お知らせ

お知らせ 都幾川で新・棚田式魚道整備工事が、完成ま近かです

 魚道建設検討会を主催してきたもりんどの山本会長へ、ときがわ町の担当課より魚道整備進捗状況の報告があったので、工事最終段階でもあり、19日(金)単身にて見学してきました。

 1枚目は河川左岸側から、2枚目は右岸側からの撮影写真です。
     ↓


 工事現場では、河川本流の流水を右岸側に切り替え、整備した魚道に通水を行っていました。
 現在、渇水期にも拘わらず河川流下流量があることから、予定の澪筋はもとより魚道ブロック扇部分全面からも流下可能を確認しました(添付写真を参照)。 今後は、河床土砂整正を行って、左岸側の六脚ブロックの設置を進める予定になっているそうです。
 また
今後の堰の運用計画としては、4月10日頃から1020日頃まで耕作地への用水を取水する予定になっています。
 新しい魚道については、遡上状況の調査や、流量の変化や堰板の調整などによる影響などについても経過を観察し、そして問題点があれば知恵を出し合い解決していく必要があるとのことです。

添付PDFは、219日 ときがわ町産業観光課員(新井さん)の撮影写真02 19 玉川魚道 (ときがわ町).pdf


お知らせ 第22回川の再生交流会が開催されました(於:うらわ市)

2月6日(土)AM10:30~PM4:00、「川の再生交流会(旧・埼玉県河川愛護交流会)」がさいたま市民会館にて開催されました。

 主催は埼玉県河川環境団体連絡協議会(略称:埼河連)と埼玉県環境部水環境課。川にかかわるNPO、市民団体や行政等約400の参加者が。司会は浦和第一女子高アナウンス部が担当し、伊奈町の小針中学校・合唱部のコーラスでオープニングセレモニーが行われた。
⇒小針中学校コーラス部


⇒全体会議での発表


 環境大臣官房廃棄物・リサイクル対策部の吉川圭子氏の講演や松伏中学校の先生が小・中学校の環境学習事例を発表、さらに戸田市のNPO団体、越谷市の連合自治会などが川の再生や美化活動を報告しました。

 お昼を挟んで、午後からは6つの分科会が開催されました。「美化活動」、「水質改善」、「多自然川づくり」、「100プランとまるごと再生」等の6分科会が行われる中、当協議会から参加した5名の方々は、「環境学習」など複数の分科会でスタッフとして協力しました。筆者の参加した「環境学習」分科会では、獨協大学の学生、夢クラブが事例発表を行いました。


⇒ワークショップGでのKJ方式発表風景(環境学習分科会)


 発表後、各テーブルごとに日頃の環境学習の成果、なかなか進まない点、原因や対策などを話し合い、皆さんの真剣さ、熱心さが伺える「まとめ」となりました。分科会後は、もう一度全体会です。最後に閉会にあたってのまとめが行われ、終了となりました。
⇒各ワークショップGの取り纏め

お知らせ 市野川(羽尾地区)河畔林の整備、伐採工事の進捗状況


 1月23日(土)9:00より、羽尾地区の河畔林の一部伐採工事が実施された。昨年9月の関東・東北大水害時には、市野川の一部で溢水が見られ、羽尾地区で合流する「又五良水路」で多くの樹木が流下能力を阻害したために、県土整備事務所河川砂防部の発注で、伐採工事(市野川右岸側)が行われました。
 枯死木、傾斜木など、予め市野川水系の会イン滑川町の皆さんで、目印用のビニール白テープを貼って頂いていたので、工事関係者はスムーズに作業を開始することが出来ました。現場協議で、作業に邪魔になる数本の樹木が追加伐採となりましたが、本日は枯死寸前の針葉大木(ヒノキ)がメインとして伐採され、水路に張り出しているエノキ、コナラなども除伐されることになりました。
⇒写真、「又五良水路」河畔林の伐採工事状況など

 水路の石積み護岸の修理は、後日の作業として取り扱われるとのことでしたが、大木に絡みつく蔓植物の切り残しが多く存在しており、数年かけて腐食して散策ルート頭上に残る「枯死木」になる可能性も考えられます。散策者安全通過の観点から、今後撤去してもらえるよう、管理者側(県土整備事務所)と協議していく必要があると感じました。
⇒散策ルート(
右岸堤防)上に切り倒されたヒノキ枯死木




お知らせ ときがわ町の魚道整備事業で、絶滅危惧種を発見!!

 去る1月14日(木)の都幾川 宮ヶ谷戸前堰の魚道整備事業で、生き物の「引っ越し作業」を記事としてUPしましたが、午前の工事開始から一緒に調査をされていた、埼玉県環境科学Cの金澤さんは、絶滅危惧種のスナヤツメを1尾採捕して同定・接写撮影後に、埼玉新聞の記者発表に応じ、河川環境の重要性を訴えておりました。

 その記事を、ご本人よりお送り頂いたので、本HPに記事全文をJPEGにて紹介致します(下段)。

お知らせ 関東地方整備局と国指定「河川協力団体」との意見交換会、活動発表会。

 18日(月)は、夜間からの降雪が15㎝となり、小学校等は2時間遅れで開校することとなりました。筆者の定期ミニ水族館の掃除も午後に実施することとなりましたので、先日16日(土)13:30~17:00より、荒川上流河川事務所の西浦和出張所に於いて、関東地整局河川環境課・水政課・河川管理課主催の「意見交換会・活動発表会」に参加してきましたので、添付資料・写真を添えて、概要の参加報告を行います。

 ⇒写真は、荒川上流河川事務所の西浦和出張所の会議室風景

1.参加者総数 関東地整局指定協力団体(26団体中)20団体(21名)

        関東地整局内出席者        16

2.活動事例発表者(別紙1を参照のこと)    9団体(当協議会からも発表)
⇒別紙1
河川協力団体出席者一覧.pdf

3.意見交換会の概要

 ①全国197団体が認定されている中、関東地整局で26団体は少ないと思われるが、今後「顔の見える」交流を行い、活発なパートナー態勢を構築して、協働・業務委託できる体制(制度設計)をつくっていきたい。

 ②協力団体へ「委託する範囲(概念)」として、河川法99条の委託の範囲で実施するしか出来ない。建設業法の中の、「工事範疇」(草刈も工事に相当)、「下請け、外注の概念」に相当するものは委託ではなく、一般競争入札・発注や随意契約の工事範囲に相当するので、委託出来なくなる。

 ③よって、別紙4に基づく「委託出来る条件」が限定されてくる。<草刈り+外来種除去>のような、環境教育・啓発を主目的に名称変更することが条件となる。
⇒別紙4

 ④委託方法は、協力団体・社団法人・財団法人等へ公示後、申請資料を受理した後に、選定・委託というフローになる。

4.総括(私的)

  意見交換会に参加して、地方整備局の見解を聞いてみると、「活動範囲の限定」「活動の実績・経歴」「他団体との競争」も要求されてくる傾向になると感じられました。

 その為には、整備局や事務所との日常的(又は定期的)な交流や意見交換などが要求されるだろう、と直感した次第です。

  まあ、タナボタ方式に「委託」が為される訳ではなく、何らかの営業努力を要求されてくるということです。

 

 (以上が、測量設計やコンサル業界を永らく体験した筆者からの、委託者側見解・目論見に対する直感的な感想でした!!)

お知らせ 宮ヶ谷戸前堰魚道建設に伴う、生き物の「引っ越し」作業実施!

 1月13日、今年初めての協働作業は、ときがわ町宮ヶ谷戸前堰の魚道建設に伴う、生き物の「引っ越し」作業から開始されました。
 呼びかけ人は、当協議会の事務局運営委員であるもりんど代表の山本悦男さんであり、昨年から周到に関係各位と連絡調整を行って頂き、好天ではあるが水温6℃の冷たい都幾川(玉川橋下流)で、行われました。
⇒写真、昨年末までの魚道建設工事現場(山本さん撮影)

 建設監督者は、ときがわ町建設課・産業観光課であり、重機による工事関係者を除き、生き物・魚類の「引っ越し」作業(採捕・再放流)に参加された団体は、武蔵漁協、
もりんど、ときがわ遊歩道の会、比企の川づくり協議会、埼玉県環境科学国際センター、県立川の博物館、荒川域ネットワークで、総勢約15名の方々による作業でした。
 午前の十字ブロックの除去(重機ユンボによる)から、研究機関の方々は、作業の合間にタモ網で砂地・礫地から、大型ではナマズ、キンブナなどの採捕を行っていましたが、午後からは大勢の採捕作業で、魚類、甲殻類、両生類、巻貝類の多くの生き物を採集して、一部は博物館の展示水槽などへ搬出されたが、多くの生き物を同定した後(※)、建設工事現場より下流の清流へ再放流されました。勿論、再放流・移動禁止の特定外来生物であるコクチバス13尾は、その場で内臓を取り除かれ食べたい方へ、手渡されました(筆者は、4尾をから揚げにして夕食前のツマミにしました)。
⇒写真、工事現場と生き物採集作業


⇒写真、生き物同定作業と種類別個体数、コクチバスの殺処分


※⇒確認された生き物の種類数は、魚類19種類・甲殻類5種類・両生類1種類・巻貝類3種類・水生昆虫類6種類でした(上のボードを参照下さい)。

お知らせ 「比企の川 生き物図鑑」の改訂版が、発行されました。

 4年前に、東松山県土整備事務所 河川砂防部より発行された「比企の川 生き物図鑑」は、環境省の「貴重種や外来種」指定状況が追加されたり、学会の分類上の変更や種名確定などが生じてきたので、新規増刷を行う今年11月に合わせて、改訂版を作成致しました。
 県土整備事務所の担当課長さんと当協議会事務局による字句の統一や初版時の誤りを訂正し編集作業を行い、最後に埼玉県環境科学国際センターの金澤光さん(=
監修者)のご指導(写真提供含む)を受けながら最終印刷にこぎ付けました。
 これまでのボケた写真や、種類の特徴を表す写真が不鮮明だったものを取り換えて、美しい生き物図鑑が完成いたしましたので、環境団体に所属する皆様が地域や学校での環境教育などの際に、県土整備事務所に直接申込みを行って現場でのテキストとしてご利用頂ければ幸いです。

(但し、比企川協の運営委員&会員の皆様には、直接手に取ってご覧頂くために、
既にサンプルとして1冊を送付致しました。)

⇒以下は、「比企の川 生き物図鑑」(改訂版)の表紙及び裏表紙



 無料頒布される申込み先は、以下の通りです。(必要部数については、担当者と交渉して下さい。)
 ⇒ 埼玉県東松山県土整備事務所 河川砂防部 TEL0493-22-2334

お知らせ 日高市の「高麗川まるごと再生」の昨今は?

高麗川まるごと再生事業(日高市分)の全面変更を求める!!    埼玉県河川環境団体連絡協議会 (埼河連) からの投稿

埼玉県のまるごと川の再生事業計画は多くの成果のうちに進行している。反面、計画そのものが川の環境保全を根底から揺るがす事例もあるのは大変残念である。今年度の計画で、高麗川まるごと再生事業のうち、日高市分の再生事業は以下の点で容認できないことが分かった。

1.今回の高麗川まるごと再生事業のうち日高市分事業は、川の再生100プランの巾着田事業から発展的に計画されたものであるが、住民に広く説明をし、公開されたものでは無かった。つまり、一部の要望を聞いたものではあろうが、広く住民の要望を採択したものでは無かった。

 高麗川は埼玉県の河川にあって、水質はAAにランクされ、埼玉の清流の代表格である。この素晴らしい高麗川で、両岸が河岸段丘の、カワセミが生息する豊かな自然の中にコンクリートで固めた遊歩道を造成することは許し難い整備である。

2.川に近付き、水辺に接したいと願う住民は多い。しかし、自然に反する整備を望んでいない。今回、高麗川の整備予定地を見ると、自然に近い「踏みあと」程度の整備で十分である。大きな石をよけ、小石、砂利でならす程度で充分である。年に数回の補修は必要だが、僅かな費用で整備可能である。今回のまるごと再生事業で、整備後の保全に、埼玉県は住民参加を提唱しているが、これは住民と長期にわたり協議することで、その後の保全が可能であるとしている。その精神から言って、整備後の手間はかかるが、「踏みあと」程度の整備を要望する。

3.川に行きたいと願う住民には、スポット的に上下する道筋、階段は必要である。

4.治水・護岸の要望は強い。県は護岸や樹木の手入れを民地であるとの理由からほとんどしていない。今回のまるごと再生事業では、大要として、治水とは関係なく進められているが、日高市分では一部に護岸事業を進めるから、このまるごと事業を容認せよとの声が上がっている。護岸工事は別物であるとの説明が必要である。

5.下流の住民は高麗川の清流を思い浮かべて水道の水をいただく。日高市民が「まちの活性化」をうたい、清流の保全を願っていると思う。

 ⇒日高市市民団体「リンクス高麗川」からのメッセージです

結語

①コンクリートで固める遊歩道計画を中止し、撤回すること。

②踏みあと程度の多自然工法で、景観にマッチした整備に変更すること。

③細部は日高市民が広範囲に、多数参加出来る話し合いの上、合意の得る事業計画を決定していくこと。    以上 

お知らせ 【お知らせ】来春2月6日(土)に、川の再生交流会開催が決定しました

  1215日、埼玉県庁1階の会議室にて、県水環境課・埼河連主催の「H28年川の再生交流会」第3回目打合せ会議(約20名)が開催され、下記添付資料のとおり H2826日(土)10時より「さいたま市民会館うらわ」にて開催されることが決定いたしました。

 県水環境課からは、埼河連に所属する団体・個人宛に添付したチラシと案内状が届けられると思いますので、分科会参加希望者リスト等を添えて返信して頂き、奮ってご参加されるようお願い致します。
 
参考までに、午後の部の6分科会は以下の通りになっています。(チラシ2ページ、参照下さい)

 午後の部13:30~

第1分科会:始めの一歩<ボランティアの始め、地域の約に立ちたい>

第2分科会:美化活動のすすめ<ごみのない川、魚が泳ぐ川>

第3分科会:環境学習<地域と学校を結び、学ぶ>

第4分科会:多自然の川づくりと環境保全<自然と心を結ぶ川づくり>

第5分科会:100プランとまるごと再生事業<継続させる活動と交流>

第6分科会:水質改善<我が家の排水はどこへ行く。マナーの向上>


 ⇒再生交流会の案内チラシ2ページ

  

 

お知らせ 9.9関東・東北大災害で、市野川(羽尾地区)支川でも被害が顕在!!

 去る9.9の関東・東北大災害で発生した市野川支川(又五良水路)の被害箇所で、市野川水系の会イン滑川町及び当協議会が、東松山県土整備事務所と町建設課と現地打合せを行って、これからの災害復旧工事と排水障害となっている河畔林(湿地により生育障害)の除伐計画を協議しました。
⇒被害箇所の現況と今後浚渫工事する羽平橋PDF
市野川支川(滑川町羽尾地区)の洪水被害箇所.pdf
⇒下・写真:市野川水系の会イン滑川町、当協議会、東松山県土整備事務所、滑川町建設課の4者で、現地打合せを実施(11月26日・木)。

お知らせ ふれあい市野川クリーンアップ作戦を実施(東松山市・吉見町)

 117日(土)、東松山市と吉見町の境に在る吉見百穴前の市野川高水敷で、第12回目のクリーンアップ作戦(清掃活動)が実施されました。11回目より、東松山ロータリークラブを中心とした13団体の協議会方式で実施されており、私達比企川協もその一翼を担ってきました。
⇒吉見百穴前の河川敷で開会式

 
会員4名だけでは、早朝からの事前準備と水槽管理など人員不足の中で、本年度は市野川を再生させ隊in松山への5年生児童スタッフ4(東松山市立新宿小学校)の応援もあり、大人でも難儀する水槽造り(水汲み)や網からの大型魚類であるナマズ(40㎝級)・カムルチー(50㎝級)をタライや水槽に分類展示してもらいました。
⇒活躍する新宿小からの応援スタッフ

 
 700名の参加者で盛り上がった「作戦」の主なイベントは、「市野川両岸の清掃活動」と「川に親しむ(生き物採取・展示)」、「地域間交流(豚汁会)」で構成されており、当協議会からは3個のモンドリ網と1個の定置網での生き物採捕を行い、地元自治会や老人クラブ連合会、小・中学校の児童・生徒達に展示・説明を行いました。
⇒生き物の展示・説明を行う児童
スタッフ


⇒新宿小学校宛に提出した「現場写真報告書」は、こちらから新宿小 活躍するスタッフ.pdf

お知らせ 関東に木枯らし1号、市野川(滑川町)でクリーンアップ作業!

 気圧配置が西高東低の冬型となり、季節風が強まったため、去年より3日早い観測だそうです。
 11月1,2,3日には、東松山市をメイン会場として比企郡で恒例の「スリー・デー・マーチ」が開催される。比企郡の農村風景に水辺環境が溶け込む箇所が、そのルートの一部に選ばれており、都幾川と共に滑川も数万のウォーカーの方々が、晩秋の澄み切った水面に目を移す機会が多くなってきました。

 11月25日(土)、滑川町建設課・産業観光課主催で市野川水系の会(代表:日下進さん)共催のクリーンアップ作戦が、実施されました。

 9時より、羽尾地区周辺の自治会の方々も含めて約40人の老若男女が、
役場から支給されたゴミ袋を片手に新高橋上流と下流に分かれて、一斉に「ゴミ拾い」作業を開始しました。

 農道の一部のコースは、ウォーキング・ルートにもなっているので、事前に草刈や枝打ちをしていることもあり、大型の不法投棄物(昨年あったTVや自転車や冷蔵庫など)は見つかりませんでした。
 特に、水系の会10人が、前日蛇行河川B区間の中ノ島中心に行った草刈り・枯死木撤去などの美化活動の直後でもあり、青く映える水面は勿論、キツネノカミソリ生育域とも良好な環境保全がなされていました。

 しかし、台風21・22号の大雨で農業施設(ビニールなど)が流出し、河道内に埋まっているものが数カ所で散見されました。
 2週間後の11月7日(土)には、もっと下流の吉見百穴周辺で、東松山市・吉見町のロータリークラブ主催(協力:県土整備J・環境管理Jなど)の「第12回ふれあい市野川クリーンアップ作戦」(参加予定者約650人)が計画されています。
 当協議会も第1回目より、協力団体として「市野川の生き物採集・展示」を継続担当することになっており、スタッフの募集やポスターやパネル作成などを行っている最中です。


お知らせ どきどき★わくわく★ときがわと遊ぼう!!が挙行されました。

104日のホームページで紹介した、比企フェス・川の魅力実感イベントが、10月11日(日)ときがわ町新玉川橋周辺にて開催されました。開催準備時800頃には、小雨降る天気状況でしたが、徐々に好天模様となり、10時開会式・表彰式には来場者が増え多くの参加者となりました(午後3時の最終来場者数は、約4500人となった)。 ⇒ 詳細記事:埼玉新聞H27.10.15.pdf


 我々の出展ブースは、もりんど(代表:山本悦男さん)を代表として、NPO荒川流域ネットワークの方々と三者共同で設営されました。担当したイベントは、「ときがわの生き物大調査」班と「川の耕し」班で、前者は来場者の親子参加をめざし、後者は川の生き物再生のための実演という趣旨で、実施されました。

 水槽に展示された、魚類・エビ・カニ・水棲昆虫は、県立川の博物館の藤田学芸員による同定や説明が行われ、親・子ども達や上田清司県知事・関口定男ときがわ町長等の観察・視察が楽しく行われました。


 川の耕しは、水温が低く来場者の参加はなく、協議会々員やNPO荒川ネットワークの方々によるジョレンやツルハシなどで「地道な川作業の実演」で、生き物再生(水生昆虫や魚類の増殖など)を訴える出し物となりました。

お知らせ 環境みらいフェア~未来に向けてエコ宣言!~が開催されました

1010日、東松山市の松山市民活動センター、ウォーキングセンター前庭で開催された「環境みらいフェア」に、共同出展しました。

岩殿満喫クラブ(代表:稲田滋夫さん)は、『岩殿丘陵の「農」のめぐみ』(森・里・川の連環チームで、里山再生)、市民の森保全クラブは『森のクラフト体験』(市民の森から里山再生)を出展し、小規模ながら比企の川づくり協議会は簡易測定パック(COD)で九十九川上流の水質測定をしました。

 サトイモなど農産物の販売や松ボックリのクラフト体験に、多数のお客さん、参加者があり盛況でした。また、水質汚濁の著しい「施設排水管」には、興味のある方々と情報交換もできました。

お知らせ 10月は、秋のイベントが目白押し!!

 ときがわ町のもりんど(代表:山本悦男さん)が参画して、県・町・青年会議所と企画して頂いた『ドキドキわくわく☆ときがわと遊ぼう』が、1011日(日)10時より、ときがわ町新玉川橋上流区間にて実施されます。

 詳細は、「比企青年会議所」のHPで見られ、添付資料は、その会議所のHPから掲載させて戴きました。

また、イベントの内容は次の通りです。

●イベント概要

1 開催日時:平成27年1011日(日)10001500

2 開催場所:ときがわ町都幾川(玉川橋~新玉川橋間) 

3 主  催:埼玉県 共催:ときがわ町

       比企青年会議所35周年記念事業「比企フェス」と合同開催

4 目  的:多くの県民に川遊びを通じて」川の魅力を実感してもらうことにより

       「川の国埼玉」への理解を深め、合わせて県の取組をPRする。

5 企画内容:①清流を実感する催し②安らぎを実感する催し③にぎわいを実感する催し

       ④川の安全を実感する催し⑤集客を図る催し⑥その他

●もりんど担当企画:清流を実感する催しの「ときがわの生き物大調査」と「川の耕し」

1 「ときがわの生き物大調査」班

2 「川の耕し」班

お知らせ 9.9大水害で、都幾川・市野川でも68世帯に避難勧告が発せられました!

 今回の大水害では、比企地方を東流する2つの河川でも、国が流量・水位観測する地点で、早めに氾濫危険水位をオーバーして16時頃には、東松山市の唐子・高坂・野本・下松本の68世帯に避難勧告が出されました。市野川の中流域(吉見百穴付近)に自宅を構える筆者(渡辺)は、即刻マイカーで活動拠点の現状を把握するために、「天神橋流量・水位観測地点」~「滑川との合流地点」~「吉見百穴前(県道27号東松山橋)」~「旧流れ川橋(新宿小学校東)」での水位状況を緊急視察を行って、運営委員&会員に報告しましたので、水位上昇した市野川中流域の河況をご覧頂きたい。

⇒緊急現地視察を報じた水位・流況
氾濫危険水位の市野川 現場視察報告(重陽の日).pdf

⇒9日 氾濫危険水位【20.15m】を約0.2mオーバー


 幸いにも、9.918時以降は小降りになり水位も低下したので、市野川は2040に、都幾川は2140に避難勧告は、解除され甚大な被害や災害報告は無かったものの、平成11年の8月豪雨以来の「緊張感と焦り」を以って、終日過ごしたことをお知らせ致します。
⇒翌10日には、3.50mも下がった水位(標)


お知らせ 吉見百穴前の市野川で小学3年生児童が「探検隊(水辺観察会)」を実施

 秋雨前線が活発に動き出している9月3日(木)の8時より、東松山市立新宿小学校3年生(62人)が、総合理科授業の一環として、市野川探検(水辺観察会)を実施した。
 市野川を再生させ隊と比企の川づくり協議会の運営委員(5名)は、これ等の環境学習のアドバイザーとして、埼玉県環境部より派遣されたものであり、前日2日から実施準備を行ってきた。

写真1.前日に仕掛ける3種類の網と設置場所を検討する環境アドバイザー↓ 

 午前9時に市野川の会場(砂州・高水敷き)に到着した児童達は、アドバイザーやスタッフ・PTAの指導のもとに、大きなモンドリ網等の回収などを行い、生き物の採集と水槽展示などを行った。

写真2.モンドリ網の回収を行う児童達↓



写真3.ガサガサ生き物調査を行う探検隊員


写真4.探検隊員も川あそびに興じ、そして学習

お知らせ 市野川蛇行河川(滑川町)でキツネノカミソリ鑑賞会

 市野川水系の会イン滑川町(会長:日下進さん)では、8月7日(金)~8日(土)の2日間に亘って、羽尾地区蛇行河川の中ノ島(B区間)でキツネノカミソリ鑑賞会を実施した。
 昨年度より、滑川町役場が
後援者となっており、初日の7日には吉田昇町長の挨拶があり、県・町行政関係者・見学者など概ね50名の参加がありました。
■吉田町長と日下会長の挨拶風景

 
今年の開花状況は、例年の1/3の着花しか見られず、「一面真っ赤に染まる絨毯」という状況ではありませんでしたが、町の名所になってきているエリアでもあるので、「水系の会」を中心としたボランティアの活動によって、散策路・ロープ張りが明示され、群落の保全・保護が着実に進んでいることが示されています。

■巡回散策路を通る見学者たち


■今年のキツネノカミソリ群落


お知らせ 炎天下の都幾川(嵐山町)で、親子魚捕りと川遊び。

 8月2日(日)には、二瀬橋左岸(嵐山町)にて親子魚捕り、川遊びが実施されました。

主催は、武蔵漁業協同組合とNPO法人荒川流域ネットワークであり、当協議会員からも6名のスタッフとして地曳網設置や安全見守り等の協力を行ってきました(スタッフ総数20名)。

 地曳網は、二瀬橋上・下流に瀬張り網を2箇所設置して、瀬張りより下流から刺し網を、ライフジャケット等で安全対策した「親子さん」によって曳き上げるという漁法で実施されました。

地曳網を引く親子さんとスタッフ⇒

 過年度の秋季の実施では、25㎝級の落ちアユが数多く採捕されたが、今夏は数匹のアユに留まった。

漁網の中で数多く採捕された魚種はウグイ(地方名クキ)であり、20㎝級~10㎝級のものが多く100前後の漁獲と見受けられました。

刺し網や投網で採捕された、数多くのウグイ⇒


 この日も、猛暑の中でのイベントであった為、鴻巣市の三谷釣具店の参加でサービス提供される、恒例のカキ氷は飛ぶように出回り(塩焼きアユは、那珂川水系のもの)、橋の下で涼を取りながら、捕れた魚の説明や外来種の異常繁殖(ミナミヌマエビ)などの現況生き物を学習することが出来ました(講師は、埼玉県環境国際センターの金澤光さん)。

ドジョウの説明と、ミナミヌマエビの生き物現地学習

お知らせ 猛暑の中、蛇行河川の中ノ島のゴミ拾いと散策通路のロープ張り

 7月25日(土)、市野川水系の会イン滑川町では、過去2~3年の間に保全活動を行ってきた、市野川羽尾地区(蛇行河川)のキツネノカミソリ群落保護・保全活動を行った。

 会員15名は、約3,000㎡の群落地に落ちているゴミや枯れ木などを取り除き、8月に咲き誇る時の群落保全の為に、散策通路境界杭を打って、通路を示すトラロープ張りを実施しました。
高橋付近で杭打ちする会員⇒


 高橋から中ノ島に降りる木道も1年を経ると、朽木になっているため、新たな木材と交換し、見学者や子供達が安全に散策できるように整備し直しました。猛暑のため、蛇行B区間のみの作業になりましたが、A区間のキツネノカミソリ群落もあるので、8月8~9日(土・日)の「鑑賞会」までにもう少しの対策を講じるとのことであった。

 暑い日に、ご参加頂いた会員の皆様に感謝申し上げます。

作業を終え、全員でパチリ⇒

お知らせ 梅雨の晴れ間に、「まるごと再生の現場」で河川見学会を開催!

  九州や太平洋沿岸に停滞する梅雨前線の影響で危ぶまれた7月4日(土)9:00より、当協議会主催の「第15回河川見学会」が、都幾川の「まるごと再生地区」(ときがわ町)に於いて実施されました。
 コース設定や
現地案内などで全面的に協力頂いた地元市民団体「もりんど」、再生計画や工事に4年を費やし施工現場を案内頂いた東松山県土整備事務所河川砂防部の方々、地元町役場の建設環境課・産業観光課の関係者を始め、地元自治会・遊歩道の会・市民の皆さんなど、30名が参加して3キロ区間を見学した。
 見学会の重要ポイントは、まだ着工されていないがH27年度から着手される「宮ヶ谷戸前堰魚道工事」、花菖蒲園横の完成真近な「飛び石工事」、川北橋までの「遊歩道の今後の計画」などを県・町役場の担当者から直接説明を受けながら実施した。
 まるごと再生プロジェクト範囲は、三波渓谷までの区間なので、今回の見学会は大よそ1/3強の距離を歩行見学して、川北橋で折り返して11時半頃には、町役場に隣接するトレーニングセンター駐車場に戻り、円陣・車座になり、もりんど山本悦男さんの議事進行で「町民参加の意見交換会」を実施した。
 現場を初めて見学された方や、支流の自治会から参加された方、親子で遊歩道・工事現場を直接体験された方などから疑問や質問が相続き、県事務所の課長さんや役場の担当者、遊歩道の会の皆さんから、懇切丁寧な回答を得て、プロジェクト全体に対する期待や関心度合いが広く行き渡っていることを感じさせられました。

⇒今年11月頃完成予定の飛び石工、後背地は町立「花菖蒲園」

⇒人道橋「破岩橋」付近で、今後の遊歩道計画を見学  


⇒見学会最終地点 川北橋(県道172号)の四阿にて

⇒役場トレ・セン駐車場横にて、全体の意見交換会(約40分)

埼玉新聞記事↓

お知らせ [都幾川で川遊びinときがわ町]のご案内

 
 いよいよ暑い夏がやってきます。比企の川づくり協議会では、子ども達が里川で、元気に泳いだり・カヌーに乗ったり・生き物を観察したりする、恒例の【11回都幾川で川遊び in ときがわ町】に協力致します。
 子どもたちと共に、奮ってご参加下さる様お願い致します。

■日時:2012年8月1日() 9:0012:00

■集合場所:ときがわ町玉川たまがわ花菖蒲園対岸の河原

■主催:もりんど

詳しくは、次のチラシ(pdf)をご覧下さい。⇒'15-川遊び-もりんど.pdf

お知らせ 「川の再生地域交流会」(和田吉野川in熊谷市) が行われました。


 6月26日(金)、熊谷県土整備事務所・北部環境管理事務所・熊谷市役所協力による和田吉野川(国道407号上流約600m区間)の「多自然川づくり」計画地を見学し、市民による意見交流会に参加しました。
  ⇒左岸の河川区域にて、開会のあいさつ

 参加者は、県内の市民団体からの参加者も多く、主催者・スタッフを含め、総勢で39名の参加者がありました。現地での午前の部・見学会を終えた後、地元平塚新田自治会集会所にて昼食を取り、午後の部・話題提供と地元からの活動事例発表が行われた。
       ⇒現地見学を終えて集合写真

【市民による意見交換会(話題提供と活動事例発表)】

1.「和田吉野川における多自然川づくりの改修事業計画の概要」

                    埼河連              小林 一巳さん  

     *資料は、熊谷県土整備事務所作成のものを使用した。

2.「和田吉野川の今昔」       平塚新田自治会会長  奥田信夫さん

3.「和田吉野川に生息する生物」   平塚新田自治会    大久保茂夫さん

4.「ほたるの一生」         熊谷市ほたるを保護する会         

                                 岡部 幸夫さん
⇒自治会集会所にて、市民交流・意見交換会

お知らせ 東松山市民環境会議(H27年度、第1回)で、2つの活動事例発表

 
   月21日(日)10時より、東松山市役所総合会館4階多目的ホールにて、東松山市環境基本計画市民推進委員会「H27年度第1回市民環境会議」が開催され、当協議会運営委員(稲田さん)・会員(八巻さん)の2名が環境まちづくり活動の事例発表を致しました。
 岩殿満喫クラブ(代表:稲田さん)からの発表は、耕作放棄された谷津田を「岩殿市民たんぼ」に再生し、生き物豊かな里山景観を回復しようと取り組んでいる事例でした。

 市野川こどもエコクラブ(代表:八巻さん)からの発表は、H18年の発足以来、市野川小学校子どもたち、親たちを中心として、「農」体験・「森、里山」体験・「川・水辺」体験し、自然観察・環境学習を進めている事例でした。

 3つ目の発表は、東松山市の小・中学生を対象に、理科クラブ等で理科教室を開催・支援している事例でした。


お知らせ ドドメ(クワの実)を食べながら、荒川流域一斉水質調査に参加!!

 今日6月7日(日)は、NPO荒川流域ネットワーク主催の「荒川流域一斉水質調査」の実施日です。
 当協議会に所属する団体でも、都幾川・市野川の定点検査地点に於いて、一斉調査が行われました。筆者が参加した調査地点は、これまで空白地帯であった都幾川の下流域(東松山市・川島町)と市野川の下流域(東松山市・吉見町)の合計9地点でした。
 川辺沿いには、ちょうど梅の実やドドメ(クワの実)が熟れている所があり、時折り立ち寄ってはその実を懐かしく食べながら、概ね午前中に調査・検定を完了しました。

■採水作業と、野外での水質分析(都幾川鞍掛橋飛び石、 右岸の四阿にて)⇔H27年 一斉水質調査の風景.docx

■昔懐かしいドドメの実が熟れていました。ドドメは主に関東地方の方言で、桑の実のことを言い、広島地方などでは桑イチゴなどと言います。最近では、英語に置き換えてマルベリー(mulberry)と言って、ジャムなどに加工する地方もあります(例:秩父地方)。



お知らせ ときがわ町「川のまるごと再生事業」の最終段階を見学しませんか!!

 埼玉県がH24年度より、ときがわ町・東松山市・嵐山町・小川町の都幾川水系で「川のまるごと再生」を実施しており、それぞれの地区で自治体・住民で組織する検討部会から提案された里川づくりが行われ、今年度が最終年となり県が実施中の整備状況や、今後、自治体が実施予定の整備計画などが現地説明等で紹介される予定です。

 当協議会の恒例イベントとして、『川の日・7月7日』に近い7月4日(土)に第15回河川見学会を挙行する運びとなりました(添付チラシ表・裏2ページを参照)。→チラシ 川の日・見学会 7/4(最終版.pdf

 つきましては、当日参加者受付や資料配布など、開催時間より30分早めの8時30分に集合場所(ときがわ町役場本町前)へ来て、スタッフ支援して頂ける方を募集いたします。    連絡先:渡辺 仁まで(090-5573-1028)

お知らせ 里川再生へ向けた「石倉」の見学と、産卵床たがやし(in都幾川)

川魚の冬季の隠れ場で棲家になる「石倉」(下の写真)の設置は、平成26年度水産庁予算である水産多面的機能発揮対策事業の助成を受け実施されたものです。この事業は武蔵漁業協同組合と地域住民等が協力して、釣教室や河川清掃等を行ない豊かな川づくりを目指したものです。
 
 
「石倉」は1m四方 深さ50cmの樹脂ネットに100~150個程度の大きな石を詰め沈めたもので、魚類の保護・増殖を目的としています。特に冬期間は多くの魚類が石の隙間で越冬し、水ぬるむ春を待つ「棲家」となります。白石漁協監視員達が調査したところ、一つの倉には2000~4000尾の魚類が越冬していたそうです。ウナギが生息することを期待して、それぞれの倉に1mほどの塩ビ管を埋め込みましたが(下写真)、この間一匹も確認されなかったとのことです。


参加した協議会会員(7名)は、持ち寄った鉄製レーキや熊手などで、土砂やシルトで
埋まっている転石や底石をひっくり返し「浮石=隙間をつくる」状態に戻す河床たがやしを行った。既にトビゲラやヒラタドロムシ、カゲロウなど多く付着していたが、これらの水生昆虫が干上がらない程度に水深を確保しながら耕し(ひっくり返し)作業をおこなった。


お知らせ 小学校の先生による野外環境学習のコメント

 当協議会では、総合学習支援の一環として東松山市立新宿小学校の3年生と6年生、滑川町立月の輪小学校4年生の野外環境学習を支援・協力して参りました。
 この度、埼玉県環境部水環境課が定期発行している『川の国応援団通信 第6号』に、環境学習を担任しておられる新宿小学校の3年生担任の金子教諭から、「市野川探検隊(環境学習)を実施して」という投稿文が掲載されました。
 日頃子供たちをよく観察されていながらも、改めて実際の河川や水辺で発揮される「子供たちの自然への感性」に驚かされたそうです。下記に、先生のコメントを掲載しましたので、川づくりに関わっておられる方々は、一読されることをお薦め致します。
⇒『川の国応援団通信 第6号』3ページ

お知らせ 埼玉県在来種のヌカエビが駆逐され、危機的状況が・・・。

緊急報告として、埼玉新聞(3月31日)に次の記事が載っていましたので、お知らせ致します。

 荒川(入間川、越辺川、都幾川など)、利根川、中川水系など県内の多くの河川や沼などの水辺に、外来種のカワリヌマエビ属が侵入し、在来種のヌカエビは駆逐される傾向であることが、県環境科学国際センター自然環境担当主任専門員の金沢光さん(61)の実地調査で分かった。金沢さんは生態系への影響を懸念して「未来の脅威として観察調査を続ける必要があり、各地の市民団体の力を借りたい。侵入を防ぐ法的措置も急務だ」と訴えている。

埼玉新聞記事の内容
IMG_20150423_0002.pdf

お知らせ 和田吉野川の多自然川づくりで、平塚新田川づくり協議会が設立される

3月21日(春分の日)、熊谷市南部を東流する和田吉野川の多自然川づくりへ向けて、埼河連・熊環連の呼びかけで平塚自治会・ホタルを保護する会・エコネット熊谷・中央漁協・比企の川づくり協議会の市民・住民団体のメンバー約20名が、熊谷市平塚自治会館に集まり全体の連携強化を計りながら、熊谷県土整備事務所への要望・協働していくための第1回目の会合を開催した。

当地の河川改修の第一眼目は洪水常襲地帯での「治水」にあるが、国道407号より上流は「橋の架け替え以外は、現状の河川形態を維持する」「コンクリート工法は最小にして、石積み・土羽を基調にする」ことを強く要望していくことが確認されました。

当地の用水路では、ゲンジボタルが生息するので、わざわざ都心からカワニナを盗みにきている者達も多く、これらの保全につながる河川改修や、右岸側の2300mの長さの河畔林(クヌギ・コナラなど)の保全・管理を期待したいなど、多くの住民希望が述べられた。漁協組合員の方からは、オイカワやコイなどの繁殖が維持されることを期待したい(ウグイは、見られないとのこと)などの意見も述べられた。

 埼河連の大石・小林・山本代表理事の方々からは、今後4月末までに第一回目の要望書を取りまとめ、概略設計を発注・設計を担当する熊谷県土整備事務所へ提出し、問題提起、協議等を行うこと。9月末までには、設計修正も含くむ第二回目の要望書の取りまとめを行うこと、などの概略活動スケジュールが確認されました。

写真;熊谷市「平塚自治会館」で、市民・環境団体の協議風景
                 ↓

お知らせ 第19回荒川流域再生シンポジウムと水かけ”サ”論に参加 

■Ⅰ部:再生シンポジウム
 3月14日(土)午後より、国立女性教育会館の大会議室に於いて「荒川流域再生シンポジウム」が開催されました。主催は、NPO法人荒川流域ネットワークで、恒例の活動報告は①2014年度のアユ遡上環境調査の結果と、6年間のとりまとめ ②2014年度荒川流域一斉水質の結果報告に始まり、③新河岸川水系でのアユ復活 ④入間川水系での魚道設置事業の二つの活動報告が行われた。
 当協議会からも、越辺川、都幾川、槻川でそれぞれに活動している方は、標識アユの放流・追跡などで協力している関係上、結果については大いなる関心と期待をもって講演に聞き入りました。

■Ⅱ部:みずかけ”サ”論
 会場に来られた約40名の住民・市民団体、行政、専門家を交えて、『東京湾から、自然遡上するアユを復活するための連帯について語ろう』の合言葉の基に、様ざまな意見交換がなされました。荒川の中央西部域である新河岸川の黒目川での天然アユ遡上の水中ビデオが紹介されて、堰き止めらる構造物の所在・問題点なども指摘されました。
 入間川では、H24年度からH27年度まで、川越市内の3つの農業用水堰、及び狭山市内の3つの農業用水堰の改修計画・工事・効果検証(モニタリング)を行うことが、東松山農林センターの上原担当部長から発表され、出席者からは多くの質疑応答がなされました。

新聞記事⇒
荒川流域ネットの第19回シンポジウム.JPG

写真:講演とみずかけ”サ”論の会場 ↓


 

お知らせ H27年度 市民環境会議で先進事例「黒目川の川づくり」の講演

3月8日(日)午後より、東松山市松山市民活動センターに於いて、東松山市環境産業部エコタウン推進課主催による市民環境会議が開催されました。3つの目標「将来世代の豊かさを守る持続可能な暮らし」「恵みをもたらす里山、農地、水辺の保全」「市民、地域のチカラが発揮される協働のマチ」のテーマの中の「水辺の保全」の先進的事例の紹介で、朝霞市の「黒目川に親しむ会」の藤井由美子代表からの講演を行って頂きました。

県内でも古くから、河川改修で行政(県土整備事務所)、河川工事・設計会社、市民・住民、専門学者らによる協働事業として「多自然川づくり」を実施してきたことで知られ、その成果はH13年度土木学会でも「土木学会デザイン賞」を授与されるほど素晴らしいものです。

特に、東京都東久留米市、埼玉県新座市、朝霞市の人口密集地(合計人口40万人)にもい拘わらず、水質保全、多様な生き物の回帰、商店街を巻き込んだマチづくり、小・中学生の環境学習の場の創設など、東松山・滑川町・吉見町を貫流する市野川に大いに参考になる講演でした。
  新聞記事⇒
第2回市民環境会議 記事.pdf

 講演風景⇒

お知らせ 市野川(羽尾地区)蛇行河川のモニタリング測量開始される

■県土整備事務所から、測量業務『H26年度 河川改修工事(モニタリング業務委託)』が発注された

 去る2月に東松山県土整備事務所河川砂防部より発注された市野川蛇行河川部の縦横断測量(約1.4Km)は、H2122年に当協議会が河川整備基金から助成金を受けて実施した「市野川、市民による順応的事業の実施(2WAY方式のモニタリング調査)」を継続し、新川と蛇行河川の保全と有効性を検証する目的になっています。3月2日(月)午後より県土整備事務所・開発測量業者・当協議会(&市野川水系の会)の3者が現地集合して、調査測線(横断測量)の現地確認を実施しました。測量会社は()都市開発コンサルタンツ(本社:東松山市)で、当協議会からの参加者は、千葉さん・日下さん・渡辺の3名でした。
行政、測量業者、市民による現場立ち合い⇒

■河川改修の測量とモニタリング測量のちがい

 今回の測量延長は約1,350mであり、蛇行河川域(ABCD区間)約850m、直線河川域約500mの縦断測量(20mピッチ)と66測線の横断測量を実施するものです。この測量方法は、国が定める河床変動量調査に準拠して行う調査で、起点(D地区)から終点(A地区)に向かって、20mごとの河床高を求めて縦断図を描くと同時に、その地点の横断図を描くものです。いわゆる、河川計画を行う際の立体現況図の基になるものです。

 一方、5年前に私達市民が行った縦横断測量は、河道内微地形を把握する方法で、ハビタットの分布(淵、トロ、早瀬、平瀬の連続分布―Channel Geomorphic Unit―)ごとに縦断・横断図を描くやりかたに従ったものです。従って、均一20mごとの河床変化を捉えたものではありません。測量指導とプログラムの提供は、(独)土木研究所自然共生センターの萱場祐一博士より行われたものであり、この5年前の測線データと今回の測量データをミックスして、河床やハビタットの変化を評価しようとするものです。
蛇行河川(D区域)の測量起点の確認⇒

D区域の釜淵(水深3.1m)の測量線の確認⇒

■2つの測量データをミックスして利用するために

その為に、県土整備事務所斉藤課長、夏目主任、測量士2名と立ち合いの基に、代表的なD区間の釜淵(水深約3.1m)、C区間のドンブリバチ(約1.8m)、新川の分・合流地点、飛び石、又五良水路の出口(A区間)、滑滝(A区間)など、ハビタットの特徴点や地形変換点のモニタリング重点箇所の選点を行い、新たに18測線の追加点を決定してきました。

 これまでの市民によるモニタリング測量は、予期せぬ素掘り新川土羽の崩壊(C区間)・土砂流出と堆積(B区間)など大きな地形改変、体力的衰え(班編成不能)や機材の不備などにより、継続出来なかったので、今後、県土整備事務所が継続実施して蛇行河川の保全と上流域の順応的な改修工事を進められることは大変意義深いことと考えております。当協議会としても、「市野川水系の会イン滑川」の皆様と連携して、全面的に協力・支援していく予定です。
3者による打合せ協議(A区域)⇒

                       以上   写真:千葉、  記録:渡辺

お知らせ 和田吉野川の多自然川づくりがスタートする!!

 2月25日(水)、去る1月に埼河連(埼玉県河川環境団体連絡協議)・比企の川づくり協議会で事前視察を行った「和田吉野川の河川改修工事」の現地説明会が、熊谷県土整備事務所河川砂防部の現地案内で実施されました(比企川協から5名、参加市民総数は20名)。

関連新聞記事⇒
和田吉野川 記事.pdf

現地視察風景↓


 
 国道407号線が和田吉野川を渡る吉野橋の上流駐車場に集合し、多自然工区(吉野橋上流660メートルの区間)とその周辺の状況を見学し、熊谷県土整備事務所に移動した後に、県土整備事務所の秋山副所長・川田河川砂防担当課長・大島技師から、「和田吉野川における多自然川づくりの概要」がPPTによって説明されました。

 現況の蛇行河川と澪筋ルートおよび右岸の山付河畔林を保全するために、左岸側のみの片岸拡幅を実施し、その際に掘削深は0.6メートル以下に留める計画。右岸側の河畔林のところは自然河岸のまま保全する。1981年の和田吉野川全体計画に基づく設計案で工事した場合よりコストも縮減される、などの内容でした。
 その後、事務所の会議室にて、埼河連、熊環連(熊谷の環境を考える連絡協議会)、熊谷ほたるの会、比企の川づくり協議会、地元の平塚新田自治会(区)関係者が参加して、市民側からは活発な意見交換・質疑応答が行われました。




お知らせ 第21回埼玉県「川の再生交流会」が盛大に開催された

 埼玉県主催第21回 『川の再生交流会~きれいな川を次世代へ川の国埼玉~』(埼玉県河川環境団体連絡協議会の協力)がさいたま市民会館うらわで開催されました。栄東中学・高等学校コーラス部の皆さんの歌声で始まり、川にやさしい浄化槽フォーラム埼玉代表の大石さんの報告「排水マナーの向上と排水処理施設の完全達成を目指して」で午前の部は終了。全体参加者は、主催者発表で約650名とのことでした。比企の川づくり協議会からは6名が参加しました。
⇒会場のオープニングコーラス  


 午後の部としては、美化活動、環境学習、多自然川づくり、都市排水路の川づくり、水質浄化などテーマごとにミニ集会を分科会(7分科会)として開催し、行政・市民団体からの発表・意見交換が活発に行われました。
⇒第6分科会「100プランとまるごと再生交流」の発表風景

お知らせ 埼玉県”いい川づくり”研修会に参加(in朝霞市)

129()朝霞台・朝霞市産業文化センターで、多自然川づくりの普及研修会として、いい川づくり研修会が実施されました。主催は「埼河連」・「NPO全国水環境交流会」で、埼玉県河川砂防課の協力、国土交通省の後援を得て、前年度(2回目)さいたま新都心の国交省関東地整局の会議室で、東京都・埼玉県・千葉県の合同企画で行われたものの続き(3回目)です。
 今年は、埼玉県単独開催で、今回は埼玉県単独のいい川づくりがテーマでした。埼玉県の川づくり課題は、県民の圧倒的多数の住民が住む県中・南部の平低地河川にあります。

高度成長以前の昭和30年代から、急激な都市化で住宅が増えて、雨が降れば排水の悪い低地は慢性的に冠水します。そして治水・排水機能優先で、川は深く広大になり、崩落防止の鋼矢板護岸になっており、さらに、都市化に下水インフラが追いつかず、生活排水が河川に流れ込み水質悪化をもたらしています。
 また一方で、県北西部の丘陵地では、
荒川の治水計画の一環で、平地に広大で高い堤防の川づくりを行っています。数年前より、県では100カ所の川の再生プランや流域のまるごと再生等を行ってきましたが、多くは標準断面で河岸と護岸一体のブロック(れんが)張りの水際や、布団カゴで固めた典型的な定規断面の川づくりが主流でした。県行政内部でも、ようやく多自然川づくりの自主的研究や改修・施工計画も見られ始めましたので、今回の研修会では、その代表的事例として独自に研究・計画した「和田吉野川」(熊谷県土整備事務所管轄)の改修計画が紹介されました。

 参加者は、国の研究機関・県の行政担当者・地域の市民団体・建設業者など約80名が参加し、都市河川の問題や丘陵地帯の蛇行河川の工事計画や保全方法など、積極的な意見交換がなされ、有意義な研修会となりました。

 ■研修会場の風景です。⇒ 
 
 ■講演者の発表事例。  ⇒ 

お知らせ 滑川町立月の輪小学校での環境学習支援を実施!

滑川町立月の輪小学校4年生(3クラス・120名)の環境学習を支援しました。雨天のため、市野川蛇行河川の自然観察会を中止し、校内で埼玉県県水環境課や財)河川環境管理財団製作のDVDや環境地図などを利用しながら行いました(主催:市野川水系の会 / 協力;比企の川づくり協議会)。
                 ↓写真:校内での環境学習風景

Ⅰ.自然で健康な川の特徴を学んだ。
  ①きれいな水がたくさん流れている
  ②川岸が自然護岸でコンクリートがない
  ③蛇行や瀬・淵がある
  ④河畔林や土手がある
  ⑤
きれいな水に棲む魚がいる
  ⑥きれいな水に棲む水生昆虫がいる
  ⑦堰やダムがない
  ⑧
工場や家庭の排水が流れ込まない
  ⑨
川で遊んだり泳いだりしたい気分になれる川
Ⅱ.
川遊びの「5か条」とは?

   ①川は私たち生き物の源。魚・虫・鳥などの動物や植物のことをたくさん感じましょう
   ②川へは1人で行かない事。仲間どうしでお互いに注意しあって楽しく遊びましょう
   ③川は魅力があるが怖いところもあります。自分でよく考え自分のことは自分で守りましょう
   ④川は常に変化しています。遊ぶ前に下見し遊んでいる時は天気や流れを確認しましょう
   ⑤川へ入る時はライフジャケットをきちんとつけましょう

 以上の事がらを、実際に
行っている川づくりや生き物調査などから事例を挙げて教えて頂くことが出来ました。


お知らせ 入間川 菅間堰・笹井堰の魚道施設見学と協議

1.施工者:東松山農林振興センター、土地改良区

2.現場説明(入間川(くぎ)(なし)橋下流 左岸)

 消波ブロックは、全体的に地盤沈下を起こしアユ、その他魚類の遡上が不可能なため、左岸側に流路(魚道)を、26年度渇水期(冬季)に竣工した。

 渇水期にも拘わらず、コンクリート現場打ちによる流路の地点毎流速はそれぞれ異なっており、最大流速は約1.5m/s程計測されたので、豊水時・平水時に稚アユが遡上可能かどうか、27年度に目視観測していく必要がある。階段状に造成したプール溜り、現場作りの突起状制水工は、流路護岸と流速減衰効果をもたせた工法というものである。

 入間川の大臣管理区間で、最大障害物であった菅間堰のアユ遡上障害物は、すぐ上流の寺山堰(棚田式魚道竣工済み)と併せて、取り敢えず解決されたものと思われるので、今春のアユ遡上期が楽しみである。
 笹井堰の現場打合せ協議の写真は、以下の添付PDFをクリックして下さい。
菅間堰・笹井堰の魚道見学、打合せ協議.pdf

お知らせ 埼玉県”いい川づくり”研修会のご案内

 明けましておめでとうございます。当協議会のホームページをご利用の方々、本年もヨロシク、お願い申し上げます。

 早速ではありますが、「埼河連」からの研修会ご案内と若干の現場報告(14見学)をさせて頂きます。 

     ■■■埼玉”いい川”づくり研修会の案内■■■

1.日時:1月29日(木)10:00~16:20  受付9:30~

2.会場:朝霞市産業文化センター3階ホール(東武東上線朝霞台駅から徒歩3分)

3.参加費など:資料代として、¥500ー

4.共同主催:埼玉県河川環境団体連絡会(略称「埼河連」)
    〃   NPO法人全国水環境交流会
  後   援:国土交通省(予定)、埼玉県、埼玉建産連

5.プログラム案→埼玉”いい川”づくり研修会.pdf

  上記PDFチラシを参照して下さい。

6.■付帯資料(見学会のPDF写真)と現場説明■
          →
和田吉野川の現況(H27.1.4).pdf

  プログラム案にもあるように、報告3「埼玉での多自然川づくりについて」では、熊谷市と東松山市堺を東流する、和田・吉野川の河川改修を事例として、熊谷県土整備事務所 もしくは埼玉県河川砂防課からの発表報告が予定されています。

  そこで、1月4日(日)11時より、「埼河連代表委員」(4名)と比企の川づくり協議会(4名)とで現地視察会を催して、国407号(橋)を境に下流(和田川・吉野川共に)では工事着工中、上流では約1Km区間(蛇行部あり)が今後「多自然川づくり」で設計・施工していくのかどうかを検討中、という現場を視察してきました。

  洪水常襲地帯の河川改修ということで、環境面での配慮よりも、喫緊の治水工事が優先された「典型的な定規断面工事」が施工されてきましたが、今後の吉野川蛇行部をどのように”いい川づくり”を計画していくのか、熊谷市の市民団体と共に注目していきたいと考えております。      以上

  

お知らせ 第21回 県水環境課主催の「川の再生交流会」の開催


 恒例の埼玉県水環境課主催、埼河連協力による、第21回「川の再生交流会」が、下記のように開催されます。

■日時:平成2728日(日)10301600(午前・午後の部)

■会場:さいたま市民会館うらわ 全館(JR浦和駅西口徒歩6分)

■主催:埼玉県環境部水環境課  浄化槽・川の国応援団担当(TEL048-830-3088

 協力:埼玉県河川環境団体連絡協議会(埼河連) 

■詳細(分科会情報):詳しくは、次の添付資料【通知】をご覧頂くようお願い致します。
【通知】川の再生交流会の開催.pdf

 

お知らせ 川越地区の「川の再生交流会」に参加して


 埼玉県水環境課から「川の国アドバイザー」として派遣依頼があり、川越地区の「川の再生交流会」に参加してきましたので、事務局を代表して報告と紹介を行います。
 川越地区では、個々の団体や個人は川の清掃や再生について活動してきましたが、比企地方のようにまとまっての活動交流がなされていませんでした。そこで、今後「かわごえ環境ネット」が各団体・個人を糾合して、行政(県土整備事務所)・自治体(市、町)・自治会や土地改良区・市民との連絡窓口化や意見集約などを行っていくための「はじめの一歩」の会合でした。
 比企地方と同じく、活動団体や市民の高齢化が著しい中で、より広範な市民参加を求めなければならず、入間川水系の起点となる区域の活動家たちの貴重な意見や課題をお聞きすることが出来て、今後とも埼河連(埼玉県河川環境団体連絡協議会の略称)と歩調を合わせた取り組みを実施していくことを期待して、交流を終えました。
⇒川越地区の「川の再生交流会」チラシと「参加報告」
  川越の川の再生交流会.pdf


お知らせ 吉見百穴前の河川敷に、約600人の市民が集う!


 11月8日(土)に、吉見百穴前(東松山市・吉見町境)の市野川河川敷に行政・市民・企業・地元学生と児童たち約600人が集い、恒例の「第11回ふれあい市野川クリーンアップ作戦」を展開しました。
 これまで、埼玉県東松山県土事務所が主導して実施してきましたが、11回目からは東松山むさしロータリークラブを中心とした、民間主導型の環境美化運動(ゴミ拾い)に進化しました。
 当協議会は、第1回目から参加しており、今年度もテーマ⇒【川に親しむ 生き物採取・展示】を担当することになり、前々日6日から事前作業を開始して、もんどり網や簡易網をセットして魚類・甲殻類・両生類などの採集を試みました。
 当日は、気温13.5℃水温14.0℃と寒冷前線が近づく天候となり、2日間で水温が17⇒14℃と低下傾向にあった為に、生き物の活動は低調で、大型のカメやコイ、特定外来種のブルーギルなどの採捕はゼロだったが、魚類7種(タモロコ、モツゴ優占種)、甲殻類3種(シマエビ優占種)、両生類2種を早朝にセットしたミニ水族館に移動・展示して、参加した市民、児童、行政の方々に観察しながら親しんで戴いた。

★添付pdfは、当協議会の活動写真⇒第11回市野川クリーンアップ作戦 会場.pdf
★掲載写真は、開会式場に集結した行政・市民・学生たち








お知らせ 秋空の下で市野川周辺クリーンアップキャンペーン(美化活動)!!


滑川町では、1018日(土)町政施行30周年記念の事業の一環として、羽尾地区の市野川周辺のクリーンアップキャンペーン(清掃活動)を実施しました。

 日頃、羽尾地区の蛇行河川の環境美化活動を実施している「市野川水系の会」の皆さん、地元住民など約60名の参加を得て、【高橋→両家橋】と【高橋→羽平橋】の2つのルートに分け、軍手・ゴミ袋を支給された美化活動部隊は、堤防付近や農道に散らばっているゴミ収集と分別にひと汗をかきました。

 参加された町民の皆さんは、蛇行河川を真近かに接しながら市野川の自然の豊かさ・貴重さを改めて実感すると共に、今後のプロムナード計画にも積極的に参加して戴ける第一歩を進めたことに、大いに評価していきたいと思います。

写真1.美化活動に集まった皆さん→

写真2.堤防・農道に捨てられたTV

お知らせ 武蔵漁業協同組合と共催で、槻川の生き物調査を実施

 先にお知らせしましたように、10月4日(土)、武蔵漁業協同組合との共催で「魚影豊かで、県民に親しまれる水辺環境づくり」の一環として、生き物調査を実施しました(小川町in槻川)。

台風18号が近づく気象配置にも拘わらず、好天に恵まれて、地元エコクラブの児童達・保護者約40名の参加を得て、有意義な調査を完了しましたので、埼玉県水産研究所等へお送りしたリポートを以下に添付致します。
H26年度ふるさとの川増殖事業生き物調査in槻川.pdf

お知らせ 槻川(小川町)で、漁協と協働で生き物調査


 埼玉県の内水面漁場管理委員会では、H19年度より水産業活性化対策事業を継続しており、その一環として持続的養殖生産の「産卵床造成」等を計画してきました(添付資料の2ページ参照)。

 具体的には、「地元住民・NPO等と漁業協働組合の共助」によって、産卵床の造成・隠れ場所設置・放流体験・生き物調査を進めることです。

 私達が活動する地域では、武蔵漁業協働組合がその任に当たっており、当協議会の運営委員を通じて、共催・共助で魚影豊かで、県民に親しまれる水辺環境づくりを、協働する計画を提案されました。

 過去3年間「武州・入間川プロジェクト」等で、「コクチバス撲滅作戦」を担当してきた経緯もあり、近年減少している魚類資源の確保と良好な釣り場の拡張を求めて、漁協からの提案申し込みを受けて、今年度は『槻川生き物調べ(パトリアおがわ裏)』(10月4日)を実施することになりました。
 奮って、ご参加をお願い致します。
⇔槻川生き物調査チラシ
槻川生き物調べ(パトリアおがわ 水辺).pdf

お知らせ 都幾川でコクチバス駆除作戦を実施


 比企の川づくり協議会では、30日東松山市上唐子の都幾川鞍掛橋上流で、「都幾川水系コクチバス撲滅作戦」を実施しました。
 特定外来生物に指定され、その土地の在来種を食べてしまうコクチバスを会員の投網で採捕して、駆除(殺処分)しました。2011年度から13年度まで、国交省などが支援する「入間川プロジェクト」として実態調査などを行ってきましたが、それに付随する作業としてコクチバスの(再)放流禁止を広報する看板を槻川(小川町)、都幾川(鞍掛橋)に設置してきました。
 当日は、前日の降雨により流速・水位など平日より高かったが、会員による積極果敢な投網トライもあり、多くの成果を得ることが出来ましたので、簡単な実施報告(写真添付)を行います。
⇒実施報告
コクチバス駆除作戦の実施報告.pdf

⇒コクチバス放流禁止看板(都幾川鞍掛橋の事例)

 

お知らせ キツネノカミソリ観賞会 報告

 
 台風11号が関東地方を通過する予報の中、朝の一時的な晴れ間を狙って、観賞会が実施されました。今が満開の盛りにあるため、前日から主催者の慎重な判断の下に準備が進められ、後援者である町役場からは、吉田町長及び建設課長をお招きして、短時間ではありますが、参加者約30名による観賞会を無事開催することが出来ました。
 スタッフの皆様、お疲れ様でした。 以下に、写真つき報告として取りまとめましたので、掲載致しました。
キツネノカミソリ観賞会 写真報告(8枚).pdf 

お知らせ 市野川蛇行河川(滑川町)にて、『キツネノカミソリ観賞会』開催予定!


  「市野川水系の会イン滑川町」の新会長(:日下様)より、年次総会の席上で紹介があった『キツネノカミソリ観賞会』日程などのスケジュール等が決定しましたので、チラシ添付をもってお知らせ致します。

 日時:810日(日)受付900~、自由解散 

 場所:滑川町羽尾地区(蛇行河川B地区中ノ島)

 参加費無料

 詳しくは、次のチラシをご覧下さい。
26年度 キツネノカミソリ観賞会.pdf.pdf

お知らせ 都幾川で恒例の「川遊び」が行われます。


[都幾川で川遊び]のご案内

比企の川づくり協議会では、第9回[都幾川で川遊び in ときがわ町]に協力します。

日時:2012年8月2日() 9:0012:00

集合場所:ときがわ町立玉川小学校プール下の河原

主催:もりんど(ときがわ町)
募集:「子ども見守り」&「魚捕り」のボランティアを募集しています。

詳しくは、下記のチラシ(pdf)をご参照下さい。
'14ときがわ町で川遊び.pdf

お知らせ 恒例の「第14回・河川見学会」は、蛇行河川の復旧工事箇所で開催!


1カ月先の当協議会主催の『7.5河川見学会』開催チラシを添付してお知らせ致します。

今回は、2年前のゲリラ豪雨によって羽尾地区蛇行河川のC区間の仮護岸工事が崩壊した結果、土砂流出によりB区間の蛇行河川が埋没したので、東松山県土整備事務所(河川砂防部)から、その復旧工事(土砂浚渫)と新たな護岸工事の進捗状況や今後の工事計画を説明・案内して頂く予定になっております。

併せて、滑川町役場からの「プロムナード構想」の説明や、市民団体「市野川水系の会イン滑川町」の皆さんからの蛇行河川・中ノ島の保全活動や地元要望などをお聞きする計画です。

見学コースについては、水辺散策路が未整備であるため、渡渉しないで河川横断する箇所が少なく、詳細ルートはこれから作成して、開催日当日に配布する計画です。

「いい川づくり」にご関心のある方々や、お知り合い・諸団体への広報がたをお願いする次第です。

⇒見学会案内チラシ 川の日・見学会 7/5(2).pdf