お知らせ

お知らせ ふれあい市野川クリーンアップ作戦を実施(東松山市・吉見町)

 117日(土)、東松山市と吉見町の境に在る吉見百穴前の市野川高水敷で、第12回目のクリーンアップ作戦(清掃活動)が実施されました。11回目より、東松山ロータリークラブを中心とした13団体の協議会方式で実施されており、私達比企川協もその一翼を担ってきました。
⇒吉見百穴前の河川敷で開会式

 
会員4名だけでは、早朝からの事前準備と水槽管理など人員不足の中で、本年度は市野川を再生させ隊in松山への5年生児童スタッフ4(東松山市立新宿小学校)の応援もあり、大人でも難儀する水槽造り(水汲み)や網からの大型魚類であるナマズ(40㎝級)・カムルチー(50㎝級)をタライや水槽に分類展示してもらいました。
⇒活躍する新宿小からの応援スタッフ

 
 700名の参加者で盛り上がった「作戦」の主なイベントは、「市野川両岸の清掃活動」と「川に親しむ(生き物採取・展示)」、「地域間交流(豚汁会)」で構成されており、当協議会からは3個のモンドリ網と1個の定置網での生き物採捕を行い、地元自治会や老人クラブ連合会、小・中学校の児童・生徒達に展示・説明を行いました。
⇒生き物の展示・説明を行う児童
スタッフ


⇒新宿小学校宛に提出した「現場写真報告書」は、こちらから新宿小 活躍するスタッフ.pdf

お知らせ 関東に木枯らし1号、市野川(滑川町)でクリーンアップ作業!

 気圧配置が西高東低の冬型となり、季節風が強まったため、去年より3日早い観測だそうです。
 11月1,2,3日には、東松山市をメイン会場として比企郡で恒例の「スリー・デー・マーチ」が開催される。比企郡の農村風景に水辺環境が溶け込む箇所が、そのルートの一部に選ばれており、都幾川と共に滑川も数万のウォーカーの方々が、晩秋の澄み切った水面に目を移す機会が多くなってきました。

 11月25日(土)、滑川町建設課・産業観光課主催で市野川水系の会(代表:日下進さん)共催のクリーンアップ作戦が、実施されました。

 9時より、羽尾地区周辺の自治会の方々も含めて約40人の老若男女が、
役場から支給されたゴミ袋を片手に新高橋上流と下流に分かれて、一斉に「ゴミ拾い」作業を開始しました。

 農道の一部のコースは、ウォーキング・ルートにもなっているので、事前に草刈や枝打ちをしていることもあり、大型の不法投棄物(昨年あったTVや自転車や冷蔵庫など)は見つかりませんでした。
 特に、水系の会10人が、前日蛇行河川B区間の中ノ島中心に行った草刈り・枯死木撤去などの美化活動の直後でもあり、青く映える水面は勿論、キツネノカミソリ生育域とも良好な環境保全がなされていました。

 しかし、台風21・22号の大雨で農業施設(ビニールなど)が流出し、河道内に埋まっているものが数カ所で散見されました。
 2週間後の11月7日(土)には、もっと下流の吉見百穴周辺で、東松山市・吉見町のロータリークラブ主催(協力:県土整備J・環境管理Jなど)の「第12回ふれあい市野川クリーンアップ作戦」(参加予定者約650人)が計画されています。
 当協議会も第1回目より、協力団体として「市野川の生き物採集・展示」を継続担当することになっており、スタッフの募集やポスターやパネル作成などを行っている最中です。


お知らせ どきどき★わくわく★ときがわと遊ぼう!!が挙行されました。

104日のホームページで紹介した、比企フェス・川の魅力実感イベントが、10月11日(日)ときがわ町新玉川橋周辺にて開催されました。開催準備時800頃には、小雨降る天気状況でしたが、徐々に好天模様となり、10時開会式・表彰式には来場者が増え多くの参加者となりました(午後3時の最終来場者数は、約4500人となった)。 ⇒ 詳細記事:埼玉新聞H27.10.15.pdf


 我々の出展ブースは、もりんど(代表:山本悦男さん)を代表として、NPO荒川流域ネットワークの方々と三者共同で設営されました。担当したイベントは、「ときがわの生き物大調査」班と「川の耕し」班で、前者は来場者の親子参加をめざし、後者は川の生き物再生のための実演という趣旨で、実施されました。

 水槽に展示された、魚類・エビ・カニ・水棲昆虫は、県立川の博物館の藤田学芸員による同定や説明が行われ、親・子ども達や上田清司県知事・関口定男ときがわ町長等の観察・視察が楽しく行われました。


 川の耕しは、水温が低く来場者の参加はなく、協議会々員やNPO荒川ネットワークの方々によるジョレンやツルハシなどで「地道な川作業の実演」で、生き物再生(水生昆虫や魚類の増殖など)を訴える出し物となりました。

お知らせ 環境みらいフェア~未来に向けてエコ宣言!~が開催されました

1010日、東松山市の松山市民活動センター、ウォーキングセンター前庭で開催された「環境みらいフェア」に、共同出展しました。

岩殿満喫クラブ(代表:稲田滋夫さん)は、『岩殿丘陵の「農」のめぐみ』(森・里・川の連環チームで、里山再生)、市民の森保全クラブは『森のクラフト体験』(市民の森から里山再生)を出展し、小規模ながら比企の川づくり協議会は簡易測定パック(COD)で九十九川上流の水質測定をしました。

 サトイモなど農産物の販売や松ボックリのクラフト体験に、多数のお客さん、参加者があり盛況でした。また、水質汚濁の著しい「施設排水管」には、興味のある方々と情報交換もできました。

お知らせ 10月は、秋のイベントが目白押し!!

 ときがわ町のもりんど(代表:山本悦男さん)が参画して、県・町・青年会議所と企画して頂いた『ドキドキわくわく☆ときがわと遊ぼう』が、1011日(日)10時より、ときがわ町新玉川橋上流区間にて実施されます。

 詳細は、「比企青年会議所」のHPで見られ、添付資料は、その会議所のHPから掲載させて戴きました。

また、イベントの内容は次の通りです。

●イベント概要

1 開催日時:平成27年1011日(日)10001500

2 開催場所:ときがわ町都幾川(玉川橋~新玉川橋間) 

3 主  催:埼玉県 共催:ときがわ町

       比企青年会議所35周年記念事業「比企フェス」と合同開催

4 目  的:多くの県民に川遊びを通じて」川の魅力を実感してもらうことにより

       「川の国埼玉」への理解を深め、合わせて県の取組をPRする。

5 企画内容:①清流を実感する催し②安らぎを実感する催し③にぎわいを実感する催し

       ④川の安全を実感する催し⑤集客を図る催し⑥その他

●もりんど担当企画:清流を実感する催しの「ときがわの生き物大調査」と「川の耕し」

1 「ときがわの生き物大調査」班

2 「川の耕し」班

お知らせ 9.9大水害で、都幾川・市野川でも68世帯に避難勧告が発せられました!

 今回の大水害では、比企地方を東流する2つの河川でも、国が流量・水位観測する地点で、早めに氾濫危険水位をオーバーして16時頃には、東松山市の唐子・高坂・野本・下松本の68世帯に避難勧告が出されました。市野川の中流域(吉見百穴付近)に自宅を構える筆者(渡辺)は、即刻マイカーで活動拠点の現状を把握するために、「天神橋流量・水位観測地点」~「滑川との合流地点」~「吉見百穴前(県道27号東松山橋)」~「旧流れ川橋(新宿小学校東)」での水位状況を緊急視察を行って、運営委員&会員に報告しましたので、水位上昇した市野川中流域の河況をご覧頂きたい。

⇒緊急現地視察を報じた水位・流況
氾濫危険水位の市野川 現場視察報告(重陽の日).pdf

⇒9日 氾濫危険水位【20.15m】を約0.2mオーバー


 幸いにも、9.918時以降は小降りになり水位も低下したので、市野川は2040に、都幾川は2140に避難勧告は、解除され甚大な被害や災害報告は無かったものの、平成11年の8月豪雨以来の「緊張感と焦り」を以って、終日過ごしたことをお知らせ致します。
⇒翌10日には、3.50mも下がった水位(標)


お知らせ 吉見百穴前の市野川で小学3年生児童が「探検隊(水辺観察会)」を実施

 秋雨前線が活発に動き出している9月3日(木)の8時より、東松山市立新宿小学校3年生(62人)が、総合理科授業の一環として、市野川探検(水辺観察会)を実施した。
 市野川を再生させ隊と比企の川づくり協議会の運営委員(5名)は、これ等の環境学習のアドバイザーとして、埼玉県環境部より派遣されたものであり、前日2日から実施準備を行ってきた。

写真1.前日に仕掛ける3種類の網と設置場所を検討する環境アドバイザー↓ 

 午前9時に市野川の会場(砂州・高水敷き)に到着した児童達は、アドバイザーやスタッフ・PTAの指導のもとに、大きなモンドリ網等の回収などを行い、生き物の採集と水槽展示などを行った。

写真2.モンドリ網の回収を行う児童達↓



写真3.ガサガサ生き物調査を行う探検隊員


写真4.探検隊員も川あそびに興じ、そして学習

お知らせ 市野川蛇行河川(滑川町)でキツネノカミソリ鑑賞会

 市野川水系の会イン滑川町(会長:日下進さん)では、8月7日(金)~8日(土)の2日間に亘って、羽尾地区蛇行河川の中ノ島(B区間)でキツネノカミソリ鑑賞会を実施した。
 昨年度より、滑川町役場が
後援者となっており、初日の7日には吉田昇町長の挨拶があり、県・町行政関係者・見学者など概ね50名の参加がありました。
■吉田町長と日下会長の挨拶風景

 
今年の開花状況は、例年の1/3の着花しか見られず、「一面真っ赤に染まる絨毯」という状況ではありませんでしたが、町の名所になってきているエリアでもあるので、「水系の会」を中心としたボランティアの活動によって、散策路・ロープ張りが明示され、群落の保全・保護が着実に進んでいることが示されています。

■巡回散策路を通る見学者たち


■今年のキツネノカミソリ群落


お知らせ 炎天下の都幾川(嵐山町)で、親子魚捕りと川遊び。

 8月2日(日)には、二瀬橋左岸(嵐山町)にて親子魚捕り、川遊びが実施されました。

主催は、武蔵漁業協同組合とNPO法人荒川流域ネットワークであり、当協議会員からも6名のスタッフとして地曳網設置や安全見守り等の協力を行ってきました(スタッフ総数20名)。

 地曳網は、二瀬橋上・下流に瀬張り網を2箇所設置して、瀬張りより下流から刺し網を、ライフジャケット等で安全対策した「親子さん」によって曳き上げるという漁法で実施されました。

地曳網を引く親子さんとスタッフ⇒

 過年度の秋季の実施では、25㎝級の落ちアユが数多く採捕されたが、今夏は数匹のアユに留まった。

漁網の中で数多く採捕された魚種はウグイ(地方名クキ)であり、20㎝級~10㎝級のものが多く100前後の漁獲と見受けられました。

刺し網や投網で採捕された、数多くのウグイ⇒


 この日も、猛暑の中でのイベントであった為、鴻巣市の三谷釣具店の参加でサービス提供される、恒例のカキ氷は飛ぶように出回り(塩焼きアユは、那珂川水系のもの)、橋の下で涼を取りながら、捕れた魚の説明や外来種の異常繁殖(ミナミヌマエビ)などの現況生き物を学習することが出来ました(講師は、埼玉県環境国際センターの金澤光さん)。

ドジョウの説明と、ミナミヌマエビの生き物現地学習

お知らせ 猛暑の中、蛇行河川の中ノ島のゴミ拾いと散策通路のロープ張り

 7月25日(土)、市野川水系の会イン滑川町では、過去2~3年の間に保全活動を行ってきた、市野川羽尾地区(蛇行河川)のキツネノカミソリ群落保護・保全活動を行った。

 会員15名は、約3,000㎡の群落地に落ちているゴミや枯れ木などを取り除き、8月に咲き誇る時の群落保全の為に、散策通路境界杭を打って、通路を示すトラロープ張りを実施しました。
高橋付近で杭打ちする会員⇒


 高橋から中ノ島に降りる木道も1年を経ると、朽木になっているため、新たな木材と交換し、見学者や子供達が安全に散策できるように整備し直しました。猛暑のため、蛇行B区間のみの作業になりましたが、A区間のキツネノカミソリ群落もあるので、8月8~9日(土・日)の「鑑賞会」までにもう少しの対策を講じるとのことであった。

 暑い日に、ご参加頂いた会員の皆様に感謝申し上げます。

作業を終え、全員でパチリ⇒

お知らせ 梅雨の晴れ間に、「まるごと再生の現場」で河川見学会を開催!

  九州や太平洋沿岸に停滞する梅雨前線の影響で危ぶまれた7月4日(土)9:00より、当協議会主催の「第15回河川見学会」が、都幾川の「まるごと再生地区」(ときがわ町)に於いて実施されました。
 コース設定や
現地案内などで全面的に協力頂いた地元市民団体「もりんど」、再生計画や工事に4年を費やし施工現場を案内頂いた東松山県土整備事務所河川砂防部の方々、地元町役場の建設環境課・産業観光課の関係者を始め、地元自治会・遊歩道の会・市民の皆さんなど、30名が参加して3キロ区間を見学した。
 見学会の重要ポイントは、まだ着工されていないがH27年度から着手される「宮ヶ谷戸前堰魚道工事」、花菖蒲園横の完成真近な「飛び石工事」、川北橋までの「遊歩道の今後の計画」などを県・町役場の担当者から直接説明を受けながら実施した。
 まるごと再生プロジェクト範囲は、三波渓谷までの区間なので、今回の見学会は大よそ1/3強の距離を歩行見学して、川北橋で折り返して11時半頃には、町役場に隣接するトレーニングセンター駐車場に戻り、円陣・車座になり、もりんど山本悦男さんの議事進行で「町民参加の意見交換会」を実施した。
 現場を初めて見学された方や、支流の自治会から参加された方、親子で遊歩道・工事現場を直接体験された方などから疑問や質問が相続き、県事務所の課長さんや役場の担当者、遊歩道の会の皆さんから、懇切丁寧な回答を得て、プロジェクト全体に対する期待や関心度合いが広く行き渡っていることを感じさせられました。

⇒今年11月頃完成予定の飛び石工、後背地は町立「花菖蒲園」

⇒人道橋「破岩橋」付近で、今後の遊歩道計画を見学  


⇒見学会最終地点 川北橋(県道172号)の四阿にて

⇒役場トレ・セン駐車場横にて、全体の意見交換会(約40分)

埼玉新聞記事↓

お知らせ [都幾川で川遊びinときがわ町]のご案内

 
 いよいよ暑い夏がやってきます。比企の川づくり協議会では、子ども達が里川で、元気に泳いだり・カヌーに乗ったり・生き物を観察したりする、恒例の【11回都幾川で川遊び in ときがわ町】に協力致します。
 子どもたちと共に、奮ってご参加下さる様お願い致します。

■日時:2012年8月1日() 9:0012:00

■集合場所:ときがわ町玉川たまがわ花菖蒲園対岸の河原

■主催:もりんど

詳しくは、次のチラシ(pdf)をご覧下さい。⇒'15-川遊び-もりんど.pdf

お知らせ 「川の再生地域交流会」(和田吉野川in熊谷市) が行われました。


 6月26日(金)、熊谷県土整備事務所・北部環境管理事務所・熊谷市役所協力による和田吉野川(国道407号上流約600m区間)の「多自然川づくり」計画地を見学し、市民による意見交流会に参加しました。
  ⇒左岸の河川区域にて、開会のあいさつ

 参加者は、県内の市民団体からの参加者も多く、主催者・スタッフを含め、総勢で39名の参加者がありました。現地での午前の部・見学会を終えた後、地元平塚新田自治会集会所にて昼食を取り、午後の部・話題提供と地元からの活動事例発表が行われた。
       ⇒現地見学を終えて集合写真

【市民による意見交換会(話題提供と活動事例発表)】

1.「和田吉野川における多自然川づくりの改修事業計画の概要」

                    埼河連              小林 一巳さん  

     *資料は、熊谷県土整備事務所作成のものを使用した。

2.「和田吉野川の今昔」       平塚新田自治会会長  奥田信夫さん

3.「和田吉野川に生息する生物」   平塚新田自治会    大久保茂夫さん

4.「ほたるの一生」         熊谷市ほたるを保護する会         

                                 岡部 幸夫さん
⇒自治会集会所にて、市民交流・意見交換会

お知らせ 東松山市民環境会議(H27年度、第1回)で、2つの活動事例発表

 
   月21日(日)10時より、東松山市役所総合会館4階多目的ホールにて、東松山市環境基本計画市民推進委員会「H27年度第1回市民環境会議」が開催され、当協議会運営委員(稲田さん)・会員(八巻さん)の2名が環境まちづくり活動の事例発表を致しました。
 岩殿満喫クラブ(代表:稲田さん)からの発表は、耕作放棄された谷津田を「岩殿市民たんぼ」に再生し、生き物豊かな里山景観を回復しようと取り組んでいる事例でした。

 市野川こどもエコクラブ(代表:八巻さん)からの発表は、H18年の発足以来、市野川小学校子どもたち、親たちを中心として、「農」体験・「森、里山」体験・「川・水辺」体験し、自然観察・環境学習を進めている事例でした。

 3つ目の発表は、東松山市の小・中学生を対象に、理科クラブ等で理科教室を開催・支援している事例でした。


お知らせ ドドメ(クワの実)を食べながら、荒川流域一斉水質調査に参加!!

 今日6月7日(日)は、NPO荒川流域ネットワーク主催の「荒川流域一斉水質調査」の実施日です。
 当協議会に所属する団体でも、都幾川・市野川の定点検査地点に於いて、一斉調査が行われました。筆者が参加した調査地点は、これまで空白地帯であった都幾川の下流域(東松山市・川島町)と市野川の下流域(東松山市・吉見町)の合計9地点でした。
 川辺沿いには、ちょうど梅の実やドドメ(クワの実)が熟れている所があり、時折り立ち寄ってはその実を懐かしく食べながら、概ね午前中に調査・検定を完了しました。

■採水作業と、野外での水質分析(都幾川鞍掛橋飛び石、 右岸の四阿にて)⇔H27年 一斉水質調査の風景.docx

■昔懐かしいドドメの実が熟れていました。ドドメは主に関東地方の方言で、桑の実のことを言い、広島地方などでは桑イチゴなどと言います。最近では、英語に置き換えてマルベリー(mulberry)と言って、ジャムなどに加工する地方もあります(例:秩父地方)。



お知らせ ときがわ町「川のまるごと再生事業」の最終段階を見学しませんか!!

 埼玉県がH24年度より、ときがわ町・東松山市・嵐山町・小川町の都幾川水系で「川のまるごと再生」を実施しており、それぞれの地区で自治体・住民で組織する検討部会から提案された里川づくりが行われ、今年度が最終年となり県が実施中の整備状況や、今後、自治体が実施予定の整備計画などが現地説明等で紹介される予定です。

 当協議会の恒例イベントとして、『川の日・7月7日』に近い7月4日(土)に第15回河川見学会を挙行する運びとなりました(添付チラシ表・裏2ページを参照)。→チラシ 川の日・見学会 7/4(最終版.pdf

 つきましては、当日参加者受付や資料配布など、開催時間より30分早めの8時30分に集合場所(ときがわ町役場本町前)へ来て、スタッフ支援して頂ける方を募集いたします。    連絡先:渡辺 仁まで(090-5573-1028)

お知らせ 里川再生へ向けた「石倉」の見学と、産卵床たがやし(in都幾川)

川魚の冬季の隠れ場で棲家になる「石倉」(下の写真)の設置は、平成26年度水産庁予算である水産多面的機能発揮対策事業の助成を受け実施されたものです。この事業は武蔵漁業協同組合と地域住民等が協力して、釣教室や河川清掃等を行ない豊かな川づくりを目指したものです。
 
 
「石倉」は1m四方 深さ50cmの樹脂ネットに100~150個程度の大きな石を詰め沈めたもので、魚類の保護・増殖を目的としています。特に冬期間は多くの魚類が石の隙間で越冬し、水ぬるむ春を待つ「棲家」となります。白石漁協監視員達が調査したところ、一つの倉には2000~4000尾の魚類が越冬していたそうです。ウナギが生息することを期待して、それぞれの倉に1mほどの塩ビ管を埋め込みましたが(下写真)、この間一匹も確認されなかったとのことです。


参加した協議会会員(7名)は、持ち寄った鉄製レーキや熊手などで、土砂やシルトで
埋まっている転石や底石をひっくり返し「浮石=隙間をつくる」状態に戻す河床たがやしを行った。既にトビゲラやヒラタドロムシ、カゲロウなど多く付着していたが、これらの水生昆虫が干上がらない程度に水深を確保しながら耕し(ひっくり返し)作業をおこなった。


お知らせ 小学校の先生による野外環境学習のコメント

 当協議会では、総合学習支援の一環として東松山市立新宿小学校の3年生と6年生、滑川町立月の輪小学校4年生の野外環境学習を支援・協力して参りました。
 この度、埼玉県環境部水環境課が定期発行している『川の国応援団通信 第6号』に、環境学習を担任しておられる新宿小学校の3年生担任の金子教諭から、「市野川探検隊(環境学習)を実施して」という投稿文が掲載されました。
 日頃子供たちをよく観察されていながらも、改めて実際の河川や水辺で発揮される「子供たちの自然への感性」に驚かされたそうです。下記に、先生のコメントを掲載しましたので、川づくりに関わっておられる方々は、一読されることをお薦め致します。
⇒『川の国応援団通信 第6号』3ページ

お知らせ 埼玉県在来種のヌカエビが駆逐され、危機的状況が・・・。

緊急報告として、埼玉新聞(3月31日)に次の記事が載っていましたので、お知らせ致します。

 荒川(入間川、越辺川、都幾川など)、利根川、中川水系など県内の多くの河川や沼などの水辺に、外来種のカワリヌマエビ属が侵入し、在来種のヌカエビは駆逐される傾向であることが、県環境科学国際センター自然環境担当主任専門員の金沢光さん(61)の実地調査で分かった。金沢さんは生態系への影響を懸念して「未来の脅威として観察調査を続ける必要があり、各地の市民団体の力を借りたい。侵入を防ぐ法的措置も急務だ」と訴えている。

埼玉新聞記事の内容
IMG_20150423_0002.pdf

お知らせ 和田吉野川の多自然川づくりで、平塚新田川づくり協議会が設立される

3月21日(春分の日)、熊谷市南部を東流する和田吉野川の多自然川づくりへ向けて、埼河連・熊環連の呼びかけで平塚自治会・ホタルを保護する会・エコネット熊谷・中央漁協・比企の川づくり協議会の市民・住民団体のメンバー約20名が、熊谷市平塚自治会館に集まり全体の連携強化を計りながら、熊谷県土整備事務所への要望・協働していくための第1回目の会合を開催した。

当地の河川改修の第一眼目は洪水常襲地帯での「治水」にあるが、国道407号より上流は「橋の架け替え以外は、現状の河川形態を維持する」「コンクリート工法は最小にして、石積み・土羽を基調にする」ことを強く要望していくことが確認されました。

当地の用水路では、ゲンジボタルが生息するので、わざわざ都心からカワニナを盗みにきている者達も多く、これらの保全につながる河川改修や、右岸側の2300mの長さの河畔林(クヌギ・コナラなど)の保全・管理を期待したいなど、多くの住民希望が述べられた。漁協組合員の方からは、オイカワやコイなどの繁殖が維持されることを期待したい(ウグイは、見られないとのこと)などの意見も述べられた。

 埼河連の大石・小林・山本代表理事の方々からは、今後4月末までに第一回目の要望書を取りまとめ、概略設計を発注・設計を担当する熊谷県土整備事務所へ提出し、問題提起、協議等を行うこと。9月末までには、設計修正も含くむ第二回目の要望書の取りまとめを行うこと、などの概略活動スケジュールが確認されました。

写真;熊谷市「平塚自治会館」で、市民・環境団体の協議風景
                 ↓