お知らせ

お知らせ 多摩川での「魚道見学会」を終えて!―もりんど(ときがわ町)より―

 もりんど(ときがわ町)より、多摩川の魚道見学の報告がありましたので転載しました。
■記 事
日時:7月10日(水)
場所:1.浅川…平山床固、 2.多摩川…二ヶ領上河原堰、 3.羽村床固など
主催:もりんど
協力:関東地方整備局京浜河川事務所、
    ときがわ町

現地写真1:浅川(平山床固魚道)↓
 
 
現地写真2:多摩川(ニヶ領上河原魚道)↓
 
 
現地写真3:羽村(第3床固魚道)↓
 
 
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■見学概要:多摩川魚道見学会の報告を、以下に簡単に記します。
 
 都幾川宮ヶ谷戸前堰魚道検討会では、魚道検討の参考にする為、町提案のユーコーン型の参考にしたという、多摩川のハーフコーン型魚道を見学しました。
当日は、10時に京浜河川事務所多摩出張所を訪ね、事前に質問しておいた、
 1)魚道選択経緯、対象魚種など
 2)管轄する各魚道の遡上状況
 3)管轄する各魚道の管理体制
 4)管轄する各魚道の長所短所など
についての概要を事務所で説明して頂いた後、都幾川の現況も踏まえ、浅川の平山床固の魚道ブロッ クと多摩川の二ヶ領上河原堰のハーコーンを案内して頂きました。
 案内終了後、羽村第二・第三床固、羽村取水堰に立ち寄り、魚道ブ ロック、アイスハーバー等を見学し帰路に付きました。見学しながら意見や感想を出し合う中で、魚道ブロックを評価する意見が多く聞かれました。
 都幾川の水量が少ないということで、敬遠された魚道ブロックですが、その可能性をもう少し追求してみたいと思います。また、二ヶ領上河原堰のハーフコーン見学中に、十分機能していない多摩川の魚道で、補助的簡易(土のう)魚道を研究されている、東京都島しょ農林水産総合センター担当者と出会いました。
 当日は、調査で時間が無いとの事で、後日メールで、
1)簡易魚道設置に至る経緯、やはり上流までの遡上率がわるかったのか。
2)十分に機能していない魚道は、どんなところに問題があるのか。
3)簡易魚道は、急勾配に見えるが、なぜ多くの生き物が利用できるのか。
4)ハーフコーンの長所短所など
について意見を伺いました。
 現物を見る事、関係者の話を聞く事は、大変参考になりました。この見学会を踏まえ、8月に宮ヶ谷戸前堰魚道検討会を開催する予定です。
                              
                                               以上