第17回 「身近な水環境の全国一斉調査」に、7回目の協力参加(市野川・滑川・都幾川)を行ないました。

 新型コロナウィルス感染が全国的進行する中で、今年度も全国一斉の水質調査が呼びかけられました(当協議会は、NPO荒川流域ネットワークを窓口としています。) 当協議会は、比企郡内を貫流する市野川・滑川・都幾川の東松山市内を中心として、10カ所の定点採水・分析を担当して参りましたが、基準日(6月7日)に実施することは困難であったために、3週間遅れの27日(土)に実施することが出来ました。

写真1.国道407号 市野川天神橋下流地点での採水作業

写真1.くらかけ清流の郷での採水作業

写真2.都幾川鞍掛橋下流 「くらかけ清流の郷・飛び石」での採水作業

写真3.くらかけ清流の郷 四阿テーブルでのCOD、ECの分析作業 

 当日は、梅雨入り前線のど真ん中でもあり、コロナウィルス感染を避けて参加者が限定されたため、採水・分析とも比企自然学校との協働で実施致しました。都幾川や市野川に関する夏~秋季の期間イベントは(花火、スリーデーマーチ、ふれあい市野川等)、殆どが中止宣言を余儀なくされており、特に19号台風被害の激しかった都幾川の復旧工事はまだ継続している箇所も見られました。

 長期的な、「3密自粛要請」が続いていたため、その解除後には近隣の大学生グループによる、河川敷BBQが開催されていることも時節柄の現象として現れたものと推測出来ました。若者達の勢いによる、クラスター発生の拠点にならないことを願うのみです。

写真4.都幾川稲荷橋下流 左岸(採水地点)で学生達(15人ほど)によるBBQ会場

 

以下に、当日実施した「市野川、滑川、都幾川の10カ所水質調査結果」のデータを掲載致します。

★ 10カ所の水質分析結果のまとめ ⇒ 2020比企の川づくり協議会.xlsx