お知らせ ナマズ、コイ、ライギョの繁殖地で、環境学習!?

 台風1号が台湾を直撃して、中国大陸福建省に上陸した後、急激に勢力を衰えさせましたが、日本の九州南部に横たわる梅雨前線を刺激して、南九州には記録的大雨を降らせました。
 その梅雨時の合間の14日(木)の午前中に、東松山市立新宿小学校では、恒例の3年生全員(67名)による「市野川探検隊・水辺観察会」が、当協議会員・PTA関係者(約15名)・教諭の
指導、協力によって実施されました。
 小学校から、最も市野川の礫河原に近い空間は、国の史跡になっている「松山城跡」「吉見百穴」の西側の河川敷で、県土整備事務所河川砂防部の草刈業務などの支援もあり、約100名が安全に楽しく環境学習・川遊び・生き物調査に取り組みました。

⇒川遊び、ガサガサ生き物調査に興ずる小学生たち(トラロープは安全区域の設定)

 
また、当地では秋口の「ふれあい市野川クリーンアップ作戦」でも、仕掛け網ではナマズやライギョ(カムルチー)がよく採捕され、コイと共に繁殖している箇所(ライギョの営巣地)でもあります。子供達のガサガサ生き物調査でも、10CM前後のライギョが採捕されており、シマエビ・テナガエビ・ウシガエルの幼体(オタマジャクシ)・タモロコ・モツゴなどがその豊富な採餌動物になっているようです。

⇒採捕された、左側水槽:ナマズ(4尾)と右水槽:ライギョ(2尾)


⇒ガサガサ生き物採取で採捕されたカムルチーの稚魚(約10㎝)