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 ゴールデンウィークが明けた5月10日に、荒川流域ネットワーク主催の「都幾川のアユ遡上調査」に、比企自然学校の皆さんと共同参加しました!!都幾川最下流の長楽堰にて行われ、2,800尾を越す多摩川産の養殖稚アユを、約15名の参加者によって、アブラ鰭を標識として切除して都幾川本流に放ちました。  今後、上流に向かって生育しながら遡上する訳ですが、武蔵漁協の鮎釣り解禁以降に 何匹の標識アユが多くの農業用堰をクリアしていくのか、荒川流域ネットワークの皆さんが地道な調査が活躍されることになります。  今回の報告は、比企自然学校のホームページからの活動報告を全面的にお借りして(現場写真など)、報告に替えたいと思います。   写真1.長楽堰上流に集められた、多摩川産の稚アユの生け簀   写真2.標識アユの放流、調査会場(都幾川長楽堰)に集まった、流域ネットW、比企自然学校、川づくり協議会の皆さん(12名)    写真3.多摩川からの養殖稚アユのアブラ鰭を切除する作業の皆さん   写真4.鰭を切除された稚アユ約2,800尾を、都幾川本流にリリースしました!!  
 全国の「いい川・いい川づくりワークショップ」と連携した川や水辺の活動に取り組む多様な世代、立場の人々の情報共有と大学生や中高生の若い世代の活動の発表、応援する場合として開催され、約300人の参加者で盛大に実施されました。当協議会の会員でもある、比企自然学校の櫻井さん、NPO法人まちづくり学会の山本さんからも、短い時間(約5分)ですが、発表がなされました。 1.ワークショップ案内のチラシ  ⇒第15回関東「川の日 3月5日」WS熊谷ちらし.pdf 2.実行委員会の座長(立正大教授:後藤真太郎)からの基調報告  3.櫻井行雄さん(比企自然学校)からの、都幾川(荒川水系)や八ッ場ダム(利根川水系)での「川の学校・活動報告」の発表風景 4.山本正史さん(NPO法人まちづくり学会)からの、市野川・都幾川の里山竹林整備や利活用についての発表が行われました。   発表件数は、全体で20件ほど有りましたが、会場からは貴重な意見やアドバイスがあり、有意義なワークショップとなり、午後のエクスカーション元荒川での(ムサシト保護・保全見学)、和田吉野川(マイクロプラスチック調査結果)の見学会が行われました。  
 1月28日(土)14時より、朝霞市民会館「ゆめぱれす」にて偲ぶ会が催されましたので、都幾川や市野川での活動にも積極的に参加して頂いた故人(11月22日にご逝去、82歳)を偲んできました。千葉前会長、山本正史さん、渡辺の3名が、古いお付き合いを述べながら、思い出話しなどを約80人の参加者に報告して参りました。  都内、埼玉県内活動家(環境・福祉・教育)や、朝霞市議など、生前のお付き合いやご家族の方々からの思い出話しなどを紹介して頂き、広く活動された生前の活動を惜しんできました。  藤井由美子さんを偲ぶ会 次第_0001.pdf 写真は、偲ぶ会の当日会場です。  
 12月17日(土)、午後4時から公園内「彫刻広場」にて比企自然学校の9名の協力参加者の一員として、「薪割り」「焚き火体験」イベントに協力参加してきました。  子供連れで参加してくれた方々は、コロナ感染防止のため、「体温測定」と「記帳」した方々から¥300円の参加費を戴き、焚き火を利用して食べる「スモア*キット」と「コーヒーセット」を手にして、用意した約10セットの焚き火の周りに自由に集まって頂きました(参加者は、概ね250人)。  冬至が間近いこの時期は、午後5時ともなると広葉樹(コナラ、クヌギ等)、アカマツ林に囲まれた暗闇の空間に、幻想的なイルミネーションの世界が映えて、えも言われぬ「光のページェント」を創り出していました。 (*スモア=マシュマロとチョコレートを、クラッカーに挟んで焼き上げるキャンプ場での菓子) 写真1.明るい内での会場入口(スモアの販売)   写真2.薪割りの実演(2台のキンドリングクラッカーで実演)   写真3.スモア用の焚き火セット(10セット)   写真4.会場周辺とルート上で、イルミネーションの世界が展開 
 恒例の水鳥、冬鳥をバードウォッチングする学習指導を、新宿小学校5年生全員を対象として、東松山自然倶楽部の金子代表と池田事務局長の協力を得て、5日の事前レクチャーと、8日の市野川バードウォッチングの2日に亘って実施した。  1.12月5日(月)の事前レクチャー 5年生全員(2クラス)を、音楽室に集合してもらい野鳥の基本的な形態や分布、鳴き声やエサの摂り方などを、PCによるディスク記録からのディスプレイによって、映像学習を行い、これまで自然倶楽部が収集した野鳥の「巣」の実物などを手にとって観察した。 写真1.5日のバードウオッチングレクチャー(新宿小学校音楽室にて) 写真2.河川敷きなどで見つけられた小鳥たちの巣    2.8日(木)の市野川を中心に、冬鳥・水鳥のバードウオッチング  当日は、気温が低いにも拘わらず快晴の気候にめぐまれ、原学校長を筆頭に二人の担任教諭を加えて約80名の2クラス生徒の集団で、学校周辺の冬鳥を観察した後に、市野川橋の右岸側から、8倍双眼鏡を片手に画板の記録用紙に記入しながら、堤防上を南東に観察を始めました。 写真3.市野川右岸堤防上でのバードウォッチング、1組(上...
 管理事務所より比企自然学校へ協力依頼があったので、10月16日(日) 早朝よりスタッフ10人体制で森林公園に一番乗り。8時過ぎから会場に入り機材の設置や網の引き上げ作業から始まった。程よい気候の曇り空、絶好のコンディションでした。  前々日より、モンドリ網やお魚キラーなど数個を仕掛けた時に見えていた大きなコイは掛からなかった。外来生物としては小型のアメリカザリガニのみ。写真以外ではヌマエビなどで、ほとんどがモツゴ(クチボソ)だった。 写真1.アザミ沼での漁採りと、仕掛け網(モンドリ網や四つ手網)からの採捕作業   子供達(小学生以上と幼児達)に分けて、ウナギ採りに挑戦する「親子」の申込みがあり、受付窓口にはズラリと並んだ人だかりができた。 写真2.ウナギ採り「申込み受付」にズラリと並んだ、大人と子供達  ウナギ採り(2班)と幼児達のタッチングプールでの活動が開始された。ウナギ採りには大人達の猛烈な「応援」があり、制限時間一杯に活躍する子供達のプール内活動がみられました(大人達は、必死の形相でした)。 写真3.子供達によるウナギ採り大会(一人、一匹まで) 写真4.タッチングプールでの小魚(主にモツゴ...
 前日まで、環境協会への参加者は、子供達11名とその付き添い大人約10名との連絡があり、比企自然学校と応援スタッフ(8名)は、早朝8時に里山センターに集結して、カヌーその他の機材を運搬車に積載完了の態勢をとりました(写真1)。 写真1.出発準備完了のカヌー2艇  観光協会の中島さん宛に、参加予定者からの相次ぐ不参加申出が続出した結果、協会の判断として「残念だが、中止宣言を出す」しかないということで、待機していたスタッフ達は残念ではあるが、イベントは中止するも、自分達だけで漕ぎ出そうということで、くらかけ清流の郷に向かいました(写真2)。 写真2. 自然学校里山センターにて、スタッフ間で協議(中止か、自主開催か?)                             写真3.落雷や集中豪雨で、くらかけ清流の右岸側の土砂崩壊など   写真4.観光協会の中島さん立ち会いの下、正式に「中止」「解散」ということに決定    写真3・4のように、護岸での崩壊現象・増水による濁水現象が著しいということで、 残念ではあるが、本日の河況ではカナディアン・カヌーの体験教室開催は不可能と判断し、現地解散と成りました。  
 令和3年5月28~29日に八ッ場ダム湖での比企自然学校主催の「カヌーツアー」は、強風により湖面管理者より中止勧告を受けて、四万川上流でのツーリングに変更していた。自然学校で製作されたカナディアン・カヌーは4艇目となり、その進水式も兼ねて、自然学校の企画で6名の参加者(3艇)が、前泊キャンピング方式でJR吾妻線の河原湯温泉駅の広場で一泊を過ごしました。  翌日は、風速も1m以下と絶好のカヌー日和りとなり、左岸側の発着場に到着したのは、午前10時30分ごろで、湖面を行き帰りする者は、水陸両用バスを我等3艇のカヌーだけでした。管理人からの、概略地形と漕艇上の注意箇所の説明を受けて、11時には新艇(4号艇)へのシャンパン注水による進水式を行なって、往復約10Kmのツーリングに出発した。 写真1. シャンパンは、左側2人目の安東さん(比企自然学校)の手に   写真2. 不動大橋の左岸側の小渓流に注ぐ、不動の滝(約50mの落下) 2号、3号艇。 写真3.  八ッ場ダム湖左岸に没した、王城山トンネル(旧JR吾妻線)が姿を見せた。   別途報告=比企自然学校のHPに掲載された、写真豊富なリポートを掲載させていただきます。⇒  比企自然学校 カ...
  2022年4月より新型コロナウィルス感染症予防対策で、行動の自粛や3密の回避などにより、当協議会のイベントや活動が自粛続きでしたが、「全国水環境マップ実行委員会」・「荒川流域ネットワーク」の要請により、統一基準日(2022年6月5日)に「第19回身近な水環境の全国一斉調査」を実施致しました。幸運なことに天候にも恵まれて、梅雨入り(6日)の前日に終了することが出来ました。  当協議会の担当区分は、市野川6地点、都幾川4地点の合計10地点で参加してきており、今年度の「荒川流域一斉水質調査マップ2022」作成にも寄与できたことを報告し、併せて採水・計測・分析作業の写真報告を行なうことと致しました。尚、協議会からの参加者は4名で実施致しました。  写真1.市野川(吉見百穴前)での採水作業 写真2.採水された10検体の計測、分析作業(都幾川ー鞍掛清流の郷 あづまや四阿にて)   第19回身近な水環境の全国一斉調査(市野川・都幾川の10箇所地点) ⇒第19回身近な水環境の全国一斉調査の作業写真.pdf 参考資料として、公表された前年の「第18回荒川流域一斉水質調査マップ」版を掲載しました。 ⇒第18回(2021)荒川流域一斉水質調査マップ.pdf
 令和3年度は、新型コロナウイルス感染拡大が続く中、第6波のまん延防止等の重点措置や緊急措置宣言が発出され続きましたが、予定や事前計画のイベントが数多く、延期又は中止され続けました。変則的に実施された、当協議会のイベントや県・市の担当行政機関のスケジュール変更も数多くあり、令和3年度の事業報告や決算報告を取り纏めることは困難でしたが、4月24日(日)に「比企の川づくり協議会 第21回定時総会」で11名の運営委員・会員による総会決議をもって採択した総会資料を提示・説明した。  これに応える形でのR4年度 県土整備事務所(河川砂防部)の永井部長、本間担当課長(上流域16物件)菊池担当課長(下流域6物件)からの、工事箇所、工法などの説明が行なわれました。     写真:県土整備事務所(資料個室)にて、県土整備事務所(河川砂防部)部長・2担当課長との打合せ・協議。 資料:県土整備事務所に提出した     比企の川づくり協議会 第21回定時総会資料「最終版」。             ⇒比企川協第21回 定時総会【最終版】.pdf  
令和4年度のGWも後半に入ってきましたが、久しぶりに新型コロナウィルスによる「行動制限の無い春」を迎えるようになりました。(一社)東松山市環境協会では、比企自然学校の全面的協力によるくらかけ清流の郷での「カヌー体験教室」を開催することになり、初心者・お子様をお迎えして安全なカヌー体験や手軽なBBQ開催募集を行なっています。  都幾川でのイベントは、協議会としても久しぶりの活動になりますが、安全・安心な活動の協力と参加者募集へ広報することになりました。お子様連れや、ご家族で楽しく川遊びを体験されますようお知らせ致します。                    記 日時:令和4年5月28日(土) 場所:くらかけ清流の郷(受付も同じ) 時間:(受付8:45~)9:00~12:00 人数:20名(小学生以上 予約優先) その他:申込み先、駐車料金、天候等による中止の連絡、服装などは、添付チラシ(PDF)を参照して下さい。⇒ 鞍掛橋 第2回カヌー体験チラシ-.pdf 第1回目カヌー体験教室への参加者(R2年) 子供達のパドル操作(指導:比企自然学校)
   令和3年度は、前年から続く新型コロナウィルス感染拡大し、第6波のまん延防止等重点措置と緊急事態宣言が発出される中、集団行動を伴うイベントや見学会・会議等が多くの中止を余儀なくされました。政府は、18都道府県の重点措置解除の期限を3月21日に設定してみたものの、世界的にみても収まりそうもない状況になっています。  当協議会が毎年実施してきた「河川見学会」や「環境学習会」も、まん延防止等重点措置の長続きで、集団で現場見学・作業する多くの機会を失ってきましたので、年度内に何とか実施出来た10数件の概略事業を報告することで、定時総会への報告とさせて戴きます。   開催日;4月24日(日)13時~16時 開催場所;東松山市民福祉センター2階 C会議室 参加人数;運営委員・会員10名 第21回定時総会資料PDF ⇒ 比企の川づくり協議会 第21回定時総会 資料(検討版).pdf
「武州・入間川プロジェクト」は、武州ガス株式会社、国交省関東地方整備局荒川上流河川事務所、公益法人埼玉県生態系保護協会が主体となり、入間川流域で環境保全活動を行なっている市民団体等を支援するための助成事業(展示活動)が行なわれました。  川越市の国鉄・東武鉄道駅前の「まるひろATRE(デパート)」6階の展示場で、県内西部の13活動団体のポスター発表があり、当協議会も毎年参加させて戴きましたので、今年もA0サイズのポスター作成を共同代表の山本正史さんにお願いして、参加してきました。  主催者からは、第6派のコロナ変異株のまん延防止要請から、展示場に集結することを禁止され、生態系保護協会へ展示を一任してきましたが、1月24日(月)の午後からの開場にも拘わらず、見学者は皆無に近く、殆ど無人状態の中で展示ポスターを見学してきました。 写真1.武州・入間川プロジェクトの展示会場(まるひろATREの6階会場)   写真2.県内北西部の13市民団体による、活動ポスター展示状況   写真3.比企の川づくり協議会のポスター展示 (内容;①市野川蛇行河川のドローン撮影 ②ふれあい市野川クリーンアップ作戦   ③新宿小学校によ...
 東松山市立新宿小学校は、昭和年代に蛇行河川の整備と、水田・沼沢地を都市計画によって商業・宅地化した周辺に設立した小学校です。  近隣には、環境管理事務所・県土整備事務所など埼玉県行政機関、市民文化会館などが隣接する行政区域ともなっています。R元年より、市教育委員会による「学校特色化支援事業」指定も加わったことで、児童達が野生生物とのふれあいを通じて、環境学習や保全を体験することを目的として、構内講堂での事前レクチャー(7日)と、市野川河川敷き・堤防でのバードウォッチング(9日)を行なった。   環境学習に協力して頂いた、金子さん、池田さんのお二人は、「NPO団体:東松山自然倶楽部」に所属する環境アドバイザー(埼玉県認定)でもあります。 <事前レクチャー12月7日>   環境アドバイザー3人(金子、池田、渡辺)による、鳥類観察の事前講義 (レクチャー)   <市野川でのバードウォッチング 12月9日>   市野川河川敷き・堤防から、双眼鏡にてバードウォッチング(5年生全員)
 晩秋の快晴日となった11月13日(土)の午前中に、第18回目のクリーンアップ作戦が市野川・吉見百穴前両岸に於いて実施されました。一昨年までですと、概ね700人程の参加者があり、県・市の河川行政・環境行政からの協力支援などがあり、「豚汁」や「記念品」などの支給があったのですが、コロナ対策を行ないながら、一昨年度より規模を縮小し、約10分の1ぐらいの参加者限定で実施されました(今年度は約70人)。  東松山ロータリークラブ、むさしロータリークラブ、埼玉県建設業協会比企支部、比企の川づくり協議会の4団体のみで挙行されましたが、当協議会は昨年同様に、比企自然学校との共同で「水上・河畔」のプラごみ回収に、カヌー1艇を使用しながらクリーンアップ活動を実施しました。  河畔林に付着するプラゴミや、流木に絡まるビニールやナイロン製ゴミをトングなどで回収しながら桜並木の百穴前のゴミ回収を行ない、県環境部から支給された45L袋と手提げ袋に回収作業を行ない、作戦協議会が指定するトラックに持ち運びました(尾崎さん、澄川さん、山本さん 乗船)。  作業を終了して、市内高坂の「自然学校里山センター」に帰投する寸前に、...
 長い外出自粛規制のトンネルを抜けた10月のさわやかな季節、比企自然学校では今年初めての都幾川鞍掛堰上でのカヌーイベントを行なった(10月10日・日曜日)。  協議会からも数名の支援者が参加し、埼玉県の「プラごみゼロウィーク」期間中なのでカヌーからプラごみを回収しようということも合わせて、少しは環境問題への貢献も・・と「欲張りな企画」に加わった。 ここ鞍掛BBQ場はやっとイベントが開始されたので、多くの来場者で賑わいました。 写真1.駐車場から、飛び石を渡り、親子がカヌー船着き場へ向かいます 写真2.比企自然学校で製作したカヌー4艇やカヤックで、こどもを待ちます 写真3.こども達をカヌーに乗船させ、くらかけ清流の河川へ   写真4.こども2人に、後部席で安全見守り員が加わります 写真5.小学女子生徒も初めての、カヌー漕艇体験を行ないました        
 埼玉県では、令和元年新座市において県内で初めて「カシノナガキクイムシ」によるコナラ・クヌギ等への被害が確認され、2年後の令和3年には一気に拡大して、新座市、さいたま市、志木市、川口市、狭山市、川越市、所沢市、入間市、東松山市などで「カシノナガキクイムシ」によるナラ枯れが確認されております。  市野川の蛇行河川(滑川町羽尾)の河畔林でも、多くの被害木が確認され、県土整備事務所の許可を得て、除伐を続けてきましたが、東松山市高坂丘陵地区の松風台や旗立台の公園や緑地帯でも多くの被害木が確認された為に、比企自然学校の皆さんが独自に現地調査を実施致しました。  現地調査は、9月8日に8名の住民・会員の有志参加によって、2班に分けて自然学校が取り纏めた調査手順によって行なわれました。調査結果は、櫻井行雄代表によって取り纏められ、「高坂丘陵地区ナラ枯れ調査報告書(写真付き PDF)」として、比企自然学校のホームページに掲載されましたので、川づくり協議会の河畔林被害木調査にも応用可能ですので、許得て得たので紹介致します。  今後の駆除作業や伐採・除伐については、公園管理者へ報告した後に、市の担当部署の作業に移...
 終戦記念日(8.15)の全国戦没者追悼式が、コロナ禍で人流を抑え切れない「都内」で挙行される中、九州・四国など西日本・関西では線状降水帯の影響で長雨が続き、甲子園の高校野球は3日も延期されました。  さて、比企の川づくり協議会は市野川水系の会イン滑川町が主催する「キツネノカミソリ観賞会(8月1~8日)」に合わせて、ドローン撮影による「蛇行河川の自然と災害復旧」「キツネノカミソリ観賞会」のデータ作成と編集を行ないました(DVD作成)。  このHPでは、容量の関係でDVD映像を見ることが出来ないため、youtubeにアップロードも完了しましたので、3映像のリンク先をご案内致します。映像等の説明テロップなど付けてありませんが、御覧頂ければ幸いです。  Ⅰ.上空: https://youtu.be/vPITzzzZoGs Ⅱ.水面: https://youtu.be/y8vxfvq1keY Ⅲ.林内: https://youtu.be/HkzPg4avSaQ
 一都三県で新型コロナウィルスの第5派到来で、明日8月2日から異常事態宣言が予定される中、滑川町羽尾地区蛇行河川の19号台風被害からの復旧現状と、蛇行河川の「復旧した河況現状」を把握するために、上空・水面・林内からドローン撮影を行いました。  比企自然学校とのお付き合いがある、市内高坂桜山台にお住まいのドローンオペレーター渡部知己さんにお願いして、1日の早朝9:00から3時間をかけて約1、000mの蛇行河川の上空撮影と、約700mの水面撮影を実施しました。 写真1.蛇行河川上空部を飛行するドローン(Fantom4),その地上撮影中の実物大。  当日は、蛇行部B地区中ノ島には、キツネノカミソリが開花を始め、地元町民・市野川水系の会イン滑川町による開花鑑賞会(1週間)も開催されており、皆さんからの情報提供や昼食の差し入れを受けて、3段階の水面撮影・上空撮影・林間撮影(キツネノカミソリ群落)を行いました。  ドローン機種は、遠距離撮影用にはFantom4を、林内・水面撮影用にはMavic2Proを用いて、約30分の蓄電しか出来ないので、電池交換を繰り返しながら、効率よく映像を取得することが出来ました。 写真2 キツネノカミソリ開花 鑑賞会...
  掘削工竣工検査前 打ち合わせ記録を報告します。    一昨年の台風19号の豪雨によって、一級河川の蛇行河川が土砂堆積によって、埋没されましたが、国の補助(社会資本整備総合交付金(河川)工事)によって、市野川掘削工と河畔林除伐が竣工されました。  「協議会」と「市野川水系の会イン滑川町」では、復旧工事と蛇行河川の復旧を工事完了前に現場確認と打合せを行うために、6月9日に工事発注者の県土整備事務所河川砂防部(柿崎技師)、未来都建設(株)2名と市民団体側3名とで、現場確認と打合せを行いました。   AM:10時に、蛇行河川の高橋(B地区中ノ島)に、5人が合流して、柿崎技師と未来都建設(株)の責任者による、「社会資本整備総合交付金(河川)工事(市野川掘削工その8)」の竣工検査前の現地説明を行って頂きました。   詳細については、添付資料PDFを御覧下さいますようお願い致します。  ⇒ 市野川蛇行河川 掘削工 PDF.pdf 写真1.蛇行河川B地区に維持流量が回復しました。 写真2.B地区直線河川に設置されたボトルユニット工法の暫定堰(高さ1.2m) 写真3.C地区蛇行河川に復活した、維持流量と川幅(4~6m)。但し、河床は多自然の川に...
 6月6日(日)午前中に、身近な水環境の全国一斉調査ーNPO荒川流域ネットワーク主催の協力しながら、市野川・滑川水系で6地点、都幾川から4地点の採水を行い、午後から都幾川くらかけ清流の郷の四阿にて、水質分析を行いました。  参加者は協議会会員4名で実施しましたが、市野川・滑川は今年もCODで5~7mg/Lと汚れている状況を示し、都幾川では2~4mg/Lと雨後の検査であったため、清冽とは言わぬが「ややきれい」さを示しました。  特に、一昨年の台風19号で、堤防から溢水した都幾川鞍掛橋・稲荷橋周辺では、東松山県土整備事務所による流下能力向上の為の、河畔林伐採・土砂掘削が進んだために河畔風景が一変し、コロナ禍を避ける為のツーリスト(川越市や志木市など)が多く見られました。 写真1.市野川慈雲寺橋付近のコイ釣り・バス釣り客の中での「採水作業」 写真2.都幾川稲荷橋の河畔林伐採で、ツーリスト・BBQ客が多くなった。 写真3.くらかけ清流の郷(四阿)での水質分析  
 一昨年に新しくできた八ッ場ダムの「あがつま湖」でカヌーが出来るとの参加要請が、比企自然学校の「川の学校」の方々からあり、天候も良い週末の5月28~29日の一泊二日の日程で、カヌー・カヤック5艇を持って待望の湖面ツアーに出かけてきました。 初日28日は、ダム建設後初めて見届けた壮大なダム堤体を見学し、地下3Fまでエレベーターで降りて、久しぶりに巨大な堤体を見学した。堤体の大きさや放水路(量)などは、流石に日本一を誇る「黒四ダム」ほどではなかったが、利根川水系の中での規模は二番目に大きなものでした。翌日29日に日帰り部隊と合流して、3艇のカヌー・2艇のカヤックで湖面に漕ぎ出す前に、茨城から先発したTさんと二人で、右岸側の共同浴場「王湯」で英気を養うことにした。  吾妻渓谷一帯でも、コロナ禍の対策は行われており、男女それぞれの浴場にはMAX10名と限定入浴が徹底されており、人数制限で待たされそうになったが、小型テントと車中泊を決め込んだ2名は、同時入浴することが出来ました。
   5月25日(火)、午後3時より東松山県土整備事務所河川砂防部(永井部長、本間課長・敷樋課長)の出席を戴いて、コロナ禍の影響で事務所2階の大会議室が使用できないので、一階の資料庫空間を用意して戴き開催しました。  参加した協議会委員・会員は9名で、市野川水系の会in滑川町(滑川町)、比企自然学校(東松山市)、NPOまちづくり楽会(東松山市)、水辺観察クラブ(小川町)、武蔵漁協(小川町)、福井工業(有)(吉見町)、いきがい松山29・いきがい大学東松山学園(志木市)に属する協議会会員の皆さんでした。  県側からは、都幾川・市野川等に関する令和3年度事業名(14案件)リストと5万分の1地図上の対象地を示されて、災害復旧事業や緊急浚渫推進事業の説明が行われました。事業リストは、県からの発注物件で「取り扱い注意」になっていますので、このHPには掲載出来ませんが、協議会の皆さんも縁遠い水系地点や市町村管理区間まで、詳細に存じあげていませんので、今後は連携を取り合って活動を進めて下さる様お願い致します。  特に、新会員になられたいきがい松山29・いきがい大学東松山学園の皆さんは比企郡域にお住まいの方は2名だけで、多くの...
 5月1日(土)、午前9時に東松山市葛袋の関越自動車道・都幾川橋の下流に建設されたばかりの矢来堰魚道(プール階段式魚道)の下流にて、相模川で採集された稚アユ(8~10cm級)の標識作業と放流作業を行った。  前日30日に、運搬車で運ばれた稚アユ15kgは、上流の農業堰で取水され水量が少ない中、生け簀に集められていましたが、NPOの呼びかけで比企川協と比企自然学校の10名の会員を加えて、約20数名で標識作業を行なった。  標識作業は、軽く麻酔に浸した稚アユのアブラ鰭(びれ)除去手術であり、例年の荒川秋が瀬堰採集魚(東京湾産)に較べて、相模湾産は約2倍の大きさも加わって、標識作業はスムーズに進みました。前日(30日)に500+α尾を処理放流しており、本日(1日)の1500+α尾を加えて、約2040尾を矢来堰下流から放流したことになります。  秩父地方では、5月1日から鮎釣り解禁(放流魚)となりましたが、入間川や越辺川・都幾川では6月1日からの鮎釣り解禁となりますので、今回の東松山での標識アユが上流の農業用水堰を越えて、嵐山町・ときがわ町・小川町・東秩父村のどこまで遡上・成長するかが、試験採集されることになります。  比企川協会員の中に...
 去る、4月25日(日)の午後より、東松山市民福祉センターの会議室に於いて、第20回の定時総会を無事終了致しました。会員・委員の皆様も高齢化や疾病などで活性化が進まず、加えてコロナ禍の影響でプロジェクトも中止、縮小などが続きましたが、2021年度の定例会合やイベントも【未定】という曖昧さを残した令和3年度の事業計画を承認して頂きました。  新会員として、志木市在住でこれまで都幾川の嵐山~くらかけ清流の郷まで、河川ゴミ拾いを続けてこられた「いきがい松山29」の方々が加わって頂けるということや、リバーライズストン工法(特許)で営業を行っている河川環境開発(株)の若手営業担当者も参加して頂けるという朗報も得られました。  また、今期総会の規約改定により共同代表者として渉外・企画を担当して頂く山本正史さんから、新年度の「武州・入間川プロジェクト」助成事業(金)として、シンポジウム『人が憩える水辺』が開催出来ることが決まりました。これから、期日・会場・演者など、有識者との打合せが控えておりますが、積極的に活動していきたいと思います。  このHPのタイトル「活動報告ー年度報告ー」にも掲載してありますが、以下に【...
 一昨年10月の台風19号によって破壊された、都幾川5.2Kポストの矢来堰の復旧工事は、順調に進んでおり、当協議会主催の第18回河川見学会で露わになっていた、堰本体の復旧も含めて完成形(ボトルユニット工法=袋詰め玉石工)や袋詰根固工の姿を現わすこととなりました。堰本体をカバーする、護床ブロック工は、完全に終了です。   写真-1 全景を現わした、矢来堰と護床ブロック工    右岸側の低水護岸は、荒川上流河川事務所の直轄復旧工事で施工されるものと思うが、用水路呑口に続く左岸側には、新たに維持管理用の階段工も設置されていました。左岸内堤に位置する東松山南中学校側からは、河川敷や矢来堰に降りることが不可能でしたが、魚道のメンテナンスには有意義な、階段となりそうです。  写真-2  プール階段式魚道とメンテナンス用階段  
 令和元年、台風19号の被害を受けた市野川空間整備事業(滑川町)の、蛇行河川復旧工事が県土整備事務所の工事発注(8工区のうち、「市野川掘削工その8」として)によって開始されます。県土整備事務所と工事受注会社(未来都建設(株))を交えて、土砂堆積被害地や樹木枯れ等(ナラ枯れ)を見ながら、県の担当者や工事関係者の方々から、工事計画と、蛇行河川の保全、今後の全体計画などを伺い、地元町民を含めた現場協議を行った(全体人数22名)。 資料1:緊急 第20回河川見学会の案内チラシPDF ⇒ 緊急第20回河川見学会.pdf  その後、羽尾第一集会所に於いて、参加者からの意見提出と蛇行河川存続のための意見交換会を行い、特にB地区の分・合流地区(高橋下)の土砂堆積問題、C地区蛇行河川の埋没と流路阻害の解決策について、多自然川づくりの観点から、順応的管理システムに基づいて、透水性を持つ「ボトルユニット工法=袋詰め玉石工」による固定堰設置(高さ1~1.5m)が検討されることになりました。  今後とも、県土整備事務所河川砂防部との協議を進めることになりました。 写真1.県土整備事務所 敷樋担当課長よりの挨拶と工事箇所等の説明 写真2.B地...
 令和元年10月の台風19号被害は、入間川水系都幾川・越辺川で大きな被害をもたらしましたが、国)荒川上流河川事務所・県・自治体による、迅速な復旧活動や工事によって、緊急対応がなされました。  しかし、荒川本流・入間川水系での本格的な多重防御治水の推進として,概ね5年間で約312億円を計上し、県管理区間も復旧させると報じています。市野川は、荒川本流まで県管理区間となっており、未だに復旧工事は進んでおらず、1年を過ぎたR3年になっても本格的な復旧工事は進んでいません。  この度、東松山県土整備事務所と令和3年4月から、市野川羽尾地区の蛇行河川の土砂堆積、護岸普及、河畔林除伐等を契約した、吉見町の未来都建設(株)の両者による、現場協議と意見交換会の開催要請が、当協議会に有りました。急遽、市野川羽尾地区での市民活動を続けてこられた市野川水系の会イン滑川町の皆さんと、現地確認を行うべく連絡を取り合って、蛇行河川(A-B-C-D地区)の被害地、土砂堆積、倒木状況などを確認しました。  土砂堆積が原因で、B・C地区の蛇行部は完全に疎通能力が無くなっていましたが、併せてB・C区間での、コナラ・クヌギ等のナラ枯れが進行しているこ...
  埼玉県では、令和3年2月13日(土)に「川の再生交流会」の開催を予定し、準備を進めてきましたが、直近の新型コロナウイルス感染症の流行状況を踏まえ、緊急非常事態宣言の下で、交流会の開催は中止となることが決定されました。  当協議会からも、「再生交流会」に参加するため、発表用資料を作成しました。県から取り纏められた「発表資料のページ21、22」に、比企自然学校(川の学校)との協働活動記録を中心に掲載致しましたので、下記PDFをクリックして御覧下さいますようお知らせ致します。   ⇒川の再生交流会2021(資料集).pdf
  一昨年10月の台風19号によって破壊された、都幾川5.2Kポストの矢来堰の復旧工事は、東松山農林振興センターによる工事発注で、堰本体の護床ブロック工の仮工事が終わり、魚道遡上施設(プール階段式魚道)の基礎工事が進んでいることを確認しました。 写真1. 都幾川右岸からの工事現場進入路より、矢来堰復旧工事・魚道施設工事の全景   新型コロナ感染が拡がる埼玉県内の工事現場も、3密避けるかの様に、建設会社 (KK須長建設)の現場社員も3名ほどが、魚道遡上施設の基礎工事の為の型枠サポートの組み立てを行なっており、工事責任者によれば順調に工事を進めているとのことであった(竣工は、2月末頃)。 写真2.プール階段式魚道施設の型枠工事の進捗状況(竣工は、2月末予定)  荒川上流河川事務所の占用期間は、都幾川左岸の用水排水路工事まで、3月末となっていることから、R2年度内には魚道の機能は順調に完成するものと思われました。  
 明けましておめでとうございます。  昨年1年はコロナに明けて、今年もまだ引き継きWithコロナとの戦いが続きそうです。今日(8日)から、「1都3県緊急事態宣言」による1ヶ月間『自粛』が続きますが、川でのイベントも軒並み中止・変更が続いており見通しがつきません。  埼玉県では、令和3年2月13日(土)に「川の再生交流会」の開催を予定し、準備を進めてきましたが、直近の新型コロナウイルス感染症の流行状況を踏まえ、今年度の開催は中止とすることになりました。  交流会の代替として、研究・活動発表に申込みを行なっていた『発表予定資料等を掲載した資料集』を作成し、県ホームページへの掲載及び川の国応援団登録団体への送付を行うことになりました。  資料のタイトルは、比企の川づくり協議会と自然学校で行なってきた協働活動の事例報告として、以下の様に取り纏めました(県指定のA4サイズー2ページ)。  事例報告『共に協力して活動する、市民による「川の環境回復と環境学習」』                   ⇒ 提出資料A-4 2ページ.pdf  ▲ふれあい市野川クリーアップ作戦も写真のように、過密を回避して、堤防・水上からのゴミ拾...
 市立新宿小学校では、豊かな自然に囲まれているわりには、児童の実態として、自然に対する興味・関心が高い状況ではない。子供達が地域の自然環境について学ぶことにより、自然や生き物を大切にする豊かな心が育つことを期して、2009(H.21)年より毎年学校近隣を流れる市野川にて、4・5・6 年生の高学年で環境学習をおこなってきた。R1年には、市教育委員会より、「学校特殊化支援事業」~学校応援団による環境学習支援~と認定を受け、施設・設備・運営などの支援を受けました。     今 年度は、コロナ感染拡大予防(3 密)に最大の注意を払いながら、3 年前から東松山自然倶楽部の協力を得て実施してきた、「市野川周辺(水辺・林縁・住宅地等)の冬鳥、水鳥のバードウォッチング」を挙行し、身近な野生生物の分類や生態、保護・啓蒙普及を継続出来るよう、学校・倶楽部側と打合せを行ないました。 写真1と2:7日(月)にPPTによる事前レクチャー(東松山自然観察会の支援)  以下のことを中心に講義を行った。 1:鳥のことをもっと知ろう。2:鳥ってどんな生きもの。3:いろいろな形のくちばし。4.身近な鳥たちー基本の5 種を覚えよう。5:夏だけに見られ...
  筑波大学大学院 生命環境科学研究科(地球科学専攻 地誌学分野 2年)の小原悠太さん(春日部市在住)から、事務局宛にメールを戴き、「河川環境保全に携わる市民団体の分布と係わり」というテーマで研究を行うに当たり、ヒアリングに応じてもらいたいとの打診を受けました。   自然学校の櫻井代表と連絡を取り合い、3連休の最後の23日(月)13:00より、自然学校の畳の間にて、PPTを使用しながら、面談とヒアリング応対を行なうことになった。  写真1.里山センター応接室(畳の間)にて、小原さん(左端)からのヒアリングに応対する皆さん    小原さんに応対する4人は、櫻井さん・尾崎さん・田中さん・渡辺さんの4人で、3時間に亘って、荒川流域における市民活動の波及の流れ、及び市民団体の連携構造(団体同士のネットワークや協議会など)の特色を述べて、それらを踏まえて、今後の市民による河川環境の維持管理の可能性について率直な意見を述べておきました(修士論文として取り纏める)。   写真2.卒論作成協力を終えて、センター玄関前にてスナップ写真(真ん中が小原さん)   全国的に新型コロナウィルス感染の第3波が拡大する中、質疑・説明するにも、マス...
 11月14日(埼玉県民の日)、恒例の「第 17 回ふれあい市野川クリーアップ作戦」に参加しました。毎年6~700人強で行なわれてきましたが、今年度は新型コ ロナウィルス発生のため県土整備事務所・県環境環事務所・自治会・小中学生などを除き、「3密」を徹底するため作戦規模を大幅に縮小して、130人程度で開催されました。  当協議会は、ふれあい事業として毎年「市野川の生き物採集・展示」に参加を続けてきましたが、環境省・埼玉県が県下全域で「一斉ごみ拾いキャンペーン」を始めたことに呼応し、川の国応援団の一員として「埼玉県プラごみゼロウィーク」 ※に登録を行ないました。   これまで、様々なイベント、ボランティアで協力、協働を共にしてきた比企自然学校「川の学校」の皆さんとの協議の上、市野川に於いても里地・川・海を連続的に連なる「川のプラごみ」の除去を、水面・船上から行ない、よりよい川づくり・地域づくりとすることに賛同し、参加して頂きました。 ※埼玉県プラごみゼロウィーク  ↓            https://www.pref.saitama.lg.jp/a0507/saitama-puragomi-zero-week.html    写真1:船着き場(右岸河川敷)に到着した、カヌー2艇、カヤッ...
   11月7日(土)、東松山市高坂丘陵市民活動センターに於いて、ホタルと生物多様性についてシンポジウムが開催されました。主催は、比企自然学校代表を兼ねる「丘陵ホタルを守る会」(代表:櫻井行雄さん)によって行なわれました。 写真1.ホタルと生物多様性の未来を考えるシンポジウムの開催PPT  会場でのシンポジウムと公園内踏査は、「守る会」のホタル保全・保護活動が(公財)日本生態系協会と(一社)関東地域づくり協会が公募して、「関東・水と緑のネットワーク選定団体及び選定地」となったことにより、協会からの支援で開催されたものでした。 写真2.櫻井会長による生態系ピラミッド・ホタル飛翔頭数など、各種調査結果の説明  協会事務局員、東松山市環境・公園担当者、市会議員等など16名が参加し、櫻井会長からのPPTによる、経緯・生物多様性保全活動域・生態系ピラミッド・ホタル飛翔頭数・活動課題などが説明、紹介されました。   写真3.松風公園内の、石積み三面張り水路(ホタルの幼虫移動には無理がある?!)   写真4.沼地(呉器沼)・菖蒲田(キショウブの繁茂地)の見学と説明  一通りの公園内呉器沼、菖蒲田の水棲生物説明が終...
 全国各地で大きな爪跡を残した、昨年R元年の台風19号被害を被って1年を経過し、尚かつコロナ禍も加わって、自治体や市民団体のイベント開催は事毎に、中止・縮小を余儀なくされてきました。  比企地方でも、8月の花火大会や11月のスリーデー・マーチは、台風被害地の堤防を利用することもあり、中止・延期は仕方ないことと思われます。隣りの熊谷市でも、毎年高まる防災への意識から、様々な市民活動の分野や立場を超えて、何をすべきか一歩でも進めるための交流会へ、ゲスト参加をしてきました。当日の配付資料は、以下の★印に添付してあります。 【事例報告・情報共有】 1. 比企の川づくり協議会(渡辺仁さん) 埼玉県内でも大きな被害があった東松山地域の状況、現在の復旧状況。 ZOOMによる、オンライン会議参加者も見られました。  ★会議参加者への配付資料PDF ⇒ 熊環連配付資料14ページ.pdf   2. 気象予報士(山下紀夫さん) 熊谷や他地域の事例解説から、災害時に活用できるハザードマップ作りへヒント出し。   3. 中西地区防災士(代 正人さん) 熊谷で唯一、自主防災組織が作成した防災計画の紹介と、平時の取組みと意見交換会。
 表題のキャンペーンが開始されて8月22日で、丁度1ヶ月となり、子供達が夏期休暇の真っ最中の中で、昨年の19号台風で完全破壊されたくらかけ清流の郷へ訪れてみました。都幾川右岸木立の中のBBQ会場も、営業オープンされていましたが、3テーブルぐらい。また、左岸の河原の人ごみも、過密を避けるディスタンスをとっているためか、毎年の混雑時の3割ぐらいの川遊びする人混み(40名?)であった。それでも、清流の郷運営の方々には、喜びの笑顔が満ちていた。   写真1.くらかけ清流の郷に集まった人混み  我ら、川遊びを待ちかねた大人・オジサン達(比企自然学校主催:カヌー教室9人)は、鞍掛堰の上流散策路の船だまりに7艇のカヌー、カヤックを持ち込み、半日を思い思いの水上漕艇に楽しんだ。比企自然学校手製のカナディアンカヌーや、渡良瀬遊水池から持ち込まれた修繕カヌーや、カヤックと手製の箱船?なども混じって、試運転・テスト漕艇を半日続けていました。 写真2.カヌー教室の呼びかけに、集められた新・旧カヌー、カヤック、箱船(?) 写真3.ソーシャルディスタンス(?)を保つ、カヌー群と箱船(?)  渡良瀬遊水池セーリングクラブか...
  埼玉県も8月4日(火)に漸く梅雨が晴れて、各自宅にも洗濯物が多く見られるようになってきました。比企郡内小・中学校の義務教育課程では、新型コロナウィルス感染防止のため、夏期休暇も変則スケジュールとなり、8月1日(土)~23日(日)までと3週間の休暇となった。いつもの年とは違い、2週間ぐらい夏期休暇が短縮して、春先に臨時休暇(校)した分の「学習遅れ」を取り戻そうという計画らしい。 写真-1 ときがわ町 花菖蒲園の都幾川での調査地点(大人9名、子供3名)  私達、社会人の「川づくりイベント」や「水環境・生きもの調査など」も軒並みスケジュール変更をせざるを得ず、様々な環境学習が中止・予定変更を余儀なくされてしまいました。都幾川で毎年行なわれる、市民・子供達に解放された生きもの調査としては、ときがわ町花菖蒲園横の「都幾川生きもの調べ」(もりんど主催)や「越辺川・都幾川生きもの調査」(NPO荒川ネットワーク主催)などが頑張ってきましたが、今年は大勢の子供達を集めて生きもの調査を進めることが出来ませんでした。 写真ー2  全員で集められた、水棲昆虫・魚類など(種類数は非常に少ない) 写真ー3 生きもの調査結果(...
比企郡内の小中学校は、一斉休校を終えて7月より再開されたが、授業などの遅れを取り戻すために、これまでの野外での環境学習やイベントは、極力短縮・延期などが行なわれました。東松山市内の新宿小学校でも、恒例の6年生(生き物調査・水質テスト)、4年生(市野川探検・川遊び等)の野外学習・環境学習が、全て中止となりました。 写真-1. 5年生と6年生高学年の「飼育委員会の会議」風景(市立新宿小学校)   写真-2. 飼育しているウサギ、カメを相棒にして、テレビ会議用の撮影(敢えてマスクを外した)  加えて、九州熊本県を流れる球磨川の増水・大氾濫をもたらした異常な梅雨前線もあって、市野川の現地学習は中止に追い込まれて、テレワークでの「市野川学習」を行ないました。また、魚類・は虫類(カメ)・ウサギなどを飼育(エサやり)しているクラブ活動(5,6年生)も、委員会方式で活動報告などを行なっていますが、全て浮き足立っているような活動になっているようだ。 夏休みも、国内の感染者推移によって、各県レベルで異なってきており、埼玉県では8月1日~30日までの1ヶ月に短縮された模様です。先生方も、政府や1都3県の首長との緊急政策の食い違...
 梅雨時真っ只中の7月4日(土)の薄曇りの中、比企自然学校主催の「カヌーツーリング」に参加してきました。   図ー開催場所の案内図(入間川、狭山市上奥富地区など)など⇒カヌーツーリング案内図.pdf  開催場所は添付資料に示すとおり、荒川の有力な支川(入間川)の中心部(狭山市)河川敷き中央公園の左岸に駐車し、9名のオジサン達参加者が、4艇のカヌー・カヤックを漕艇するイベントとなりました。 写真1。自然学校主催のツアーに参加したメンバー(入間川右岸河川敷   活発な線上降雨帯(梅雨前線)は、九州・熊本の球磨川には大きな被害を起こして、コロナ警戒に加えて自然災害(水害・山津波)のダブル・トリプルピンチをもたらしている中でのツーリングでもあるが、つかの間の晴れ間に多くの老若男女が河川公園に集まっていました。 写真2.増水して左岸河原が無く、入間川に直接接岸。遠方は、子供達のカヌースクール。   カヌー訓練は、私達オジサン達だけではなく、数10人の子供達のクラブ活動もフェース・シールド(アクリル製)でコロナ感染防止策を徹底して先週に励んでいたのには、我ら都幾川・越辺川の様子とは格段の差異を感じさせられる風...
 新型コロナウィルス感染が全国的進行する中で、今年度も全国一斉の水質調査が呼びかけられました(当協議会は、NPO荒川流域ネットワークを窓口としています。) 当協議会は、比企郡内を貫流する市野川・滑川・都幾川の東松山市内を中心として、10カ所の定点採水・分析を担当して参りましたが、基準日(6月7日)に実施することは困難であったために、3週間遅れの27日(土)に実施することが出来ました。 写真1.国道407号 市野川天神橋下流地点での採水作業 写真2.都幾川鞍掛橋下流 「くらかけ清流の郷・飛び石」での採水作業 写真3.くらかけ清流の郷 四阿テーブルでのCOD、ECの分析作業   当日は、梅雨入り前線のど真ん中でもあり、コロナウィルス感染を避けて参加者が限定されたため、採水・分析とも比企自然学校との協働で実施致しました。都幾川や市野川に関する夏~秋季の期間イベントは(花火、スリーデーマーチ、ふれあい市野川等)、殆どが中止宣言を余儀なくされており、特に19号台風被害の激しかった都幾川の復旧工事はまだ継続している箇所も見られました。  長期的な、「3密自粛要請」が続いていたため、その解除後には近隣の大...
 昨年10月12~13日の台風19号によって破壊された、都幾川5.2Kポストの矢来堰の復旧工事は、堰本体の護床ブロック工が終えて、渇水期11月より開始される魚道工事を待つのみになってきた。工事担当の東松山農林振興センター農村整備部の担当課長の話では、竣工予定は2021年の6月頃ということであった。 埼玉県の「はつらつプロジェクト」の一環で建設された、都幾川下流の出丸堰・中山堰の2つの魚道から、魚類(天然アユなど)や生きものが遡上可能となる重要な経由地点であるため、繰り返し洪水被害が行なわれた堰堤補強と魚類遡上施設(プール階段式魚道)を整備する為の工事です。特に、堰本体はカゴマット本体のみの構造であった為に度々洪水被害を受けてきたので、落差4mの堰堤をコンクリートブロックで護床する工事計画になった様です。 写真1.台風19号による、矢来堰堤の一部決壊と数カ所の被害箇所(左:下流←右:上流、後方は関越自動車道の橋梁)。 写真2.矢来堰堤補強工事(護床ブロック)の現況と魚道設置予定箇所(左岸側にプール階段式魚道整備、落差4.0m)。
  新型コロナウィルス感染拡大防止の「緊急事態宣言」を解除してから、1週間を経過することとなりましたが、同時に埼玉県の感染者は、1000人(新聞では、1002人)のオーダーを越してしまった。全国自治体でも、北海道に次いで5番目の多さであり、2次感染の急増(クラスター感染)を警戒しながらも、仲間達も幾分解放感を味わうべく、比企自然学校の呼びかけに応じて、5月30日(土)午前中に、都幾川くらかけ清流の郷でのカヌー・セーリングに参加してきました。 昨秋の台風19号により、BBQ施設や護岸決壊、大規模な流木堆積と土砂だまりにより、毎年実施してきた東松山市役所環境産業部の夏イベント「あつまれ!くらかけっこ!」や「川あそび、生きもの調査」の再開可能を事前調査する目的で、70歳代を前後するオジサン達6名が、4台のカヌーやカヤックを持ち出して親水護岸にある雁木(カヌー着岸階段)に集まった。   地形図(国土地理院地図より、50mメッシュ図に変換)   写真1.鞍掛堰下流風景と、土砂堆積・河畔林を撤去した現状河況(下流の「飛び石」も再現しています!)   写真2.親水護岸の雁木(船だまり)に着岸したカヌーなど4艘   写真3.オジサン達が...
本ホームページの移設がほぼ完了しましたので公開しました。アドレスは http://hikinokawa.hikieco.net/ から https://hikinokawa.hikiws.com/ になりました。 2020/5/17 18:20 システム管理者
本ホームページを以下のように移設作業中です。 設置サーバーの変更とそれに伴うデータ・プログラムの移行。 本ホームページの作成・運用に利用してるシステムのメジャーバージョンアップ(Ver.2からVer.3) 現在は基本データとプログラムの移設が終わり、以下の作業予定です。 プログラムの動作チェック リンク切れチェック 一部添付の修正 システム管理者 2020.05.09(土)
 台風19号の洪水流は、越辺川・都幾川に多大の被害を与えましたが、農林漁業施設にも多くの傷跡を残しました。 特に、埼玉県土整備部と農林部が推進してきた「はつらつプロジェクト」での、入間川水系での魚道整備にも影響を及ぼしたので、東松山農林振興センターが担当する「矢来堰魚類遡上施設」の工程計画が、見直されることになりました。当初計画では、R元年11月頃に着工する計画であった、矢来堰本体の破壊と右岸側低水護岸が決壊し、国と埼玉県が河川協議した結果、着工と竣工をほぼ1年遅れとして見直しを行なったためです。 東松山農林振興センター農村整備部の平野担当課長と斉藤担当技師から、NPO荒川流域NETの鈴木勝行代表と比企の川づくり協議会の渡辺代表が、被害前と被害後の現場写真等を示され、R2年11月以降の渇水期に着工する工事計画等の説明を受けました。竣工は、R3年の春頃となり当初計画から丁度1年遅れになることを説明されました。 写真1.農林振興センター会議室にて、矢来堰魚類遡上施設・堰堤補強計画図の協議風景(この頃、マスクは必携です)写真2.矢来堰魚類遡上施設・堰堤補強計画平面図(S=1:400)  今年度のNPO荒川流域NETの事業...
 武州ガス株式会社と国土交通省荒川上流河川事務所が後援し、(公財)埼玉県生態系保護協会が主催する「武州・入間川プロジェクト」の助成活動事業に応募し、令和元年台風19号被害地を含む「第19回河川見学会、水害シンポジウム」(2020.2.22)を実施した報告を、4枚のパネルに表示して、市民公開(展示)を行なってきました。 川越アトレ(百貨店)の6階展示場の広報活動に応募した団体は今年も約10団体で、3月2日(月)~8日(日)の1週間、比企の川づくり協議会の活動も、台風被害現況・復旧活動・市民見学会などの現場写真として紹介されました。写真1.武州・入間川プロジェクト活動助成事業 展示会(川越アトレ6階展示場にて)写真2.比企の川づくり協議会の「第19回河川見学会・水害シンポジウム」の活動報告(パネル4枚)
 令和元年台風19号被害地を、3箇所ほど「河川見学」しながら、未だ災害ゴミ撤去など行なっている被災地復旧現場と、継続している公共事業等の見通しを、行政担当者(国・県・市)から被害説明して頂き、市民側が意見を述べ合う「水害シンポジウム」を実施しました。 「午前の(現地)見学会」~「午後のシンポジウム」へ、併せて約70名もの参加者が集まってくれました。新コロナ・ウィルスの感染ニュースが拡がる中での、集会を伴う見学・シンポでもあったので、会場には「泡だちソープ」などを用意し、マスク・うがいなどを自主的に行なって頂きました。★参考資料1(災害発生時の市役所速報ー令和元年10月17日ー)⇒東松山市報告.pdf写真1.見学会・シンポジウムの主催者の挨拶(比企の川づくり協議会)(於:唐子市民活動センター2階 大会議室)写真2.県土整備事務所 河川砂防部よりの現場説明(都幾川 稲荷橋上流  河畔林伐採、河道掘削工事)写真3.市役所環境産業部よりの現場説明(被災した、くらかけ清流の郷)写真4.国土交通省 荒川上流河川事務所よりの都幾川決壊地 現場説明(早俣地区)写真5.関東地方整備局の「緊急治水対策プロジェクト」の対策方針...
 2月16日(土)10時~12時に、東松山環境基本計画市民推進委員会の主催(環境保全課共催)で、令和元年度第1回・環境学習会が、市役所総合会館304会議室に於いて開催され、約60名の参加者によって環境問題への認識を深めました。 第1回目のテーマは、『日本の森林の現状を知り、今後の保全を考える』ということで、公益財団法人さいたま緑のトラスト協会理事長=太田猛彦東大名誉教授による講演を行なって頂きました。緑に関わる交流団体の比企自然学校や市民の森保全クラブでは、市内高坂丘陵地の樹林地で、樹木の伐採や薪割りや駒うちに勢を出し、地区の(耕作放棄地)農業や(里山)雑木林の保全に尽力している関係上、多くの市民活動の方々が聴講されていました。写真-1 開会の挨拶を行なう市民の森保全クラブの稲田さん写真-2 講演者(太田名誉教授)のPPT講義に聴講する参加者
 今年度は、「川の国埼玉からプラスチックごみゼロへ」を全体テーマとし、東京理科大学教授の二瓶泰雄氏によるマイクロプラスチックについての講演や、川の国応援団の活動発表が行われました。当協議会と比企自然学校からは4名の参加者があり、第3部会では第1分科会 「文化(舟運)」と第6分科会「川と水害」に分かれて参加しました。(全参加者数は、約700人) 環境部長の開会/主催者挨拶の後に、基調講演として東京理科大学理工学部土木工学科教授二瓶泰雄氏より、「陸域~河川~海域のマイクロプラスチックの動態」の報告があり、活動発表として草加市カヌー協会草加パドラーズより「プラスチックごみへの取組と学生との協働」の実施状況が、PPTでスクーリン講演されました。写真1.二瓶泰雄教授によるマイクロプラスチックの動態、基調講演 午後のポスターセッションには、比企自然学校の桜井代表と安東さんによる質問・意見交換に立ち会って頂き、森の学校(広葉樹伐と薪製造)や川の学校(カヌーの製造販売等)の売り込みも行って頂きました。写真2.比企自然学校による、ポスターセッションでの活動 分科会では、都幾川・越辺川合流地点で直近19号台風で...
令和元年度の河川見学会(イベント)の当初計画としては、東松山県土整備事務所の河川砂防部が整備する『都幾川神戸橋周辺の河畔林伐採・河道掘削事業』を挙げておりましたが、昨年10月の台風19号による「洪水氾濫と浸水被害の拡大」によって、長引く復旧工事等が落ち着くまで延びのびになっておりました。国・県・市の関係機関への後援・協力依頼や打ち合わせにより、何とか第19回目の「河川見学会」を「水害シンポジウム」と併せて実施することになりました。山本運営委員を窓口とした「2019年度、武州・入間川プロジェクト」の活動助成事業として行われることになりましたので、添付チラシ(PDF)を御覧下さるようお願い致します。◆「比企自然学校」の皆さんによる災害ゴミ搬出作業 in東松山市早俣地区(軽トラ3台によるボランティア)◆河川見学会・シンポジウム案内チラシ⇒河川見学会・水害シンポジウム最終版.pdf 約6週間後の寒さが残る「立春」後に開催となりますが、会場案内・現場視察など会員各位からの協働作業を得ながら、新たな水害シンポジウムも成功させたいと思いますので、多くの方をお誘い頂きご参加下さるようお願い致します。           ...
 12月16日~17日(火)の2日間に、さいたま新都心合同庁舎2号館 5階会議室に於いて、全国多自然川づくり会議が実施され、当協議会からも3名の参加者が出席して聴講しました。表1.令和元年度 全国多自然川づくり会議事務連絡⇒ 01_事務連絡(開催案内).pdf表2.全国多自然川づくり会議 発表事例⇒ https://www.mlit.go.jp/river/kankyo/main/kankyou/tashizen/pdf/R1_jireiitirann.pdf 写真1.国土交通省 水管理・国土保全局 舟橋調整官からの開会の挨拶 参加者は、全国の国土交通省地方整備局・出先事務所や国土技術政策総合研究所・土木研究所、各県の土木やダム建設事務所からの、技術発表者など約200人であり、約30編の技術発表がパワーポイントを使用して行われました。写真2.直近の課題でもある「災害復旧助成事業における多自然川づくり」(山口県土木建築部河川課)の発表事例 東松山市・比企郡での19号台風被害地も多く参考になる川づくり事例であり、行政官庁の技術者に紹介したい内容であった。
  市立新宿小学校の環境学習として、5年生全員による野鳥観察会が、12月2日(校内レクチャー)と5日(市野川堤防・河川敷の野外観察)、東松山自然観察倶楽部の協力によって、実施されました。東松山市教育委員会による「小・中学校特殊化推進事業指定」を受けて、新宿小学校が若干の予算給付対象にもなっている環境学習です。  5日10時より、校庭に集まった67人(2組)は、自然観察倶楽部の金子さん・池田さんから、小型(8倍)双眼鏡の扱い方を学び、太陽をのぞく等の注意・禁止事項を受けて、各自、胸に出現種を記録する画板をぶら下げて、小学校の周りのヒヨドリ、スズメ、ムクドリなどを観察しながら、市野川橋上流の堤防右岸側を滑川合流点まで、歩きながら観察会を行った。 ・住宅街、郊外の生垣(ピラカンサスなど)、果樹(柿、ミカン、キンカン)には、主にヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、キジバトなどが飛翔しているのが観察された。ハシボソカラスも電線上に観察された。典型的な郊外型の出現種類であるが、ムクドリ(30~100羽ぐらい)は大群を成して、田園の稲穂や公園の芝に群がっているようだ。・市野川堤防上 水鳥の代表種である、カモ類・...
 台風19号による堤防決壊の原因は、「荒川水系越辺川・都幾川堤防調査委員会」の第2回委員会(17日開催)によって、東松山市から川越市にかけての3箇所の決壊原因は、大雨による「越水破壊」によるものと断定されました。1.東京新聞が報じる記事内容2.国土交通省関東地方整備局河川部のホームページに掲載された、越辺川・都幾川(3箇所)の決壊原因の報告 ■令和元年台風第19号、関東地方整備局の災害への取り組みhttp://www.ktr.mlit.go.jp/bousai/bousai00000216.html  ■第2回荒川水系越辺川・都幾川堤防調査委員会「詳細報告」http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000761669.pdf
  今日で1ヵ月を経過した甚大な被害をもたらした台風19号は、比企地方・川越にも大きな傷跡を残して、未だ復旧出来ていない被災地が多いと報じられている。 市野川水系は、大きな被害が無かったので、越辺川・都幾川水系での被害箇所の緊急スナップを撮りました。広範囲な被害地区の中で非常に局所的ですが、国土交通省関東地整局がホームページ等に発表されている決壊箇所の被災状況・緊急復旧写真などが公表されましたので、現状把握のため掲載しておくことにします。★都幾川「くらかけ清流の郷」の無残な被災状況(通行不能、だが我々の立看板だけは残った!!)1.空中写真による越辺川・都幾川の被害状況⇒東松山市・川越市 被害空中写真.pdf2.鞍掛橋の右岸・左岸の被害写真(撮影日時は異なる)⇒都幾川くらかけ橋・BBQ会場の台風・洪水被害写真.pdf3.農林振興センターの「はつらつプロジェクト(魚道整備)」予定箇所⇒矢来堰の被害状況11.2.pdf
 2019年6月末までに経済産業省に事業計画認定された太陽光発電施設数は、東松山市と比企郡地域だけで1700件近くもあり、丘陵地の森林や里山の緑がなくなり、ソーラーパネルだらけになる風景や河岸を想像し、「再生可能エネルギー社会の課題と自然保護」の講演会に参加してきました。 主催者は、「比企の太陽光発電を考える会」で、共催者は「埼玉県生態系保護協会 東松山・鳩山・滑川支部」・「NPO法人はとやま環境フォーラム」によって開催されており、会場の鳩山町・今宿コミュニティーセンターには、約80人の参加者がありました。講演者の飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所 所長)の熱心な「自然環境との共生の在り方」が強調され、これからのエネルギーのことを地球的規模で未来を見据えて考えるよう強調されていました。講演案内チラシPDF⇒比企の太陽光発電を考える講演会.pdf写真:鳩山町・今宿コミュニティセンター会場での講演会風景
 多くの死亡者と、比企地方でも甚大な被害をもたらした台風19号襲来の一週間後(10月20日 日曜)、滑川町の国営森林公園内にて、今年も「ぬま祭り」が実施され、比企自然学校への委託があり、当協議会からも協力参加しました。台風の影響もあるのだろう、イベント開始直前に胴長靴の人たちが入れるくらいに沼の水位が下がった。参加者が少ないようで、それにも増して歓声の少なさから獲れるウナギなども極力少なく、例年に較べ低調に終わった。写真1。写真1:滑川町で古くから、行われてきた「沼」でのウナギ、コイ等の四ツ手網による漁法。(中央では、菅笠・褌男も頑張っている!) 昨日から、依頼を受けてモンドリ網4基で採捕した魚類、水棲生物の種類も少なく、モツゴ(クチボソ)が殆どで、10匹に満たないアメリカザリガニ、ヌマエビ、ウシガエルなどが採捕され、祭りに参加した親子にミニ水族館を展示しました(これも例年より、少な目。写真2)。写真2.ミニ水族館前に生き物を見学している親子たち小学生以下先着50名の受付で特設プールで5分間のウナギ掴み取りが行われた(写真3)。1匹獲った子は外に出るということで、獲れなかった子たちにはアシス...
 10月12日(土)の深夜まで続いた台風19号の豪雨・暴風は、関東・東北地方での大きな被害をもたらし、1週間経た18日(金)までに、死者77名、行方不明9人を出す大きな災害となった。埼玉県では、東松山市・坂戸市・川越市を流下する都幾川・越辺川での、堤防決壊・宅地浸水が続出して、多くの被災者を生ずることとなり、死者2名と避難生活者158人を数えることとなった。 当協議会が、これまで数多くの活動を実施してきた市野川と都幾川の、洪水到達時から半日遅れではあるが、浸水や流木などで交通規制や通行不可能な道路を走らせ、真新しい洪水痕跡を概査したので、広範な被害地域の部分的・局所的ではあるが急ぎ報告致します。写真1.市野川(東松山市内・県管理区間)は決壊・越流の痕跡は見られず、吉見百穴前の、滑川との合流地点でも洪水痕跡では堤防端場まで1.4mほどの余裕高が確認されました。約30年前に、内水氾濫をきたした407号沿いの山崎町では、何らの浸水報告はありませんでした。夜間に続いた消防広報車の避難指示発令により、多くの住民は新明小学校など避難したとのことです。(筆者は、市野川流域ハザードマップ浸水区域に住んでい...
■比企自然学校のカヌー工房設立のいきさつは? カヌーを自分たちの手で作って楽しもうと、比企自然学校里山センターに「カヌー工房」が1年ぐらい前に立ち上がりました。どうしても艇数が足りないカヌーツーリング。埼玉県環境部「川の国応援団」から借りることができるが、申請から借用まで膨大な労力と時間を要する。結局、アウトドアと結びつけるにはカナディアンカヌーが王道だろうという判断で、自分たちで作れる「ストリッププランキング工法」による自主制作をはじめました。■2艇目のカヌーの製造と完成 9月30日には、櫻井代表による企画・設計と会員による細かい製造・仕上げなどもあり、2艇目の建造も何とか終えるということで、工房の見学を行ってきました。西川杉材による、地元木材を多用しており、見るからに「東松山製」というシロモノでした。 寸法は、全長4.42m、最大全幅0.91m、最大積載量240Kg、重量31Kgの「3人乗り」の堂々としたホンモノであり、製造・販売も可能とするものでした。写真1.完成真近なカナディアンカヌー仕上げ工程(2号艇の最終仕上げ、9月30日)■10月5日(土)、名勝玉淀(県立鉢形城公園)にて進水式、...
 夏休みも残り少なくなり、北九州地区の豪雨災害が続く中、ラッキーな好天日8月29日(木)に、東松山市環境保全課主催の親子体験教室が行われた。集まった親子30組。第一部は鞍掛山散策で鞍掛山(里山)の植物観察と展望台からの双眼鏡などによる景観観察。その後第二部として川の生物観察と川遊びが行われた。写真1:森田市長の開会挨拶 開会式では森田市長の挨拶が行われ、スタッフの紹介や諸注意事項などの話があり、ラジオ体操の後、スタートしました。サポートスタッフは東松山市環境基本計画市民プロジェクトメンバーとそれに学生ボランティア。市民プロジェクトからは、取りまとめ(統括)の比企の川づくり協議会と市民の森保全クラブ(里山担当)、比企自然学校(水辺担当)。親水護岸の横の岸壁にはイワタバコの紫の花がちょうど見頃。みんな止まって説明を聞いているようだが、理解してくれたかな?後ろの方では遊歩道が狭いので近づけないのでどうだっただろうか?写真2:鞍掛山展望広場からの景観・眺望観察(グーグル画像の張り合わせ写真で地物との照合)都幾川右岸にある神戸用水の取水口(標高35m)、都幾川右岸の親水護岸から山頂(標高83m)の鞍掛...
  8月28日(水)14時~、東松山市総合会館3階の会議室に於いて、東松山市環境産業部農政課主催の「矢来堰魚道建設工事」の第2回検討会議が実施されました。写真1.東松山市役所総合会館3階 会議室にて 第2回検討会 実施設計前の第1回検討会は、H31年2月6日に行われましたが、今回は市内下青鳥地内に位置する「矢来堰魚類遡上施設工事(魚道)と堰堤補強工事」の詳細計画が、東松山農林振興センターより提示され、複雑な①河道全体計画、②プール階段式魚類遡上施設、③堰堤補強施設の3面の計画平面図をもって説明がなされました。資料1.第2回東松山地域検討会 議事資料PDF・・・①はつらつプロジェクト 東松山地区検討会.pdf約3年の一度の洪水で数度に亘り破壊された、蛇かご・矢板補強構造の矢来堰は入間川で設置された6基の魚道とは構造的に異なるため、強度計算や遡上効果予測などは一向に分からないままである。工事計画では、国)荒川上流河川事務所への工事許可申請は提出済みなので、許可が下りた後、秋頃から工事に着手してR2年度3月末には、竣工予定との説明がありました(どれだけ工事が延びるかの説明は、無かったが・・・)。資料...
8月3日(土)、ときがわ町玉川の「花菖蒲園」の対岸の河原にて、大人・子どもが参加して川あそびと生き物採集など環境学習が実施されました。 主催は、地元のNPO団体:もりんどで、当協議会から5名の協力者を加えて、約40名の親子達で実施されました。午前9時から、主催者代表のもりんど会長の山本さんからご挨拶と楽しい半日のスケジュールと環境学習などの説明があり、ライフジャケットの正しいつけ方や、河畔で生き物採集する(ガサガサ採集)時の注意事項が述べられ、履物やサンダルの注意事項が述べられました。 上流区域の清流に特徴的な、サワガニや水生昆虫(サナエトンボ、イトトンボ、コオイムシ等)、ハゼ、ハヤ等が多く採捕されて、子ども達は大喜びでした(写真1&2.参照)。当日は、関東地方の梅雨明け宣言にも恵まれて、都幾川の上~中流域の蛇行部分にての川遊びも加わって、「河童」に戻った子供・親御さん達は大いにふるさとの河原で、楽しい半日を過ごすことができました(写真3.参照)。   写真1.都幾川の水辺でのガサガサ生き物採捕  写真2.採捕された、「生き物」の同定・展示版  写真3.蛇行河川部での楽しい「親子川あそび」...
 7月15日(祝日、海の日)、比企自然学校が主催するカヌーツーリングに参加しました。参加者は4名で、長引く雨降りの中でしたので、荒川本流の水面は上昇し流速も早く(推定、5~7m/sec)、有料駐車場の河岸から製作したばかりのカナディアンカヌー(西川材・檜製)とタンデムカヤックの2艇で、上流の玉淀大橋(国道254号)を越すのに結構時間がかかりました(方向が定まらないケースがあったりして…)。写真1.玉淀大橋上流にたどり着いたカナディアンカヌー(右:木製手作り)とタンデムカヤック(左)  一方、川下りは水面に顔を出す岩場で、時々方向を注意するだけで、気持ち良く流れていきました。参加者は、65歳~72歳のおっさん達なので、川昇り・下りで一汗かいた後は、テーブルと椅子を河原に持ち出してティータイム。川談義とよもやま話で、しばしのクールダウンしましたが、降雨はなく気持ちの良い一時を過ごしました。写真2.川下りでスピードを出す、カナディアンカヌー 「海の日」ができて、「山の日」もできたのだから、次は「川の日」が必要だろうというのが、参加者からの意見でした。川の国を標榜する埼玉県なのだから、県の行政的手腕を...
 7月4日(木)の南九州(鹿児島・宮崎県)豪雨災害が報道される中、関東地方も強い降雨がありましたが翌日5日(金)には小降りとなり、新宿小学校の「市野川の生き物調査や水質判定―環境学習―」が、河川敷を校内体育館と場所を変えて実施されました。 環境学習を支援し参加した協議会会員は5名で、水浸しになった市野川河川敷から3日に仕掛けた「採捕網」4つを引き上げ、大型の魚類(ナマズ、ウナギ、カムルチー等)・は虫類(ミシシッピーアカミミガメ)・甲殻類(テナガエビ、モクズガニ等)を採捕し、軽トラのタンクやボックスに収納し、体育館に設置した4つの水槽に移動展示した。写真-1.河川敷での生き物採捕と軽トラによる運搬予め、県土整備事務所発刊・当協議会編集の「比企の川 生き物図鑑」を3クラス約70名の児童達に配布しているので、図鑑と生き物とを見比べながら、展示された生き物の名前を確認していました。写真-2.体育館内に設置した水槽での生き物観察(図鑑での同定)業間休みを入れて、2日前に市野川、滑川、都幾川で採水した河川水の水質パックテストを全員で実施した。3組を6グループに分けて、それぞれのグループで3河川のCODを...
 6月24日(月)、埼玉県内の個人・団体で唯一の令和年度表彰状を授与されたことに配慮して、東松山市環境産業部環境保全課(落合課長)でお膳立てして頂いた、森田光一東松山市長へ表敬訪問・報告を行ってきました。 東松山市の市民環境プロジェクト・推進委員として10年以上のお付き合いを行ってきており、H25年度からは「環境学習」として、5年間ほど予算措置をして頂いたことも含めて、森田市長には関係機関・関係の皆様からのご支援の成果であることをお伝えしておきました。 近年の中・小河川での異常水位上昇や出水(内水氾濫)にも話が及び、ハザードマップ等の周知徹底や避難訓練の計画や充実などにも話題が及びました。写真1.環境大臣表彰状授与の森田東松山市長報告(中央の無帽が市長)写真2.森田東松山市長を囲んで、環境、防災等の懇談
6月12日、令和元年度環境保全功労者等の環境大臣表彰式がグランドアーク半蔵門(東京都千代田区)にて挙行され、埼玉県水環境課から推薦を頂いた「比企の川づくり協議会(事務局:東松山市五領町)」が、埼玉県からは唯一の団体として、地域環境美化功績者の部門で表彰されました。当協議会からは、渡辺代表が出席しました。功績概要は、環境省のNet※にも公表されていますが、『比企流域でのクリーンアップ作戦と生物展示・解説等を併せて行い、河川浄化への意識啓発を図っている。また、河川見学会や流域懇談会等を開催し、比企流域の水辺環境の向上に貢献している。』と評価されています。平成13年、比企流域懇談会市民部会として発足して以来、都幾川や市野川など荒川水系中流域での水辺環境の保全(吉見百穴前の市野川クリーンアップ作戦等)や生き物・水質調査(図鑑編集・荒川一斉水質調査に参加等)、川遊び支援(くらかけ清流の郷)、環境学習(市立新宿小学校等の生き物・野鳥調査等)の活動が評価されたものと、有難い想いで参列致しました。環境保全功労者、地域環境保全功労者、地域環境美化功績者の3部門で、北海道から沖縄県まで個人が47人、団体...
 R1年6月2日(日)に、NPO荒川流域ネットワークが主催する「一斉水質調査」に参加致しました。当協議会が担当する調査地点は、滑川2地点、市野川4地点、都幾川4地点の合計10地点を継続して担当してきました。 比企郡内の流域河川では、丘陵地~荒川氾濫原に位置する調査地点であるため、市町村の行政担当が謳っている「清流の郷」ほど綺麗な河川ではなく、生物学的指標(Ⅰ~Ⅳ)では「水質階級Ⅱ、Ⅲ」の「少しきたない水~きたない水」が流下する河川です。比企自然学校の方の応援を得て、水質分析作業等を終了しました。 市野川では、上流から藍藻が流れ着いたり、プラスチックごみや、濁りがあり、濁度が著しい箇所も見られましたが、都幾川ではスゴモロコの稚魚やメダカなども見られ、サギやカワラヒワなどの鳥類も多く生息していることが観察されました。 資料1.の水質検査結果一覧表(pdf)をご覧頂き、比企地方の荒川中~下流域の水質環境をご確認ください。写真1.市野川天神橋(国道407号)下流での採水作業写真2.都幾川新東松山橋(国道407号)下流での採水作業(バケツの投げ込み)写真3.くらかけ清流の郷「四阿」での、簡易水質検査作業(パッ...
5月9日(木)15:00より、東松山県土整備事務所2階会議室に於いて、R元年度初回の打ち合せ会を実施致しました。整備事務所河川砂防部からは、課長を始め4名の方が出席され、下流の整備事業担当者と上流の担当者から自己紹介等があり、市民団体としては、当協議会からは4名・市野川水系の会in滑川町から4名・小川町水辺観察会から2名・比企自然学校から1名の合計11名が参加しました(写真-1.参照)。写真-1.県土整備事務所(河川砂防部)との、初回打合せ会議風景(2階会議室にて)  当協議会の議事進行によって、互いの自己紹介から始まり、当協議会のH.30年度事業や決算報告が行われ、R.元年度の事業・予算計画を報告し終えた。 次に、県土整備事務所側のR.元年度の整備事業(13事業)が担当者から説明があり、一通り終えた段階で市民側からその事業の具体的規模や、場所・工法・着工時期などの質疑応答がありました(表-1.河川砂防等事業一覧)。  表-1.東松山県土整備事務所の河川砂防等の事業一覧⇒R1年度 河川砂防事業一覧.pdf  昨年度は、「川の国埼玉はつらつプロジェクト」の先行着手が行われ、東松山農林振興センター農村整備部が担当した都幾川の...
令和元年5月3日(憲法記念日)に、比企自然学校が主催するイベントとしてカヌーツーリングが開催され、総勢14名が参加し、女性隊も1艇組み込めました(写真ー1)。写真ー1.カヌーツーリング・スタート地点にて、全員集合(14名) サポート隊と川下り隊の2つに分かれて都幾川のくらかけ清流の郷から矢来用水堰まで、カヌーツーリングを楽しみました。カヌーは、埼玉県水環境課より借り出したタンデムカヤックとフランス式組立てカヤックの5艇で行い、図ー1に示す約6kmの区間を、中間交代地点(稲荷橋)でサポートする体制で行われました。図ー1.春爛漫都幾川カヌーツーリング・コース図(約6km) 自然学校里山センターで、ポンプアップ等した5艇を鞍掛橋上流から発進し、水ぬるむ河原に遊ぶ行楽地点をスタートしたのが、概ね10時頃でした(写真ー2)。写真ー2.くらかけ清流の郷で、市民・子供達が川遊びする河原を通過する2艇 約65分後には、5艇とも中間交代点には無事到着し、サポート隊が沸かしたコーヒーなどで喉を潤し、人員の交代も行い再度稲荷橋・水管橋から約3km下流の矢来用水堰を目指して再スタートしました(写真ー3)。写真ー3.稲荷橋・水管橋を再...
 4月19日(金)10:00より、東松山市環境産業部商工観光課主催の「H30年度 川のまるごと再生プロジェクト報告会」が、唐子市民活動センター大会議室にて開催されました。参加した市民団体は、唐子地区ハートピアまちづくり協議会、上・下唐子自治会、ホタルの里づくり協議会、当協議会、「天の園」の会、埼玉県ウオーキング協会などの代表者を含めて、15名ほどの参加者であった。 市役所では、鞍掛け橋周辺地域を公の施設と位置付け、この地域での事業及び指定管理者の手続き等に関して必要事項を定めることを検討し、「くらかけ清流の郷条例制定」をめざしている、とのことです(広報ひがしまつやま No.1075)。 写真:「まるごと再生プロジェクト-報告会-」の会議場写真(in 唐子市民活動センター)  環境産業部長の新井さんからは、平成24年~平成30年度の来場者数の増加傾向を一覧表によって示され、35,000人を超えるまでに活況を呈していることを示された。今後は、よりきめ細やかなサービスを提供するため、観光協会を一般社団法人に格上げし、市から指定管理者制度によって、BBQ場や鞍掛け展望台までのルーート管理を行っていく旨の、運営方針を述べら...
 今年も又、4月1日より4年目を迎えるBBQ場が都幾川の「くらかけ清流の郷」にオープンされるとのことで、主催者である東松山市観光協会からの招待状が届き、比企川協関係者から10名の応募者が参加してきました(3月26日11時~)。 オープン式に当って、東松山市産業環境部長の新井様より、「昨年の入れ込み客数は3万5千人を超え、今後は来客者サービスを一層向上させるために、観光協会を一般社団法人に組織替えして市民サービスに当る」との挨拶などがなされました。写真1.新井部長を交えての意見交換(BBQ席上にて)  今後は、食材メニューの改定やレンタル品の更なる充実が図られていくものと考えられます。盛夏へ向けて、当協議会へは「親子さかな採り大会・生き物観察会・川遊びなどの支援要請」もあると思いますが、参加して頂いた比企自然学校や百水カフェーの方々と共に、ヤキトリやBBQ食材を頬張りながら、日頃の活動やH31年度活動計画について話題が盛り上がりました。(車両運転者は、勿論ノンアルコールで喉を潤して頂きました。)
3月22日(金)13:30より、関東地方整備局河川環境課主催の「河川協力団体(資料-1 参照)意見交換会」が、さいたま新都心合庁舎2号館5階中研修室5Bにて開催されました。主催者側からは、関東地方整備局及び出先の河川事務所などから17名が出席し、関東地方で活動している31協力団体のうち23団体の代表者が、参加しました(資料-2 参照)。写真1.河川協力団体意見交換会の会場写真資料1.河川協力団体制度とは(国土交通省パンフ)⇒http://www.mlit.go.jp/river/kankyo/rcg/01.html資料2.意見交換会出席者(団体)一覧⇒意見交換会出席者(団体)一覧.pdf 議題としては、関東地方整備局管内で協力団体としてようやく実例の上がった(京浜河川事務所管内の1件のみ)、河道内樹木の伐採活動事例の紹介(民間企業と連携)と民間ツアー連携への取組みが報告されました。 河川法99条の改正が行われて4年ほど経過したのですが、関東地整局管内で31団体しか登録されておらず、荒川上流河川管内でも3団体しか参加しておりません。 皆さんからの意見や情報提供の中では、高邁な設立目的の割には、国からの「河川管理のパートナーとしての活動協力依頼」が殆どゼロに近く、...
  3月17日(日)13:00より、NPO荒川流域ネットワーク主催のシンポジウムが嵐山町の国立女性教育会館大会議室に於いて開催されました。 参会者は、約45人ほどで鈴木代表よりの挨拶後、埼玉県環境科学国際センターの金澤さんからの活動報告に始まり、県)東松山農林振興センターの事業担当である阿部技師からは、「川の国はつらつプロジェクト」の一環としての越辺川の魚道整備事業(3箇所)の進捗状況についての事業報告がありました。写真1.シンポジウム開会の挨拶(鈴木代表)   天然アユの遡上回復や入間川・越辺川での賑わいの創出を目指したものでありますが、今回は東京都島しょ農林水産総合センターの小泉正行氏から、東京湾のアユ生息状況と多摩川の遡上状況についての詳細な報告がありました。 特に、昭和40年代頃の界面活性剤による「泡立った多摩川」の写真から見違えるほどの水質改善や稚アユ遡上・繁殖環境の改良が、際立って説得力を以って説明されました。写真2.意見交換会『みずかけ”サ”論』風景  15:20にいったん休憩を入れて、活動報告者・参加者を交えて意見交換会『みずかけ“サ”論』を行いました。現役大学生を交えた意見交換は、会場を過...
2月15日(金)15:00~から、東松山市役所総合会館会議室に於いて、都幾川・矢来堰魚道整備計画についての検討会議が開催されました。主催者は、東松山市環境産業部農政課であり、県)東松山農林振興センターが、協力参加しています。関係者・団体としては、矢来用水堰土地改良区、上押垂自治会、下押垂自治会、武蔵漁業協同組合などが参加し、市民団体として当協議会から2名、NPO荒川流域ネットワークから1名の出席者がありました(合計21名)。目的は、安らぎと賑わいの空間創出と清流の復活(鞍掛清流の郷まで)で、天然アユや河川の生き物たちが、落差が3.5も有る蛇カゴの矢来堰を遡上・流下できるように魚道整備を行うためです。当協議会主催で、1月19日に実施した「河川見学会」では、農林振興センターの担当官より「プール階段式魚道」の概略設計図を示されましたが、本検討会議では詳細な検討・意見交換はあまり出ませんでした。むしろ、河川敷き内の草刈や篠竹林の伐採管理面での維持管理を、どの様な体制で継続するかの課題を突き付けられました(土地改良区の方より)。最後に、第二回目の検討会は6月に開催される予定を告げられて、散会となりました。写...
2月9日(土)、熊谷市立文化センター文化会館に於いて、「守る会」設立30周年記念講演会に参加し、会長の江守和江さんからの活動報告「設立30周年の歩み」や技術顧問の金澤 光さんからの基調講演「知らないムサシトミヨの産卵について」が行われました。 当日は、関東地方に降雪情報が予報される中、約300人の来賓者(埼玉県知事・熊谷市長)・関係者・小学/中学生(3校)などが集合し、歴代の会長さんなどからの苦労話や水資源公団事務所の長い協力関係を披歴されました。 添付資料1.PDF(講演会配布資料)→「講演会プログラム」と「設立30年の歩み」.pdf添付資料2.PDF(東京新聞記事)→ムサシトミヨ保護活動 新聞記事-1.pdf 写真1.金澤 光さんの基調講演「ムサシトミヨの産卵について」 オスはメスに求愛行動し、巣へと誘い込み卵を産ませます。しかも、ペアーは相性が良くないと、メスは求愛を受けつけないということでした。高度な、社会性をもった魚類だと語っていました。 写真2.会場前に展示された、水槽内「ムサシトミヨ」 元荒川の生息地は県指定天然記念物「元荒川ムサシトミヨ生息地」(地域指定)として、熊谷市ムサシトミヨ保護センターから下流へ約400...
2月7日(木)、嵐山町の国立女性教育会館研修棟にて、当協議会主催のシンポジウムを開催致しました。開催に当っては、「武州・入間川プロジェクト」の活動助成を受けており、事務手続き・開催準備については運営委員の山本正史さん(埼河連代表理事)を中心として活動して頂きました。参加者は、ウィーク・デーにも拘わらず20数名と、比企郡内及び近隣市町からの参加者と数人の学生達も見られました。講演者は、齋藤裕也さん(藤岡市ヤリタナゴ調査会々長)と藤田宏之さん(埼玉県川の博物館学芸員)のお二人をメイン講師として、魚類・両生類・爬虫類を中心に、都幾川流域の特性とそこに生きる生物たちについて、解説・講義をして頂きました。 添付資料PDF「シンポジウム式次第と配布資料(表紙)」→河川環境シンポ配布資料(表紙).pdf  パネリストとしては、NPO荒川流域ネット代表の鈴木勝行さんからは、「荒川流域のアユ遡上調査の現況報告と課題」について、もりんど代表の山本悦男さんからは、「夏の川遊び、生き物調査の結果」について、話題提供と報告を受けました。 写真1.斉藤裕也さんによる、講演「都幾川に生きる魚類」 写真2.講演者とパネリスト達(手前右...
2月2日、「さいたま市民会館うらわ」を会場に、埼玉県水環境課主催・埼玉県河川環境団体連絡協議会(略称:埼河連)協力による「平成30年度川の再生交流会」及び「ポスターセッション」が開催されました(参加者622名)。第一部:全体会では「埼河連」の指定席に着席して、基調講演やそれぞれの活動発表(大学教授や中・高校サークル部)を聴きました。 活動発表では特に獨協埼玉中高サイエンス部の「新方川の調査報告」が秀逸。生活排水と川の水質を時系列で調べ、時間帯により透視度、溶存酸素が連動して変化していること、また季節により農業排水による影響(と思われる)変化が数値で裏付けられていた。写真1.川の再生交流会 全体会(午前の部)の開催風景第二部:ポスターセッションでは、地元からは当協議会からの活動報告展示。質問の多かった内容は、小・中学校の環境学習の立ち上げ方法であった。埼玉県東部の河川下流域では(多分)、自然生態系が乏しいためゴミ拾いやクリーンアップ活動が多く、それをどう学習と結びつけるか、苦心・苦労されている状況を見聞しました。 写真2.比企の川づくり協議会のポスターセッション風景(渡辺さん) 第三部:は6つのテ...
「埼玉県水環境課主催の、川の再生交流会のお知らせ」 1つは目のPDFは、埼玉県水環境課が主催する恒例の「川の再生交流会」です。既に、所属団体名を記入して参加申込みを行った方々には、重複をお許し頂きますが、奮ってご参加をお願い致します。 ⇒H.31.「2.2川の再生交流会」.pdf 「当協議会主催の、河川環境シンポジウムのお知らせ」 2つ目PDFは、当協議会が主催する「河川環境シンポジウム」(武州・入間川プロジェクト)です。会場は、嵐山町の国立女性教育会館研修棟にて開催予定としております。 今後の河川環境保全、都幾川流域(比企郡内)の特性、そこに生きる生物(魚、両生類、爬虫類など)について、お二人の専門家からご講演を戴きますので、ご参加をお薦め致します。パネリストは、NPO荒川流域ネットワークの鈴木代表につとめて頂きます。 ⇒H31.「2.7河川環境シンポジウム」.pdf
 1月19日(土)9:00~より、越辺川中山堰の右岸頭首工付近に、約20名の関係者と当協議会員が集合し、埼玉県が主導する「川の国はつらつプロジェクト」の一環として、魚道建設工事現場を視察し、31年度後半に施工される都幾川矢来堰魚道予定地での工事計画の説明を受け、参加者全員での意見交換を行いました。 参加者は、国土交通省荒川上流河川事務所、川越比企地方センター東松山事務所、東松山農林振興センター(協力)、東松山市環境保全課、NPO荒川流域ネットワーク(共催)、専門家の方々であり、これまで「川のまるごと再生プロジェクト」で入間川で数カ所の魚道整備工事を竣功してきて、魚類など生き物の遡上を可能にし、水辺空間の賑わい創出を行なってきた実績を、比企郡内上流の越辺川・都幾川でも継続実施しようとするものです。写真1.越辺川(中山堰-川島町吹塚)魚道整備工事現場での見学会。魚道はステッププール式です。 写真2.都幾川(矢来堰-東松山市下青鳥)の渇水期河床現況。 写真3.矢来堰魚道整備予定地での見学と意見交換会、プール階段式魚道を検討中。  特に、都幾川の鞍掛橋では県土整備事務所や東松山市環境産業部により、...
 12月9日(日)、東松山市民文化センターの大ホールに於いて、「野本将軍塚古墳の時代」と題したシンポジウムが、開催されました。古墳時代の文化伝搬も、河川形成の影響で形作られていることが分かりましたので、その一端を紹介いたします。写真1:シンポジウム会場で、野本将軍塚の歴史的説明がなされる  徳川家康の江戸入府以来、樹枝状に分岐や合流を繰り返していた利根川と荒川は峻別され、洪水防止や水田開発のため、関東郡代伊奈代官らによって、前者は「東遷」し後者は「西遷」につながる治水・利水工事を行った。そして、八代将軍吉宗時代の関東郡代の治水工事で、利根川と荒川は分離したことが知られています。  比企郡川島町の自然堤防下の地下堆積物を、精密分析したところ弥生時代の紀元前の堆積物には、火山性鉱物元素が多く混入されており、明らかに上州・群馬県境の火山地帯から利根川が、大宮台地の西縁(鴻巣、北本、吉見、川島等)を流下して、東京湾に注いでいたことが明らかになっている。 つまり、弥生以前の大河・利根川は、群馬県域からそのまま荒川や入間川を束ねて、大宮台地の西側低地部を蛇行しながら、東京湾に注いでいたことが確認...
 11月30日(金)19時より、東松山県土整備事務所河川砂防部主催で、東松山市新宿町・山崎町の自治会長・市会議員・住民を主体とした、「市野川改修工事」に関する説明会が行われました。写真1.住民説明会で県土整備事務所からの挨拶・事業説明  参加者は35名でしたが、櫻井河川砂防部長の挨拶に続き、高橋課長・伊藤工事担当から、PPTを使用してH29年度までの堤防補強工事、H30年度以降の諏訪堰改築工事の概略説明がなされました。写真2.唯一住民に配布された、市野川改修工事・諏訪堰改修状況図(1/50,000) 一通りの説明がなされた後で、質疑応答があり、住民からは次の様な質問がよせられました。①補強工事を行う根拠は?②ゲリラ豪雨が全国的に発生している中で、完成後の安全率はどのように試算されているのか?③諏訪堰はどのようなもので、完成後の維持管理は、どこが行うのか?④住民・子供達が堰や水辺に近づいた場合の、安全対策はどうなっているのか?⑤市野川橋(百穴前)下流の篠竹繁茂がきつすぎるので伐採や除草をやって欲しい⑥堤防上の散策路の維持・管理を、心掛けて下さい。などの意見や希望の発言がなされました。全体の感想・評価とし...
 今年の5月に、東松山市立新宿小学校が『野生の生きものとふれあう学校』指定(埼玉県環境部みどり自然課)されました。それに伴う活動として、11月22日(木)学校の東側を流下する市野川の右岸堤防上から、5年生全員(3クラス75名)によって、秋~冬季の野鳥と水鳥の探鳥会(バードウォッチング)を実施致しました。  当協議会では、これまで地上の鳥類や昆虫類、植物調査などで、NPO法人自然観察指導員が多く所属している東松山自然観察倶楽部(代表:金子恒雄さん)と協働して活動した経緯から、協働の環境学習として進めることになりました。写真1.小学校内体育館内での探鳥会レクチャー(11.12)    これまで、毎年3年生(市野川探検と水辺観察)と6年生(生き物調査と水質調査)の定期調査を、当協議会の環境学習支援として、暑い夏の7月に実施して参りましたが、今後は4年・5年・6年の高学年が継続して調査や観察を行い、県みどり自然課へ定期的に報告することになる、とのことです(学校側)。写真2.探鳥会で、プロミナーや双眼鏡を使用して観察する方法の訓練(11.22)  去る11月12日(月)に、体育館に福田教頭先生・担任教諭をはじめ、...
 11月10日(土)、前日からの小雨も降り止み、晴天の中第15回ふれあい市野川クリーンアップ作戦が実施されました。作戦協議会の会長・事務局は東松山ロータリークラブに設置されており、東松山むさしロータリークラブと協働で、東松山県土整備事務所(河川砂防部)のバックアップ(支援)で実施されたものです。 当日は、吉見町・東松山市の河川担当課は勿論、環境担当課(水質等)からも大勢が集合し、市野川周辺に位置する企業や、両自治体の周辺自治会の方々、小中学校の協力団体から570名の参加者が、市野川吉見百穴前の高水敷きに集まって開会式後に、河川敷き両岸の清掃活動(ゴミ拾い)に出発しました。 写真1.埼玉県・東松山市・吉見町の「ゆるキャラ達」も参加した開会式(570名)  当協議会は、第1回目から毎年、川に親しむ活動(生き物採取・展示)のイベントを担当してきており、第14回目から、近隣の新宿小学校の「飼育委員会」を交えて生き物展示を行うことになって、今年もPTAを加えて5名の共同採捕・展示作業を手伝って頂きました。   写真2.仕掛けた網から、協議会員・小学生による魚類・爬虫類・甲殻類(エビ等)の採捕作業 ...
10月21日(土)、滑川町に拡がる国営武蔵森林公園で開催された「第33回ぬま祭り」のイベントを委託された比企自然学校へ、活動支援を行ってきました。写真1:比企自然学校で設置した、あざみ沼生き物のミニ水族館主な業務は、前々日に主要なあざみ沼に仕掛けた網(4基)から採捕された生き物(魚類、甲殻類、両生類、水生昆虫等)のミニ水族館を設営すること、コイやウナギ(養殖)、両生類のタッチングプールを子供達に開放すること、申込みのあった子供達(30人)のウナギ掴みとり大会を仕切りながら、ザリガニ捕りの見守りをすることであった。 写真2:子供達は、通りがかりに必ずチャレンジするザリガニ釣り写真3:人工溜池(ブルーシート)の「ウナギ掴みとり大会」に夢中な子供達 滑川町では、「あざみ沼」など多くの溜池では、古くからコイやフナ、ウナギなどを貴重なタンパク源として内水面漁業を営んできた歴史があったので、特殊なウナギ掻きブチヤスなどが伝承されており、本日の大人達は近代的な四つ手網・タモ網などを仕掛けたりして、放流されたウナギやコイを時間内に採捕する漁獲競争を楽しんでいました。写真4:昔からの漁法も交えた、大人...
 去る8月22日の「ふれあい市野川クリーンアップ作戦協議会総会」において、1ヵ月先の11月10日(土)にH30年度(第15回)クリーンアップ作戦が、実施・決定されました。作戦協議会の事務局(東松山ロータリークラブ)から、案内のチラシ等や参加者名簿(障害保険適用)が届いておりますので、参加頂ける方は比企の川づくり協議会(渡辺090-5573-1028)まで、ご一報頂ければ幸いです。当協議会のイベント担当役割は、チラシにもあるように『川に親しむ(市野川の生き物採取・展示)』イベントを実施することになっており、河川環境美化活動に参加希望の皆さま・近隣にお住まいの方々等のご参加をお待ちしております。 なお、当日の車での参加は、吉見百穴駐車場に制限があるため、駐車出来ない場合もありますので、乗り合わせの上ご参加下さい。写真.第14回作戦での「生き物採集・展示」会場(市野川 吉見百穴前)資料.第15回ふれあい市野川クリーンアップ作戦 案内チラシ⇒第15回クリーンアップ作戦 表裏面.pdf