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お知らせ 令和元年「荒川流域一斉水質調査」に参加しました。

 R1年6月2日(日)に、NPO荒川流域ネットワークが主催する「一斉水質調査」に参加致しました。当協議会が担当する調査地点は、滑川2地点、市野川4地点、都幾川4地点の合計10地点を継続して担当してきました。
 比企郡内の流域河川では、丘陵地~荒川氾濫原に位置する調査地点であるため、市町村の行政担当が謳っている「清流の郷」ほど綺麗な河川ではなく、生物学的指標(Ⅰ~Ⅳ)では「水質階級Ⅱ、Ⅲ」の「少しきたない水~きたない水」が流下する河川です。比企自然学校の方の応援を得て、水質分析作業等を終了しました。
 市野川では、上流から藍藻が流れ着いたり、プラスチックごみや、濁りがあり、濁度が著しい箇所も見られましたが、都幾川ではスゴモロコの稚魚やメダカなども見られ、サギやカワラヒワなどの鳥類も多く生息していることが観察されました。
 資料1.の水質検査結果一覧表(pdf)をご覧頂き、比企地方の荒川中~下流域の水質環境をご確認ください。


写真1.市野川天神橋(国道407号)下流での採水作業


写真2.都幾川新東松山橋(国道407号)下流での採水作業(バケツの投げ込み)


写真3.くらかけ清流の郷「四阿」での、簡易水質検査作業(パックテスト)

資料1.滑川、市野川、都幾川の水質検査結果表⇒
2019比企の川づくり協議会(水質検査).pdf