2020年2月の記事一覧

お知らせ 令和元年台風19号被害地を「河川見学」し、皆で意見交換会を開催!

 令和元年台風19号被害地を、3箇所ほど「河川見学」しながら、未だ災害ゴミ撤去など行なっている被災地復旧現場と、継続している公共事業等の見通しを、行政担当者(国・県・市)から被害説明して頂き、市民側が意見を述べ合う「水害シンポジウム」を実施しました。
 「午前の(現地)見学会」~「午後のシンポジウム」へ、併せて約70名もの参加者が集まってくれました。新コロナ・ウィルスの感染ニュースが拡がる中での、集会を伴う見学・シンポでもあったので、会場には「泡だちソープ」などを用意し、マスク・うがいなどを自主的に行なって頂きました。

★参考資料1(災害発生時の市役所速報ー令和元年10月17日ー)⇒東松山市報告.pdf


写真1.見学会・シンポジウムの主催者の挨拶(比企の川づくり協議会)
(於:唐子市民活動センター2階 大会議室)


写真2.県土整備事務所 河川砂防部よりの現場説明(都幾川 稲荷橋上流  河畔林伐採、河道掘削工事)


写真3.市役所環境産業部よりの現場説明(被災した、くらかけ清流の郷)


写真4.国土交通省 荒川上流河川事務所よりの都幾川決壊地 現場説明(早俣地区)


写真5.関東地方整備局の「緊急治水対策プロジェクト」の対策方針を、担当室長がパネルにて説明

 
■国土交通省(関東地方整備局) の緊急治水対策(4河川)の中で、 [3] 入間川、[4] 那珂川、[5] 久慈川、[6] 多摩川、[3]をクリックして下さい。
⇒ 流域緊急治水対策プロジェクト(1.30).pdf

縮小写真による見学会・シンポジウムの全体報告PDF 
 第19回 河川見学会.pdf

お知らせ がんばる市民の「第1回・環境学習会」へ参加しました!

 2月16日(土)10時~12時に、東松山環境基本計画市民推進委員会の主催(環境保全課共催)で、令和元年度第1回・環境学習会が、市役所総合会館304会議室に於いて開催され、約60名の参加者によって環境問題への認識を深めました。
 第1回目のテーマは、『日本の森林の現状を知り、今後の保全を考える』ということで、公益財団法人さいたま緑のトラスト協会理事長=太田猛彦東大名誉教授による講演を行なって頂きました。緑に関わる交流団体の比企自然学校や市民の森保全クラブでは、市内高坂丘陵地の樹林地で、樹木の伐採や薪割りや駒うちに勢を出し、地区の(耕作放棄地)農業や(里山)雑木林の保全に尽力している関係上、多くの市民活動の方々が聴講されていました。


写真-1 開会の挨拶を行なう市民の森保全クラブの稲田さん


写真-2 講演者(太田名誉教授)のPPT講義に聴講する参加者

お知らせ 恒例の『川の再生交流会2020』が県環境部主催・埼河連協力で開催。

 今年度は、「川の国埼玉からプラスチックごみゼロへ」を全体テーマとし、東京理科大学教授の二瓶泰雄氏によるマイクロプラスチックについての講演や、川の国応援団の活動発表が行われました。当協議会と比企自然学校からは4名の参加者があり、第3部会では第1分科会 「文化(舟運)」と第6分科会「川と水害」に分かれて参加しました。(全参加者数は、約700人)

 環境部長の開会/主催者挨拶の後に、基調講演として東京理科大学理工学部土木工学科教授二瓶泰雄氏より、「陸域~河川~海域のマイクロプラスチックの動態」の報告があり、活動発表として草加市カヌー協会草加パドラーズより「プラスチックごみへの取組と学生との協働」の実施状況が、PPTでスクーリン講演されました。


写真1.二瓶泰雄教授によるマイクロプラスチックの動態、基調講演

 午後のポスターセッションには、比企自然学校の桜井代表と安東さんによる質問・意見交換に立ち会って頂き、森の学校(広葉樹伐と薪製造)や川の学校(カヌーの製造販売等)の売り込みも行って頂きました。


写真2.比企自然学校による、ポスターセッションでの活動

 分科会では、都幾川・越辺川合流地点で直近19号台風で、堤防破壊を伴う水害を抱えている東松山市民として、「川と水害」のテーマで意見交換会に参加してきました。特に、水害避難を事例に内発的な、自助・共助のあり方について、2グループでの意見交換や、若手学生達による取りまとめが行われました。意見の取りまとめでは、国土交通省や県土整備部の河川行政に頼り切った、正常性バイアス(又は、正常化への偏向)の問題点を指摘されるなど、貴重な意見交換会となりました。


写真3.「川と水害」分科会での、意見交換会(さいたま市民会館605号室にて)