ようこそ!比企の川づくり協議会のホームページへ
本サイトは、埼玉県中西部に位置する比企地域で活動している「比企の川づくり協議会」の公式ホームページです。
比企の川づくり協議会は、比企地域のいい川づくりに向け、市民と行政が力を合わせて取り組んでいくための話し合いの場や河川見学会などを行なっています。かつての魚が群れ泳ぎ、子ども達が川で遊んでいる、暮らしの中を流れる川の再生に向けて行動するネットワーク型の市民グループです。

お知らせ

大学院生の卒論作成協力として、川づくり協議会と比企自然学校の「市民活動の経緯と展開、課題」をヒアリングされました!

  筑波大学大学院 生命環境科学研究科(地球科学専攻 地誌学分野 2年)の小原悠太さん(春日部市在住)から、事務局宛にメールを戴き、「河川環境保全に携わる市民団体の分布と係わり」というテーマで研究を行うに当たり、ヒアリングに応じてもらいたいとの打診を受けました。

  自然学校の櫻井代表と連絡を取り合い、3連休の最後の23日(月)13:00より、自然学校の畳の間にて、PPTを使用しながら、面談とヒアリング応対を行なうことになった。 

写真1.里山センター応接室(畳の間)にて、小原さん(左端)からのヒアリングに応対する皆さん

   小原さんに応対する4人は、櫻井さん・尾崎さん・田中さん・渡辺さんの4人で、3時間に亘って、荒川流域における市民活動の波及の流れ、及び市民団体の連携構造(団体同士のネットワークや協議会など)の特色を述べて、それらを踏まえて、今後の市民による河川環境の維持管理の可能性について率直な意見を述べておきました(修士論文として取り纏める)。 

 写真2.卒論作成協力を終えて、センター玄関前にてスナップ写真(真ん中が小原さん)

  全国的に新型コロナウィルス感染の第3波が拡大する中、質疑・説明するにも、マスクの着用・空気の入れ換え等は徹底した上で実施して、16:00頃に小原さんを東武東上線高坂駅まで送り届けました。

第17回ふれあい市野川クリーアップ作戦に、カヌー・カヤック3艇で水上「プラごみ回収」を実施。

 11月14日(埼玉県民の日)、恒例の「第 17 回ふれあい市野川クリーアップ作戦」に参加しました。毎年6~700人強で行なわれてきましたが、今年度は新型コ ロナウィルス発生のため県土整備事務所・県環境環事務所・自治会・小中学生などを除き、「3密」を徹底するため作戦規模を大幅に縮小して、130人程度で開催されました。

 当協議会は、ふれあい事業として毎年「市野川の生き物採集・展示」に参加を続けてきましたが、環境省・埼玉県が県下全域で「一斉ごみ拾いキャンペーン」を始めたことに呼応し、川の国応援団の一員として「埼玉県プラごみゼロウィーク」 ※に登録を行ないました。

  これまで、様々なイベント、ボランティアで協力、協働を共にしてきた比企自然学校「川の学校」の皆さんとの協議の上、市野川に於いても里地・川・海を連続的に連なる「川のプラごみ」の除去を、水面・船上から行ない、よりよい川づくり・地域づくりとすることに賛同し、参加して頂きました。

※埼玉県プラごみゼロウィーク  ↓

           https://www.pref.saitama.lg.jp/a0507/saitama-puragomi-zero-week.html

  

写真1:船着き場(右岸河川敷)に到着した、カヌー2艇、カヤック1艇。

 

写真2.吉見百穴駐車場での、クリーンアップ作戦開会式(約130名の参加者)

 

写真3.プラごみ回収作戦打合せ(比企自然学校、川づくり協議会)、右岸河川敷にて

 

写真4.カヤック、カヌーでの水面プラごみ回収。陸域・堤防上の回収は、ロータリークラブ&建設業界の皆さん。

 

 

写真5.回収されたゴミは、環境省・県環境部指定の袋に収納し、清掃センターへ。不法投棄の自転車は、別途クリーンセンターへ。

 

「松風公園(東松山市高坂)」ホタルと生物多様性の未来を考えるシンポジウムに参加。

 

 11月7日(土)、東松山市高坂丘陵市民活動センターに於いて、ホタルと生物多様性についてシンポジウムが開催されました。主催は、比企自然学校代表を兼ねる「丘陵ホタルを守る会」(代表:櫻井行雄さん)によって行なわれました。

写真1.ホタルと生物多様性の未来を考えるシンポジウムの開催PPT

 会場でのシンポジウムと公園内踏査は、「守る会」のホタル保全・保護活動が(公財)日本生態系協会と(一社)関東地域づくり協会が公募して、「関東・水と緑のネットワーク選定団体及び選定地」となったことにより、協会からの支援で開催されたものでした。

写真2.櫻井会長による生態系ピラミッド・ホタル飛翔頭数など、各種調査結果の説明

 協会事務局員、東松山市環境・公園担当者、市会議員等など16名が参加し、櫻井会長からのPPTによる、経緯・生物多様性保全活動域・生態系ピラミッド・ホタル飛翔頭数・活動課題などが説明、紹介されました。

 

写真3.松風公園内の、石積み三面張り水路(ホタルの幼虫移動には無理がある?!)

 

写真4.沼地(呉器沼)・菖蒲田(キショウブの繁茂地)の見学と説明

 一通りの公園内呉器沼、菖蒲田の水棲生物説明が終えた後に、全員で公園内ホタル生息域とトウキョウサンショウオ生息域を散策し、クヌギ・赤松が優先している雑木林の説明・案内をうけました。

 

写真4.三面張り水路と、県立こども動物自然公園からの伏流水・園内排水状況(粘土質赤土) 

 筆者達が、散策を行ない生物多様性を妨げる問題点としては、①ミニ水路が三面張りに近いこと、②こども動物自然公園から流下する伏流水が完全に赤土に混濁しており、水路内に堆積して溶存酸素不足状態と思われること、③要注意外来植物であるキショウブが一面に優占していることで、なかなかホタルが増加しない要因が多いことが分かった。

熊谷市市民活動センターで、交流会「防災でつながるまちづくり」にゲスト報告(11月1日)。

 全国各地で大きな爪跡を残した、昨年R元年の台風19号被害を被って1年を経過し、尚かつコロナ禍も加わって、自治体や市民団体のイベント開催は事毎に、中止・縮小を余儀なくされてきました。

 比企地方でも、8月の花火大会や11月のスリーデー・マーチは、台風被害地の堤防を利用することもあり、中止・延期は仕方ないことと思われます。隣りの熊谷市でも、毎年高まる防災への意識から、様々な市民活動の分野や立場を超えて、何をすべきか一歩でも進めるための交流会へ、ゲスト参加をしてきました。当日の配付資料は、以下の★印に添付してあります。

【事例報告・情報共有】

1. 比企の川づくり協議会(渡辺仁さん)

埼玉県内でも大きな被害があった東松山地域の状況、現在の復旧状況。

ZOOMによる、オンライン会議参加者も見られました。

 ★会議参加者への配付資料PDF ⇒ 熊環連配付資料14ページ.pdf

 

2. 気象予報士(山下紀夫さん)

熊谷や他地域の事例解説から、災害時に活用できるハザードマップ作りへヒント出し。

 

3. 中西地区防災士(代 正人さん)

熊谷で唯一、自主防災組織が作成した防災計画の紹介と、平時の取組みと意見交換会。

「Go To トラベル」1ヶ月経過、都幾川「くらかけ清流の郷」での人ごみと川遊びは?

 表題のキャンペーンが開始されて8月22日で、丁度1ヶ月となり、子供達が夏期休暇の真っ最中の中で、昨年の19号台風で完全破壊されたくらかけ清流の郷へ訪れてみました。都幾川右岸木立の中のBBQ会場も、営業オープンされていましたが、3テーブルぐらい。また、左岸の河原の人ごみも、過密を避けるディスタンスをとっているためか、毎年の混雑時の3割ぐらいの川遊びする人混み(40名?)であった。それでも、清流の郷運営の方々には、喜びの笑顔が満ちていた。

 

写真1.くらかけ清流の郷に集まった人混み

 我ら、川遊びを待ちかねた大人・オジサン達(比企自然学校主催:カヌー教室9人)は、鞍掛堰の上流散策路の船だまりに7艇のカヌー、カヤックを持ち込み、半日を思い思いの水上漕艇に楽しんだ。比企自然学校手製のカナディアンカヌーや、渡良瀬遊水池から持ち込まれた修繕カヌーや、カヤックと手製の箱船?なども混じって、試運転・テスト漕艇を半日続けていました。

写真2.カヌー教室の呼びかけに、集められた新・旧カヌー、カヤック、箱船(?)

写真3.ソーシャルディスタンス(?)を保つ、カヌー群と箱船(?)

 渡良瀬遊水池セーリングクラブから、ボロ船として修理・改装を依頼された木製カヌーも何とかオジサン2人で漕ぎ出すことが出来ました。2人で、漕ぎ出すことは出来たものの、左右への揺れ具合(ローリング)が激しいので、急流や流れの変化する箇所でのターンなどは要注意と言ったところでしょう。素人オジサンでも、ライフジャケットを付けていれば充分対応できる、改装カヌーでした。

   

写真4.改装カヌー(渡良瀬遊水池から来た)を操る、素人オジサン

 

Withコロナでの、都幾川生きもの調査結果は?

  埼玉県も8月4日(火)に漸く梅雨が晴れて、各自宅にも洗濯物が多く見られるようになってきました。比企郡内小・中学校の義務教育課程では、新型コロナウィルス感染防止のため、夏期休暇も変則スケジュールとなり、8月1日(土)~23日(日)までと3週間の休暇となった。いつもの年とは違い、2週間ぐらい夏期休暇が短縮して、春先に臨時休暇(校)した分の「学習遅れ」を取り戻そうという計画らしい。

写真-1 ときがわ町 花菖蒲園の都幾川での調査地点(大人9名、子供3名)

 私達、社会人の「川づくりイベント」や「水環境・生きもの調査など」も軒並みスケジュール変更をせざるを得ず、様々な環境学習が中止・予定変更を余儀なくされてしまいました。都幾川で毎年行なわれる、市民・子供達に解放された生きもの調査としては、ときがわ町花菖蒲園横の「都幾川生きもの調べ」(もりんど主催)や「越辺川・都幾川生きもの調査」(NPO荒川ネットワーク主催)などが頑張ってきましたが、今年は大勢の子供達を集めて生きもの調査を進めることが出来ませんでした。

写真ー2  全員で集められた、水棲昆虫・魚類など(種類数は非常に少ない)

写真ー3 生きもの調査結果(パネル)です。魚類などは非常に少ないことが判明した。

 大人9名(うち比企川協会員:6名)、子供3名の合計12名による、都幾川上流の生きもの調査を、マスクをつけた大人達が、ときがわ町花菖蒲園沿いの都幾川に集まり、生きもの調査を実施しました。採集された生きものは、昨年の19号台風被害によって出現種数が少なく、パネルに表示された種類だけであった。

新型コロナウィルス感染防止下での、環境学習教育の現状

比企郡内の小中学校は、一斉休校を終えて7月より再開されたが、授業などの遅れを取り戻すために、これまでの野外での環境学習やイベントは、極力短縮・延期などが行なわれました。東松山市内の新宿小学校でも、恒例の6年生(生き物調査・水質テスト)、4年生(市野川探検・川遊び等)の野外学習・環境学習が、全て中止となりました。

写真-1. 5年生と6年生高学年の「飼育委員会の会議」風景(市立新宿小学校)

 

写真-2. 飼育しているウサギ、カメを相棒にして、テレビ会議用の撮影(敢えてマスクを外した)

 加えて、九州熊本県を流れる球磨川の増水・大氾濫をもたらした異常な梅雨前線もあって、市野川の現地学習は中止に追い込まれて、テレワークでの「市野川学習」を行ないました。また、魚類・は虫類(カメ)・ウサギなどを飼育(エサやり)しているクラブ活動(5,6年生)も、委員会方式で活動報告などを行なっていますが、全て浮き足立っているような活動になっているようだ。

夏休みも、国内の感染者推移によって、各県レベルで異なってきており、埼玉県では8月1日~30日までの1ヶ月に短縮された模様です。先生方も、政府や1都3県の首長との緊急政策の食い違い(ex.「Go Toトラベル」)に振り回されておられると思いますが、感染防止(飛沫感染・一部空気感染?)へ向けて、頑張って欲しいと思っています。

入間川七夕カヌーツーリング(狭山市七夕はコロナ禍対策で中止した!)に参加して。

 梅雨時真っ只中の7月4日(土)の薄曇りの中、比企自然学校主催の「カヌーツーリング」に参加してきました。

 

図ー開催場所の案内図(入間川、狭山市上奥富地区など)など⇒カヌーツーリング案内図.pdf

 開催場所は添付資料に示すとおり、荒川の有力な支川(入間川)の中心部(狭山市)河川敷き中央公園の左岸に駐車し、9名のオジサン達参加者が、4艇のカヌー・カヤックを漕艇するイベントとなりました。

写真1。自然学校主催のツアーに参加したメンバー(入間川右岸河川敷

 

活発な線上降雨帯(梅雨前線)は、九州・熊本の球磨川には大きな被害を起こして、コロナ警戒に加えて自然災害(水害・山津波)のダブル・トリプルピンチをもたらしている中でのツーリングでもあるが、つかの間の晴れ間に多くの老若男女が河川公園に集まっていました。

写真2.増水して左岸河原が無く、入間川に直接接岸。遠方は、子供達のカヌースクール。

 

カヌー訓練は、私達オジサン達だけではなく、数10人の子供達のクラブ活動もフェース・シールド(アクリル製)でコロナ感染防止策を徹底して先週に励んでいたのには、我ら都幾川・越辺川の様子とは格段の差異を感じさせられる風景であった。埼玉の中堅都市部の人口圧を感じさせられると同時に、入間漁協の鑑札を持っていることで、我がもの顔に振る舞っている釣り人達(飲酒のまま)の傍若無人な、言いがかりと乱暴さにも驚かされるツーリングでした。

写真3.東松山市から到着した、オジサン達の自然学校製作タンデム・カヌー(宮本・渡辺)

 

第17回 「身近な水環境の全国一斉調査」に、7回目の協力参加(市野川・滑川・都幾川)を行ないました。

 新型コロナウィルス感染が全国的進行する中で、今年度も全国一斉の水質調査が呼びかけられました(当協議会は、NPO荒川流域ネットワークを窓口としています。) 当協議会は、比企郡内を貫流する市野川・滑川・都幾川の東松山市内を中心として、10カ所の定点採水・分析を担当して参りましたが、基準日(6月7日)に実施することは困難であったために、3週間遅れの27日(土)に実施することが出来ました。

写真1.国道407号 市野川天神橋下流地点での採水作業

写真1.くらかけ清流の郷での採水作業

写真2.都幾川鞍掛橋下流 「くらかけ清流の郷・飛び石」での採水作業

写真3.くらかけ清流の郷 四阿テーブルでのCOD、ECの分析作業 

 当日は、梅雨入り前線のど真ん中でもあり、コロナウィルス感染を避けて参加者が限定されたため、採水・分析とも比企自然学校との協働で実施致しました。都幾川や市野川に関する夏~秋季の期間イベントは(花火、スリーデーマーチ、ふれあい市野川等)、殆どが中止宣言を余儀なくされており、特に19号台風被害の激しかった都幾川の復旧工事はまだ継続している箇所も見られました。

 長期的な、「3密自粛要請」が続いていたため、その解除後には近隣の大学生グループによる、河川敷BBQが開催されていることも時節柄の現象として現れたものと推測出来ました。若者達の勢いによる、クラスター発生の拠点にならないことを願うのみです。

写真4.都幾川稲荷橋下流 左岸(採水地点)で学生達(15人ほど)によるBBQ会場

 

以下に、当日実施した「市野川、滑川、都幾川の10カ所水質調査結果」のデータを掲載致します。

★ 10カ所の水質分析結果のまとめ ⇒ 2020比企の川づくり協議会.xlsx

2019年台風19号被害によって被災した、都幾川(大臣管理区間5.2キロポスト地点)の矢来堰復旧工事の現況報告!!

 昨年10月12~13日の台風19号によって破壊された、都幾川5.2Kポストの矢来堰の復旧工事は、堰本体の護床ブロック工が終えて、渇水期11月より開始される魚道工事を待つのみになってきた。工事担当の東松山農林振興センター農村整備部の担当課長の話では、竣工予定は2021年の6月頃ということであった。
 埼玉県の「はつらつプロジェクト」の一環で建設された、都幾川下流の出丸堰・中山堰の2つの魚道から、魚類(天然アユなど)や生きものが遡上可能となる重要な経由地点であるため、繰り返し洪水被害が行なわれた堰堤補強と魚類遡上施設(プール階段式魚道)を整備する為の工事です。特に、堰本体はカゴマット本体のみの構造であった為に度々洪水被害を受けてきたので、落差4mの堰堤をコンクリートブロックで護床する工事計画になった様です。

写真1.台風19号による、矢来堰堤の一部決壊と数カ所の被害箇所(左:下流←右:上流、後方は関越自動車道の橋梁)。

写真2.矢来堰堤補強工事(護床ブロック)の現況と魚道設置予定箇所(左岸側にプール階段式魚道整備、落差4.0m)。