お知らせ

比企地方の里山林、河畔林にもまん延する「ナラ枯れ」被害木の現地調査に参加しました!!

 埼玉県では、令和元年新座市において県内で初めて「カシノナガキクイムシ」によるコナラ・クヌギ等への被害が確認され、2年後の令和3年には一気に拡大して、新座市、さいたま市、志木市、川口市、狭山市、川越市、所沢市、入間市、東松山市などで「カシノナガキクイムシ」によるナラ枯れが確認されております。

 市野川の蛇行河川(滑川町羽尾)の河畔林でも、多くの被害木が確認され、県土整備事務所の許可を得て、除伐を続けてきましたが、東松山市高坂丘陵地区の松風台や旗立台の公園や緑地帯でも多くの被害木が確認された為に、比企自然学校の皆さんが独自に現地調査を実施致しました。

 現地調査は、9月8日に8名の住民・会員の有志参加によって、2班に分けて自然学校が取り纏めた調査手順によって行なわれました。調査結果は、櫻井行雄代表によって取り纏められ、「高坂丘陵地区ナラ枯れ調査報告書(写真付き PDF)」として、比企自然学校のホームページに掲載されましたので、川づくり協議会の河畔林被害木調査にも応用可能ですので、許得て得たので紹介致します。

 今後の駆除作業や伐採・除伐については、公園管理者へ報告した後に、市の担当部署の作業に移管されると思いますが、市民活動の貴重な記録を紹介させて頂きました。

 

写真1.ナラ枯れ現状調査に参加した、市民・比企自然学校・比企の川づくり協議会

   

写真2(左)コナラ被害木根元に、カシナガのせん孔で出来たフラス(木くず跡)

写真3(右)コナラ・クヌギ等のナラ枯れ被害木の胸高直径(DBH)の計測作業 

調査報告書(結果PDF)⇒高坂丘陵地区ナラ枯れ調査報告書(写真付).pdf

 

 

蛇行河川の災害復旧(暫定堰の設置など)とキツネノカミソリ観賞会

 終戦記念日(8.15)の全国戦没者追悼式が、コロナ禍で人流を抑え切れない「都内」で挙行される中、九州・四国など西日本・関西では線状降水帯の影響で長雨が続き、甲子園の高校野球は3日も延期されました。

 さて、比企の川づくり協議会は市野川水系の会イン滑川町が主催する「キツネノカミソリ観賞会(8月1~8日)」に合わせて、ドローン撮影による「蛇行河川の自然と災害復旧」「キツネノカミソリ観賞会」のデータ作成と編集を行ないました(DVD作成)。

 このHPでは、容量の関係でDVD映像を見ることが出来ないため、youtubeにアップロードも完了しましたので、3映像のリンク先をご案内致します。映像等の説明テロップなど付けてありませんが、御覧頂ければ幸いです。 

Ⅰ.上空: https://youtu.be/vPITzzzZoGs

Ⅱ.水面: https://youtu.be/y8vxfvq1keY

Ⅲ.林内: https://youtu.be/HkzPg4avSaQ

市野川蛇行河川でドローン映像によるモニタリング観測と、キツネノカミソリ群落観賞会が始まりました。

 一都三県で新型コロナウィルスの第5派到来で、明日8月2日から異常事態宣言が予定される中、滑川町羽尾地区蛇行河川の19号台風被害からの復旧現状と、蛇行河川の「復旧した河況現状」を把握するために、上空・水面・林内からドローン撮影を行いました。

 比企自然学校とのお付き合いがある、市内高坂桜山台にお住まいのドローンオペレーター渡部知己さんにお願いして、1日の早朝9:00から3時間をかけて約1、000mの蛇行河川の上空撮影と、約700mの水面撮影を実施しました。

写真1.蛇行河川上空部を飛行するドローン(Fantom4),その地上撮影中の実物大。

 当日は、蛇行部B地区中ノ島には、キツネノカミソリが開花を始め、地元町民・市野川水系の会イン滑川町による開花鑑賞会(1週間)も開催されており、皆さんからの情報提供や昼食の差し入れを受けて、3段階の水面撮影・上空撮影・林間撮影(キツネノカミソリ群落)を行いました。

 ドローン機種は、遠距離撮影用にはFantom4を、林内・水面撮影用にはMavic2Proを用いて、約30分の蓄電しか出来ないので、電池交換を繰り返しながら、効率よく映像を取得することが出来ました。

写真2 キツネノカミソリ開花 鑑賞会(水系の会イン滑川町、市民主催)

 特に、東松山県土整備事務所が市野川水辺空間整備計画として、約20年間2WAY方式による河川環境保全を行ってきましたが、度重なる台風や土砂堆積によって、市民・住民が河川沿いに散策したり、水辺環境・河川生態との繋がりが欠如してしまっている河川空間の見直しには、是非ともモニタリングしておく必要があったのです。

写真3 キツネノカミソリ群落内地上で撮影するドローン(Mavic2Pro)

 

写真4 満開に咲き出したキツネノカミソリ(県レッドデータブック:準絶滅危惧種)

 今後、県土整備事務所(河川砂防部)、滑川町町づくり課、地元観光団体などに、視覚的にも問題提起を行って、蛇行河川空間の保全が維持推進できるように、映像編集・編纂を行っていく予定です。編集には、比企自然学校の櫻井行雄さん(県・環境ドバイザー)のスキルをお借りして、説得力のある地元環境保全映像に仕上げていきたいと考えております。映像編集には、USB保存となり、1ヶ月ほどの時間をかける予定です。

 

 

市野川蛇行河川の掘削工(社会資本整備総合交付金)竣工検査前の打ち合わせ記録と、復旧工事の現場写真など。 

 

掘削工竣工検査前 打ち合わせ記録を報告します。

 

 一昨年の台風19号の豪雨によって、一級河川の蛇行河川が土砂堆積によって、埋没されましたが、国の補助(社会資本整備総合交付金(河川)工事)によって、市野川掘削工と河畔林除伐が竣工されました。

 「協議会」と「市野川水系の会イン滑川町」では、復旧工事と蛇行河川の復旧を工事完了前に現場確認と打合せを行うために、6月9日に工事発注者の県土整備事務所河川砂防部(柿崎技師)、未来都建設(株)2名と市民団体側3名とで、現場確認と打合せを行いました。 

 AM:10時に、蛇行河川の高橋(B地区中ノ島)に、5人が合流して、柿崎技師と未来都建設(株)の責任者による、「社会資本整備総合交付金(河川)工事(市野川掘削工その8)」の竣工検査前の現地説明を行って頂きました。

  詳細については、添付資料PDFを御覧下さいますようお願い致します。

 ⇒ 市野川蛇行河川 掘削工 PDF.pdf

写真1.蛇行河川B地区に維持流量が回復しました。

写真2.B地区直線河川に設置されたボトルユニット工法の暫定堰(高さ1.2m)

写真3.C地区蛇行河川に復活した、維持流量と川幅(4~6m)。但し、河床は多自然の川に復活していない(今後の経年変化に期待する)。

第18回 「身近な水環境の全国一斉調査」に、参加(市野川・都幾川)しました(8回目)。

 6月6日(日)午前中に、身近な水環境の全国一斉調査ーNPO荒川流域ネットワーク主催の協力しながら、市野川・滑川水系で6地点、都幾川から4地点の採水を行い、午後から都幾川くらかけ清流の郷の四阿にて、水質分析を行いました。

 参加者は協議会会員4名で実施しましたが、市野川・滑川は今年もCODで5~7mg/Lと汚れている状況を示し、都幾川では2~4mg/Lと雨後の検査であったため、清冽とは言わぬが「ややきれい」さを示しました。

 特に、一昨年の台風19号で、堤防から溢水した都幾川鞍掛橋・稲荷橋周辺では、東松山県土整備事務所による流下能力向上の為の、河畔林伐採・土砂掘削が進んだために河畔風景が一変し、コロナ禍を避ける為のツーリスト(川越市や志木市など)が多く見られました。

写真1.市野川慈雲寺橋付近のコイ釣り・バス釣り客の中での「採水作業」

写真2.都幾川稲荷橋の河畔林伐採で、ツーリスト・BBQ客が多くなった。

写真3.くらかけ清流の郷(四阿)での水質分析

 

まん延防止要請の対象外(群馬県内)のダム湖で、久々にカヌー・カヤックツアーに参加!!

 一昨年に新しくできた八ッ場ダムの「あがつま湖」でカヌーが出来るとの参加要請が、比企自然学校の「川の学校」の方々からあり、天候も良い週末の5月28~29日の一泊二日の日程で、カヌー・カヤック5艇を持って待望の湖面ツアーに出かけてきました。

初日28日は、ダム建設後初めて見届けた壮大なダム堤体を見学し、地下3Fまでエレベーターで降りて、久しぶりに巨大な堤体を見学した。堤体の大きさや放水路(量)などは、流石に日本一を誇る「黒四ダム」ほどではなかったが、利根川水系の中での規模は二番目に大きなものでした。翌日29日に日帰り部隊と合流して、3艇のカヌー・2艇のカヤックで湖面に漕ぎ出す前に、茨城から先発したTさんと二人で、右岸側の共同浴場「王湯」で英気を養うことにした。

 吾妻渓谷一帯でも、コロナ禍の対策は行われており、男女それぞれの浴場にはMAX10名と限定入浴が徹底されており、人数制限で待たされそうになったが、小型テントと車中泊を決め込んだ2名は、同時入浴することが出来ました。

 

写真1.28日前泊時の八ッ場ダム堤体と放水路の見学(写真は、投稿者)

 翌日29日は、湖面を見ると朝から白波が見え出した。後発部隊と合流して全員で、現地スタッフの説明を受け、風速5〜6m/sになっているのでカヌーは無理と・・・結論に至った。自然学校の経験者から中之条町の「四万湖」に替えて、「湖面ツアー」を挙行することに変更提案があり、急遽全員で移動を開始して、中之条ダムサイトへ転進しました。

 四万湖は、県営中之条ダムで温泉客の遊歩地にもなっている所です。カヌーとカヤックを、参加者8名で運び込み「四万湖」へ漕ぎ出した。JRの宣伝で有名な「積善館」などが集中する四万温泉の下流で、流下する温泉成分から水の色(青白色)が幻想的でした。深い谷間と比較的小さな湖面なので風の影響はほとんど感じられず、快適なカヌー湖面ツアーとなった。(一部、投稿者による訂正がありました、6/2。) 

 

写真2.急遽29日に中之条ダム湖へ移動して、3艇のカヌー・2艇のカヤックを漕ぎ出す

 

写真3.欧米人のアベックに挨拶するTさん(カヤック)、カヌー1号艇のSさん・Kさん

 

 

令和3年度河川整備計画について、東松山県土整備事務所・河川砂防部と「第一回打合せ会」開催しました!!

 

 5月25日(火)、午後3時より東松山県土整備事務所河川砂防部(永井部長、本間課長・敷樋課長)の出席を戴いて、コロナ禍の影響で事務所2階の大会議室が使用できないので、一階の資料庫空間を用意して戴き開催しました。

 参加した協議会委員・会員は9名で、市野川水系の会in滑川町(滑川町)、比企自然学校(東松山市)、NPOまちづくり楽会(東松山市)、水辺観察クラブ(小川町)、武蔵漁協(小川町)、福井工業(有)(吉見町)、いきがい松山29・いきがい大学東松山学園(志木市)に属する協議会会員の皆さんでした。

 県側からは、都幾川・市野川等に関する令和3年度事業名(14案件)リストと5万分の1地図上の対象地を示されて、災害復旧事業や緊急浚渫推進事業の説明が行われました。事業リストは、県からの発注物件で「取り扱い注意」になっていますので、このHPには掲載出来ませんが、協議会の皆さんも縁遠い水系地点や市町村管理区間まで、詳細に存じあげていませんので、今後は連携を取り合って活動を進めて下さる様お願い致します。

 特に、新会員になられたいきがい松山29・いきがい大学東松山学園の皆さんは比企郡域にお住まいの方は2名だけで、多くの方々は新河岸川水系の自治体からお越し頂き、都幾川月橋(嵐山町)~鞍掛橋までの河川内ゴミ拾いボランティア活動に従事されております。今後は当協議会としても、何らかのご支援を続けていきたいと思っております。

写真ー東松山県土整備事務所の臨時会議室にて、「第一回打合せ会」会場風景。

NPO荒川流域ネットワーク主催、恒例の『稚アユ標識放流作業』へ協力・参加。

 5月1日(土)、午前9時に東松山市葛袋の関越自動車道・都幾川橋の下流に建設されたばかりの矢来堰魚道(プール階段式魚道)の下流にて、相模川で採集された稚アユ(8~10cm級)の標識作業と放流作業を行った。

 前日30日に、運搬車で運ばれた稚アユ15kgは、上流の農業堰で取水され水量が少ない中、生け簀に集められていましたが、NPOの呼びかけで比企川協と比企自然学校の10名の会員を加えて、約20数名で標識作業を行なった。

 標識作業は、軽く麻酔に浸した稚アユのアブラ鰭(びれ)除去手術であり、例年の荒川秋が瀬堰採集魚(東京湾産)に較べて、相模湾産は約2倍の大きさも加わって、標識作業はスムーズに進みました。前日(30日)に500+α尾を処理放流しており、本日(1日)の1500+α尾を加えて、約2040尾を矢来堰下流から放流したことになります。

 秩父地方では、5月1日から鮎釣り解禁(放流魚)となりましたが、入間川や越辺川・都幾川では6月1日からの鮎釣り解禁となりますので、今回の東松山での標識アユが上流の農業用水堰を越えて、嵐山町・ときがわ町・小川町・東秩父村のどこまで遡上・成長するかが、試験採集されることになります。

 比企川協会員の中にも、投網や友釣りをされる方々がおられますが、秋口の産卵期に東京湾へ落ちるまで、どれほどの標識アユ採捕(尾数)が行われるか、結果が楽しみとなります。上流で、これからの釣り人達の健闘(標識アユの釣果)を祈る思いです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真1.相模川から直送された、稚アユの生け簀(これから麻酔処理します)。

写真2.比企川協と比企自然学校の皆さんによる、アブラ鰭除去(標識)作業

写真3.軽い麻酔処理を醒ました、約1500尾を超す標識稚アユの放流作業

写真4.矢来堰(プール階段式魚道)を乗り越え上流へ、たどり着け!!(5月1日)

全体の農業用堰と、魚道の配置・構造は、3月28日付けHPに写真掲載してあります。

 

 

世界中に拡大しているコロナ(変異株など)パンディミックの中、「新年度」へ移行しました!!

 去る、4月25日(日)の午後より、東松山市民福祉センターの会議室に於いて、第20回の定時総会を無事終了致しました。会員・委員の皆様も高齢化や疾病などで活性化が進まず、加えてコロナ禍の影響でプロジェクトも中止、縮小などが続きましたが、2021年度の定例会合やイベントも【未定】という曖昧さを残した令和3年度の事業計画を承認して頂きました。

 新会員として、志木市在住でこれまで都幾川の嵐山~くらかけ清流の郷まで、河川ゴミ拾いを続けてこられた「いきがい松山29」の方々が加わって頂けるということや、リバーライズストン工法(特許)で営業を行っている河川環境開発(株)の若手営業担当者も参加して頂けるという朗報も得られました。

 また、今期総会の規約改定により共同代表者として渉外・企画を担当して頂く山本正史さんから、新年度の「武州・入間川プロジェクト」助成事業(金)として、シンポジウム『人が憩える水辺』が開催出来ることが決まりました。これから、期日・会場・演者など、有識者との打合せが控えておりますが、積極的に活動していきたいと思います。

 このHPのタイトル「活動報告ー年度報告ー」にも掲載してありますが、以下に【比企の川づくり協議会 第20回定時総会資料】としてお知らせ致します。

比企の川づくり協議会2021年度総会資料【確定版】.pdf

第20回定時総会 会場風景

第20回 定時総会風景(4月25日東松山市民福祉センターC会議室)