ようこそ!比企の川づくり協議会のホームページへ
本サイトは、埼玉県中西部に位置する比企地域で活動している「比企の川づくり協議会」の公式ホームページです。
比企の川づくり協議会は、比企地域のいい川づくりに向け、市民と行政が力を合わせて取り組んでいくための話し合いの場や河川見学会などを行なっています。かつての魚が群れ泳ぎ、子ども達が川で遊んでいる、暮らしの中を流れる川の再生に向けて行動するネットワーク型の市民グループです。

お知らせ

市野川蛇行河川の掘削工(社会資本整備総合交付金)竣工検査前の打ち合わせ記録と、復旧工事の現場写真など。 

 

掘削工竣工検査前 打ち合わせ記録を報告します。

 

 一昨年の台風19号の豪雨によって、一級河川の蛇行河川が土砂堆積によって、埋没されましたが、国の補助(社会資本整備総合交付金(河川)工事)によって、市野川掘削工と河畔林除伐が竣工されました。

 「協議会」と「市野川水系の会イン滑川町」では、復旧工事と蛇行河川の復旧を工事完了前に現場確認と打合せを行うために、6月9日に工事発注者の県土整備事務所河川砂防部(柿崎技師)、未来都建設(株)2名と市民団体側3名とで、現場確認と打合せを行いました。 

 AM:10時に、蛇行河川の高橋(B地区中ノ島)に、5人が合流して、柿崎技師と未来都建設(株)の責任者による、「社会資本整備総合交付金(河川)工事(市野川掘削工その8)」の竣工検査前の現地説明を行って頂きました。

  詳細については、添付資料PDFを御覧下さいますようお願い致します。

 ⇒ 市野川蛇行河川 掘削工 PDF.pdf

写真1.蛇行河川B地区に維持流量が回復しました。

写真2.B地区直線河川に設置されたボトルユニット工法の暫定堰(高さ1.2m)

写真3.C地区蛇行河川に復活した、維持流量と川幅(4~6m)。但し、河床は多自然の川に復活していない(今後の経年変化に期待する)。

第18回 「身近な水環境の全国一斉調査」に、参加(市野川・都幾川)しました(8回目)。

 6月6日(日)午前中に、身近な水環境の全国一斉調査ーNPO荒川流域ネットワーク主催の協力しながら、市野川・滑川水系で6地点、都幾川から4地点の採水を行い、午後から都幾川くらかけ清流の郷の四阿にて、水質分析を行いました。

 参加者は協議会会員4名で実施しましたが、市野川・滑川は今年もCODで5~7mg/Lと汚れている状況を示し、都幾川では2~4mg/Lと雨後の検査であったため、清冽とは言わぬが「ややきれい」さを示しました。

 特に、一昨年の台風19号で、堤防から溢水した都幾川鞍掛橋・稲荷橋周辺では、東松山県土整備事務所による流下能力向上の為の、河畔林伐採・土砂掘削が進んだために河畔風景が一変し、コロナ禍を避ける為のツーリスト(川越市や志木市など)が多く見られました。

写真1.市野川慈雲寺橋付近のコイ釣り・バス釣り客の中での「採水作業」

写真2.都幾川稲荷橋の河畔林伐採で、ツーリスト・BBQ客が多くなった。

写真3.くらかけ清流の郷(四阿)での水質分析

 

まん延防止要請の対象外(群馬県内)のダム湖で、久々にカヌー・カヤックツアーに参加!!

 一昨年に新しくできた八ッ場ダムの「あがつま湖」でカヌーが出来るとの参加要請が、比企自然学校の「川の学校」の方々からあり、天候も良い週末の5月28~29日の一泊二日の日程で、カヌー・カヤック5艇を持って待望の湖面ツアーに出かけてきました。

初日28日は、ダム建設後初めて見届けた壮大なダム堤体を見学し、地下3Fまでエレベーターで降りて、久しぶりに巨大な堤体を見学した。堤体の大きさや放水路(量)などは、流石に日本一を誇る「黒四ダム」ほどではなかったが、利根川水系の中での規模は二番目に大きなものでした。翌日29日に日帰り部隊と合流して、3艇のカヌー・2艇のカヤックで湖面に漕ぎ出す前に、茨城から先発したTさんと二人で、右岸側の共同浴場「王湯」で英気を養うことにした。

 吾妻渓谷一帯でも、コロナ禍の対策は行われており、男女それぞれの浴場にはMAX10名と限定入浴が徹底されており、人数制限で待たされそうになったが、小型テントと車中泊を決め込んだ2名は、同時入浴することが出来ました。

 

写真1.28日前泊時の八ッ場ダム堤体と放水路の見学(写真は、投稿者)

 翌日29日は、湖面を見ると朝から白波が見え出した。後発部隊と合流して全員で、現地スタッフの説明を受け、風速5〜6m/sになっているのでカヌーは無理と・・・結論に至った。自然学校の経験者から中之条町の「四万湖」に替えて、「湖面ツアー」を挙行することに変更提案があり、急遽全員で移動を開始して、中之条ダムサイトへ転進しました。

 四万湖は、県営中之条ダムで温泉客の遊歩地にもなっている所です。カヌーとカヤックを、参加者8名で運び込み「四万湖」へ漕ぎ出した。JRの宣伝で有名な「積善館」などが集中する四万温泉の下流で、流下する温泉成分から水の色(青白色)が幻想的でした。深い谷間と比較的小さな湖面なので風の影響はほとんど感じられず、快適なカヌー湖面ツアーとなった。(一部、投稿者による訂正がありました、6/2。) 

 

写真2.急遽29日に中之条ダム湖へ移動して、3艇のカヌー・2艇のカヤックを漕ぎ出す

 

写真3.欧米人のアベックに挨拶するTさん(カヤック)、カヌー1号艇のSさん・Kさん

 

 

令和3年度河川整備計画について、東松山県土整備事務所・河川砂防部と「第一回打合せ会」開催しました!!

 

 5月25日(火)、午後3時より東松山県土整備事務所河川砂防部(永井部長、本間課長・敷樋課長)の出席を戴いて、コロナ禍の影響で事務所2階の大会議室が使用できないので、一階の資料庫空間を用意して戴き開催しました。

 参加した協議会委員・会員は9名で、市野川水系の会in滑川町(滑川町)、比企自然学校(東松山市)、NPOまちづくり楽会(東松山市)、水辺観察クラブ(小川町)、武蔵漁協(小川町)、福井工業(有)(吉見町)、いきがい松山29・いきがい大学東松山学園(志木市)に属する協議会会員の皆さんでした。

 県側からは、都幾川・市野川等に関する令和3年度事業名(14案件)リストと5万分の1地図上の対象地を示されて、災害復旧事業や緊急浚渫推進事業の説明が行われました。事業リストは、県からの発注物件で「取り扱い注意」になっていますので、このHPには掲載出来ませんが、協議会の皆さんも縁遠い水系地点や市町村管理区間まで、詳細に存じあげていませんので、今後は連携を取り合って活動を進めて下さる様お願い致します。

 特に、新会員になられたいきがい松山29・いきがい大学東松山学園の皆さんは比企郡域にお住まいの方は2名だけで、多くの方々は新河岸川水系の自治体からお越し頂き、都幾川月橋(嵐山町)~鞍掛橋までの河川内ゴミ拾いボランティア活動に従事されております。今後は当協議会としても、何らかのご支援を続けていきたいと思っております。

写真ー東松山県土整備事務所の臨時会議室にて、「第一回打合せ会」会場風景。

NPO荒川流域ネットワーク主催、恒例の『稚アユ標識放流作業』へ協力・参加。

 5月1日(土)、午前9時に東松山市葛袋の関越自動車道・都幾川橋の下流に建設されたばかりの矢来堰魚道(プール階段式魚道)の下流にて、相模川で採集された稚アユ(8~10cm級)の標識作業と放流作業を行った。

 前日30日に、運搬車で運ばれた稚アユ15kgは、上流の農業堰で取水され水量が少ない中、生け簀に集められていましたが、NPOの呼びかけで比企川協と比企自然学校の10名の会員を加えて、約20数名で標識作業を行なった。

 標識作業は、軽く麻酔に浸した稚アユのアブラ鰭(びれ)除去手術であり、例年の荒川秋が瀬堰採集魚(東京湾産)に較べて、相模湾産は約2倍の大きさも加わって、標識作業はスムーズに進みました。前日(30日)に500+α尾を処理放流しており、本日(1日)の1500+α尾を加えて、約2040尾を矢来堰下流から放流したことになります。

 秩父地方では、5月1日から鮎釣り解禁(放流魚)となりましたが、入間川や越辺川・都幾川では6月1日からの鮎釣り解禁となりますので、今回の東松山での標識アユが上流の農業用水堰を越えて、嵐山町・ときがわ町・小川町・東秩父村のどこまで遡上・成長するかが、試験採集されることになります。

 比企川協会員の中にも、投網や友釣りをされる方々がおられますが、秋口の産卵期に東京湾へ落ちるまで、どれほどの標識アユ採捕(尾数)が行われるか、結果が楽しみとなります。上流で、これからの釣り人達の健闘(標識アユの釣果)を祈る思いです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真1.相模川から直送された、稚アユの生け簀(これから麻酔処理します)。

写真2.比企川協と比企自然学校の皆さんによる、アブラ鰭除去(標識)作業

写真3.軽い麻酔処理を醒ました、約1500尾を超す標識稚アユの放流作業

写真4.矢来堰(プール階段式魚道)を乗り越え上流へ、たどり着け!!(5月1日)

全体の農業用堰と、魚道の配置・構造は、3月28日付けHPに写真掲載してあります。

 

 

世界中に拡大しているコロナ(変異株など)パンディミックの中、「新年度」へ移行しました!!

 去る、4月25日(日)の午後より、東松山市民福祉センターの会議室に於いて、第20回の定時総会を無事終了致しました。会員・委員の皆様も高齢化や疾病などで活性化が進まず、加えてコロナ禍の影響でプロジェクトも中止、縮小などが続きましたが、2021年度の定例会合やイベントも【未定】という曖昧さを残した令和3年度の事業計画を承認して頂きました。

 新会員として、志木市在住でこれまで都幾川の嵐山~くらかけ清流の郷まで、河川ゴミ拾いを続けてこられた「いきがい松山29」の方々が加わって頂けるということや、リバーライズストン工法(特許)で営業を行っている河川環境開発(株)の若手営業担当者も参加して頂けるという朗報も得られました。

 また、今期総会の規約改定により共同代表者として渉外・企画を担当して頂く山本正史さんから、新年度の「武州・入間川プロジェクト」助成事業(金)として、シンポジウム『人が憩える水辺』が開催出来ることが決まりました。これから、期日・会場・演者など、有識者との打合せが控えておりますが、積極的に活動していきたいと思います。

 このHPのタイトル「活動報告ー年度報告ー」にも掲載してありますが、以下に【比企の川づくり協議会 第20回定時総会資料】としてお知らせ致します。

比企の川づくり協議会2021年度総会資料【確定版】.pdf

第20回定時総会 会場風景

第20回 定時総会風景(4月25日東松山市民福祉センターC会議室)

年度末を控えて、都幾川矢来堰と魚道の完成が間近です。姿を見せた、プール階段式魚道の全景。

 一昨年10月の台風19号によって破壊された、都幾川5.2Kポストの矢来堰の復旧工事は、順調に進んでおり、当協議会主催の第18回河川見学会で露わになっていた、堰本体の復旧も含めて完成形(ボトルユニット工法=袋詰め玉石工)や袋詰根固工の姿を現わすこととなりました。堰本体をカバーする、護床ブロック工は、完全に終了です。 

 写真-1 全景を現わした、矢来堰と護床ブロック工

 

 右岸側の低水護岸は、荒川上流河川事務所の直轄復旧工事で施工されるものと思うが、用水路呑口に続く左岸側には、新たに維持管理用の階段工も設置されていました。左岸内堤に位置する東松山南中学校側からは、河川敷や矢来堰に降りることが不可能でしたが、魚道のメンテナンスには有意義な、階段となりそうです。 

写真-2  プール階段式魚道とメンテナンス用階段

 

【コロナ禍緊急事態宣言の発出下】滑川町羽尾地区蛇行河川にて、 緊急 第20回河川見学会が開催されました。

 令和元年、台風19号の被害を受けた市野川空間整備事業(滑川町)の、蛇行河川復旧工事が県土整備事務所の工事発注(8工区のうち、「市野川掘削工その8」として)によって開始されます。県土整備事務所と工事受注会社(未来都建設(株))を交えて、土砂堆積被害地や樹木枯れ等(ナラ枯れ)を見ながら、県の担当者や工事関係者の方々から、工事計画と、蛇行河川の保全、今後の全体計画などを伺い、地元町民を含めた現場協議を行った(全体人数22名)。

資料1:緊急 第20回河川見学会の案内チラシPDF ⇒ 緊急第20回河川見学会.pdf

 その後、羽尾第一集会所に於いて、参加者からの意見提出と蛇行河川存続のための意見交換会を行い、特にB地区の分・合流地区(高橋下)の土砂堆積問題、C地区蛇行河川の埋没と流路阻害の解決策について、多自然川づくりの観点から、順応的管理システムに基づいて、透水性を持つ「ボトルユニット工法=袋詰め玉石工」による固定堰設置(高さ1~1.5m)が検討されることになりました。

 今後とも、県土整備事務所河川砂防部との協議を進めることになりました。

写真1.県土整備事務所 敷樋担当課長よりの挨拶と工事箇所等の説明

写真2.B地区蛇行河川部の土砂堆積(工事予定箇所)

写真3.ナラ枯れ大木の確認(伐木予定)

写真4.C地区蛇行河川の土砂堆積(工事予定箇所)

写真5.D地区蛇行河川の残存部、直線新川の飲み口とフトン籠護岸の一部変形

写真6.羽尾第一集会所での意見交換会

比企丘陵の河畔林でも進む、ナラ枯れ被害木の拡大!?

 令和元年10月の台風19号被害は、入間川水系都幾川・越辺川で大きな被害をもたらしましたが、国)荒川上流河川事務所・県・自治体による、迅速な復旧活動や工事によって、緊急対応がなされました。

 しかし、荒川本流・入間川水系での本格的な多重防御治水の推進として,概ね5年間で約312億円を計上し、県管理区間も復旧させると報じています。市野川は、荒川本流まで県管理区間となっており、未だに復旧工事は進んでおらず、1年を過ぎたR3年になっても本格的な復旧工事は進んでいません。

 この度、東松山県土整備事務所と令和3年4月から、市野川羽尾地区の蛇行河川の土砂堆積、護岸普及、河畔林除伐等を契約した、吉見町の未来都建設(株)の両者による、現場協議と意見交換会の開催要請が、当協議会に有りました。急遽、市野川羽尾地区での市民活動を続けてこられた市野川水系の会イン滑川町の皆さんと、現地確認を行うべく連絡を取り合って、蛇行河川(A-B-C-D地区)の被害地、土砂堆積、倒木状況などを確認しました。

 土砂堆積が原因で、B・C地区の蛇行部は完全に疎通能力が無くなっていましたが、併せてB・C区間での、コナラ・クヌギ等のナラ枯れが進行していることが確認されました。ナラ枯れは、「ブナ科樹木の萎凋病(いちょうびょう)」と呼ばれる樹木の伝染病で、樹木を枯らすナラ菌を運ぶカシノナガキクイムシ(略称:カシナガ)が繁殖することによって、樹木枯死に至る樹病です。

 詳しくは、次の文献を御覧下さい。⇒  ナラ枯れ被害の基礎知識(PDF).pdf

 県土整備部と未来都建設(株)の担当者とは、3月11日(木)10時より、羽尾地区の高橋集合で、現場協議・視察を行い、その後、羽尾集会所で意見交換会を実施することになりました。

 

写真1.羽尾地区 高橋下の土砂堆積写真

写真2.蛇行河川の河畔林のナラ枯れ樹木(コナラ・クヌギ等)

写真3.立ち枯れした、コナラ

 蛇行河川の保全、多自然川づくりの徹底、自然再生事業との連携などに、関心のある方がたのご参加をお待ちしております。