2016年2月の記事一覧

お知らせ 都幾川で新・棚田式魚道整備工事が、完成ま近かです

 魚道建設検討会を主催してきたもりんどの山本会長へ、ときがわ町の担当課より魚道整備進捗状況の報告があったので、工事最終段階でもあり、19日(金)単身にて見学してきました。

 1枚目は河川左岸側から、2枚目は右岸側からの撮影写真です。
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 工事現場では、河川本流の流水を右岸側に切り替え、整備した魚道に通水を行っていました。
 現在、渇水期にも拘わらず河川流下流量があることから、予定の澪筋はもとより魚道ブロック扇部分全面からも流下可能を確認しました(添付写真を参照)。 今後は、河床土砂整正を行って、左岸側の六脚ブロックの設置を進める予定になっているそうです。
 また
今後の堰の運用計画としては、4月10日頃から1020日頃まで耕作地への用水を取水する予定になっています。
 新しい魚道については、遡上状況の調査や、流量の変化や堰板の調整などによる影響などについても経過を観察し、そして問題点があれば知恵を出し合い解決していく必要があるとのことです。

添付PDFは、219日 ときがわ町産業観光課員(新井さん)の撮影写真02 19 玉川魚道 (ときがわ町).pdf


お知らせ 第22回川の再生交流会が開催されました(於:うらわ市)

2月6日(土)AM10:30~PM4:00、「川の再生交流会(旧・埼玉県河川愛護交流会)」がさいたま市民会館にて開催されました。

 主催は埼玉県河川環境団体連絡協議会(略称:埼河連)と埼玉県環境部水環境課。川にかかわるNPO、市民団体や行政等約400の参加者が。司会は浦和第一女子高アナウンス部が担当し、伊奈町の小針中学校・合唱部のコーラスでオープニングセレモニーが行われた。
⇒小針中学校コーラス部


⇒全体会議での発表


 環境大臣官房廃棄物・リサイクル対策部の吉川圭子氏の講演や松伏中学校の先生が小・中学校の環境学習事例を発表、さらに戸田市のNPO団体、越谷市の連合自治会などが川の再生や美化活動を報告しました。

 お昼を挟んで、午後からは6つの分科会が開催されました。「美化活動」、「水質改善」、「多自然川づくり」、「100プランとまるごと再生」等の6分科会が行われる中、当協議会から参加した5名の方々は、「環境学習」など複数の分科会でスタッフとして協力しました。筆者の参加した「環境学習」分科会では、獨協大学の学生、夢クラブが事例発表を行いました。


⇒ワークショップGでのKJ方式発表風景(環境学習分科会)


 発表後、各テーブルごとに日頃の環境学習の成果、なかなか進まない点、原因や対策などを話し合い、皆さんの真剣さ、熱心さが伺える「まとめ」となりました。分科会後は、もう一度全体会です。最後に閉会にあたってのまとめが行われ、終了となりました。
⇒各ワークショップGの取り纏め