体計画に基づく設計案で工事した場合よりコストも縮減される、などの内容でした。
 その後、事務所の会議室にて、埼河連、熊環連(熊谷の環境を考える連絡協議会)、熊谷ほたるの会、比企の川づくり協議会、地元の平塚新田自治会(区)関係者が参加して、市民側からは活発な意見交換・質疑応答が行われました。




お知らせ 第21回埼玉県「川の再生交流会」が盛大に開催された

 埼玉県主催第21回 『川の再生交流会~きれいな川を次世代へ川の国埼玉~』(埼玉県河川環境団体連絡協議会の協力)がさいたま市民会館うらわで開催されました。栄東中学・高等学校コーラス部の皆さんの歌声で始まり、川にやさしい浄化槽フォーラム埼玉代表の大石さんの報告「排水マナーの向上と排水処理施設の完全達成を目指して」で午前の部は終了。全体参加者は、主催者発表で約650名とのことでした。比企の川づくり協議会からは6名が参加しました。
⇒会場のオープニングコーラス  


 午後の部としては、美化活動、環境学習、多自然川づくり、都市排水路の川づくり、水質浄化などテーマごとにミニ集会を分科会(7分科会)として開催し、行政・市民団体からの発表・意見交換が活発に行われました。
⇒第6分科会「100プランとまるごと再生交流」の発表風景