コロナ禍の状況下で順調に進む、都幾川矢来堰魚道工事の進捗状況写真。

  一昨年10月の台風19号によって破壊された、都幾川5.2Kポストの矢来堰の復旧工事は、東松山農林振興センターによる工事発注で、堰本体の護床ブロック工の仮工事が終わり、魚道遡上施設(プール階段式魚道)の基礎工事が進んでいることを確認しました。

写真1. 都幾川右岸からの工事現場進入路より、矢来堰復旧工事・魚道施設工事の全景 

 新型コロナ感染が拡がる埼玉県内の工事現場も、3密避けるかの様に、建設会社 (KK須長建設)の現場社員も3名ほどが、魚道遡上施設の基礎工事の為の型枠サポートの組み立てを行なっており、工事責任者によれば順調に工事を進めているとのことであった(竣工は、2月末頃)。

写真2.プール階段式魚道施設の型枠工事の進捗状況(竣工は、2月末予定)

 荒川上流河川事務所の占用期間は、都幾川左岸の用水排水路工事まで、3月末となっていることから、R2年度内には魚道の機能は順調に完成するものと思われました。