ようこそ!比企の川づくり協議会のホームページへ
本サイトは、埼玉県中西部に位置する比企地域で活動している「比企の川づくり協議会」の公式ホームページです。
比企の川づくり協議会は、比企地域のいい川づくりに向け、市民と行政が力を合わせて取り組んでいくための話し合いの場や河川見学会などを行なっています。かつての魚が群れ泳ぎ、子ども達が川で遊んでいる、暮らしの中を流れる川の再生に向けて行動するネットワーク型の市民グループです。

お知らせ

荒川流域ネットワーク主催の「都幾川のアユ遡上調査」に共同参加(5月10日)

 ゴールデンウィークが明けた5月10日に、荒川流域ネットワーク主催の「都幾川のアユ遡上調査」に、比企自然学校の皆さんと共同参加しました!!都幾川最下流の長楽堰にて行われ、2,800尾を越す多摩川産の養殖稚アユを、約15名の参加者によって、アブラ鰭を標識として切除して都幾川本流に放ちました。

 今後、上流に向かって生育しながら遡上する訳ですが、武蔵漁協の鮎釣り解禁以降に

何匹の標識アユが多くの農業用堰をクリアしていくのか、荒川流域ネットワークの皆さんが地道な調査が活躍されることになります。

 今回の報告は、比企自然学校のホームページからの活動報告を全面的にお借りして(現場写真など)、報告に替えたいと思います。

 

写真1.長楽堰上流に集められた、多摩川産の稚アユの生け簀

 

写真2.標識アユの放流、調査会場(都幾川長楽堰)に集まった、流域ネットW、比企自然学校、川づくり協議会の皆さん(12名)

 

 写真3.多摩川からの養殖稚アユのアブラ鰭を切除する作業の皆さん

 

写真4.鰭を切除された稚アユ約2,800尾を、都幾川本流にリリースしました!!

 

第15回「川の日」ワークショップ関東大会が、熊谷市の立正大学(熊谷キャンパス)にて開催されました。

 全国の「いい川・いい川づくりワークショップ」と連携した川や水辺の活動に取り組む多様な世代、立場の人々の情報共有と大学生や中高生の若い世代の活動の発表、応援する場合として開催され、約300人の参加者で盛大に実施されました。当協議会の会員でもある、比企自然学校の櫻井さん、NPO法人まちづくり学会の山本さんからも、短い時間(約5分)ですが、発表がなされました。

1.ワークショップ案内のチラシ

 ⇒第15回関東「川の日 3月5日」WS熊谷ちらし.pdf

2.実行委員会の座長(立正大教授:後藤真太郎)からの基調報告

 3.櫻井行雄さん(比企自然学校)からの、都幾川(荒川水系)や八ッ場ダム(利根川水系)での「川の学校・活動報告」の発表風景

4.山本正史さん(NPO法人まちづくり学会)からの、市野川・都幾川の里山竹林整備や利活用についての発表が行われました。

  発表件数は、全体で20件ほど有りましたが、会場からは貴重な意見やアドバイスがあり、有意義なワークショップとなり、午後のエクスカーション元荒川での(ムサシト保護・保全見学)、和田吉野川(マイクロプラスチック調査結果)の見学会が行われました。

 

朝霞市の黒目川(新河岸川水系)に親しむ会で活躍された、「故・藤井由美子さんを偲ぶ会」に参加しました!!

 1月28日(土)14時より、朝霞市民会館「ゆめぱれす」にて偲ぶ会が催されましたので、都幾川や市野川での活動にも積極的に参加して頂いた故人(11月22日にご逝去、82歳)を偲んできました。千葉前会長、山本正史さん、渡辺の3名が、古いお付き合いを述べながら、思い出話しなどを約80人の参加者に報告して参りました。

 都内、埼玉県内活動家(環境・福祉・教育)や、朝霞市議など、生前のお付き合いやご家族の方々からの思い出話しなどを紹介して頂き、広く活動された生前の活動を惜しんできました。

 藤井由美子さんを偲ぶ会 次第_0001.pdf

写真は、偲ぶ会の当日会場です。

 

国営武蔵丘陵森林公園のスターライトイルミネーションに協力参加(12月10、17日)

 12月17日(土)、午後4時から公園内「彫刻広場」にて比企自然学校の9名の協力参加者の一員として、「薪割り」「焚き火体験」イベントに協力参加してきました。

 子供連れで参加してくれた方々は、コロナ感染防止のため、「体温測定」と「記帳」した方々から¥300円の参加費を戴き、焚き火を利用して食べる「スモア*キット」と「コーヒーセット」を手にして、用意した約10セットの焚き火の周りに自由に集まって頂きました(参加者は、概ね250人)。

 冬至が間近いこの時期は、午後5時ともなると広葉樹(コナラ、クヌギ等)、アカマツ林に囲まれた暗闇の空間に、幻想的なイルミネーションの世界が映えて、えも言われぬ「光のページェント」を創り出していました。

(*スモア=マシュマロとチョコレートを、クラッカーに挟んで焼き上げるキャンプ場での菓子)

写真1.明るい内での会場入口(スモアの販売)

 

写真2.薪割りの実演(2台のキンドリングクラッカーで実演)

 

写真3.スモア用の焚き火セット(10セット)

 

写真4.会場周辺とルート上で、イルミネーションの世界が展開 

恒例の新宿小学校5年生のバードウォッチング、共同学習指導(12月5日、8日)

 恒例の水鳥、冬鳥をバードウォッチングする学習指導を、新宿小学校5年生全員を対象として、東松山自然倶楽部の金子代表と池田事務局長の協力を得て、5日の事前レクチャーと、8日の市野川バードウォッチングの2日に亘って実施した。

 1.12月5日(月)の事前レクチャー

5年生全員(2クラス)を、音楽室に集合してもらい野鳥の基本的な形態や分布、鳴き声やエサの摂り方などを、PCによるディスク記録からのディスプレイによって、映像学習を行い、これまで自然倶楽部が収集した野鳥の「巣」の実物などを手にとって観察した。

写真1.5日のバードウオッチングレクチャー(新宿小学校音楽室にて)

写真2.河川敷きなどで見つけられた小鳥たちの巣

 

 2.8日(木)の市野川を中心に、冬鳥・水鳥のバードウオッチング

 当日は、気温が低いにも拘わらず快晴の気候にめぐまれ、原学校長を筆頭に二人の担任教諭を加えて約80名の2クラス生徒の集団で、学校周辺の冬鳥を観察した後に、市野川橋の右岸側から、8倍双眼鏡を片手に画板の記録用紙に記入しながら、堤防上を南東に観察を始めました。

写真3.市野川右岸堤防上でのバードウォッチング、1組(上)と2組(下)

写真4.市野川のカルガモ集団(上)と、水面に飛来するダイサギの群れ(下)

写真5.堤防上と河川敷きに分かれて、クラス毎の観察・学習

 約2時間の、水鳥を中心とした観察・学習を終えて小学校校庭に帰った、生徒達は画板に貼り付けてあった記録紙に取り纏めを行い、貴重な観察会を終えて校内に戻りました。

(国営)武蔵丘陵森林公園で、恒例の「ぬま祭り」が再開、そしてお祭り業務の支援!!

 管理事務所より比企自然学校へ協力依頼があったので、10月16日(日) 早朝よりスタッフ10人体制で森林公園に一番乗り。8時過ぎから会場に入り機材の設置や網の引き上げ作業から始まった。程よい気候の曇り空、絶好のコンディションでした。

 前々日より、モンドリ網やお魚キラーなど数個を仕掛けた時に見えていた大きなコイは掛からなかった。外来生物としては小型のアメリカザリガニのみ。写真以外ではヌマエビなどで、ほとんどがモツゴ(クチボソ)だった。

写真1.アザミ沼での漁採りと、仕掛け網(モンドリ網や四つ手網)からの採捕作業 

 子供達(小学生以上と幼児達)に分けて、ウナギ採りに挑戦する「親子」の申込みがあり、受付窓口にはズラリと並んだ人だかりができた。

写真2.ウナギ採り「申込み受付」にズラリと並んだ、大人と子供達

 ウナギ採り(2班)と幼児達のタッチングプールでの活動が開始された。ウナギ採りには大人達の猛烈な「応援」があり、制限時間一杯に活躍する子供達のプール内活動がみられました(大人達は、必死の形相でした)。

写真3.子供達によるウナギ採り大会(一人、一匹まで)

写真4.タッチングプールでの小魚(主にモツゴの稚魚と生き物)に親しむ子供達

 

観光協会主催の「カヌーイベント」が、前日(7.28)の落雷や豪雨で、都幾川は増水の為、イベント中止宣言!!

 前日まで、環境協会への参加者は、子供達11名とその付き添い大人約10名との連絡があり、比企自然学校と応援スタッフ(8名)は、早朝8時に里山センターに集結して、カヌーその他の機材を運搬車に積載完了の態勢をとりました(写真1)。

写真1.出発準備完了のカヌー2艇

 観光協会の中島さん宛に、参加予定者からの相次ぐ不参加申出が続出した結果、協会の判断として「残念だが、中止宣言を出す」しかないということで、待機していたスタッフ達は残念ではあるが、イベントは中止するも、自分達だけで漕ぎ出そうということで、くらかけ清流の郷に向かいました(写真2)。

写真2. 自然学校里山センターにて、スタッフ間で協議(中止か、自主開催か?) 

                          

写真3.落雷や集中豪雨で、くらかけ清流の右岸側の土砂崩壊など

 

写真4.観光協会の中島さん立ち会いの下、正式に「中止」「解散」ということに決定

 

 写真3・4のように、護岸での崩壊現象・増水による濁水現象が著しいということで、

残念ではあるが、本日の河況ではカナディアン・カヌーの体験教室開催は不可能と判断し、現地解散と成りました。

 

梅雨入りの最中(6月18日,19日)、昨年強風で中止された「あがつま湖カヌーツアー」を6人で実行しました、

 令和3年5月28~29日に八ッ場ダム湖での比企自然学校主催の「カヌーツアー」は、強風により湖面管理者より中止勧告を受けて、四万川上流でのツーリングに変更していた。自然学校で製作されたカナディアン・カヌーは4艇目となり、その進水式も兼ねて、自然学校の企画で6名の参加者(3艇)が、前泊キャンピング方式でJR吾妻線の河原湯温泉駅の広場で一泊を過ごしました。

 翌日は、風速も1m以下と絶好のカヌー日和りとなり、左岸側の発着場に到着したのは、午前10時30分ごろで、湖面を行き帰りする者は、水陸両用バスを我等3艇のカヌーだけでした。管理人からの、概略地形と漕艇上の注意箇所の説明を受けて、11時には新艇(4号艇)へのシャンパン注水による進水式を行なって、往復約10Kmのツーリングに出発した。

あがつま湖での4号艇進水式(左側2人目の手にシャンパン)

写真1. シャンパンは、左側2人目の安東さん(比企自然学校)の手に

 

写真2. 不動大橋の左岸側の小渓流に注ぐ、不動の滝(約50mの落下) 2号、3号艇。

写真3.  八ッ場ダム湖左岸に没した、王城山トンネル(旧JR吾妻線)が姿を見せた。

 

別途報告=比企自然学校のHPに掲載された、写真豊富なリポートを掲載させていただきます。⇒  比企自然学校 カヌーツーリング(あがつま湖).pdf

 

梅雨入り前に、第19回身近な水環境の全国一斉調査(2022年6月5日)に参加・協力致しました!!

  2022年4月より新型コロナウィルス感染症予防対策で、行動の自粛や3密の回避などにより、当協議会のイベントや活動が自粛続きでしたが、「全国水環境マップ実行委員会」・「荒川流域ネットワーク」の要請により、統一基準日(2022年6月5日)に「第19回身近な水環境の全国一斉調査」を実施致しました。幸運なことに天候にも恵まれて、梅雨入り(6日)の前日に終了することが出来ました。

 当協議会の担当区分は、市野川6地点、都幾川4地点の合計10地点で参加してきており、今年度の「荒川流域一斉水質調査マップ2022」作成にも寄与できたことを報告し、併せて採水・計測・分析作業の写真報告を行なうことと致しました。尚、協議会からの参加者は4名で実施致しました。

 写真1.市野川(吉見百穴前)での採水作業

写真2.採水された10検体の計測、分析作業(都幾川ー鞍掛清流の郷 あづまや四阿にて)

 

第19回身近な水環境の全国一斉調査(市野川・都幾川の10箇所地点)

第19回身近な水環境の全国一斉調査の作業写真.pdf

参考資料として、公表された前年の「第18回荒川流域一斉水質調査マップ」版を掲載しました。

⇒第18回(2021)荒川流域一斉水質調査マップ.pdf

令和4年度 東松山県土整備事務所(河川砂防部)との「定例打合せ会議」が、開催・実施されました。

 令和3年度は、新型コロナウイルス感染拡大が続く中、第6波のまん延防止等の重点措置や緊急措置宣言が発出され続きましたが、予定や事前計画のイベントが数多く、延期又は中止され続けました。変則的に実施された、当協議会のイベントや県・市の担当行政機関のスケジュール変更も数多くあり、令和3年度の事業報告や決算報告を取り纏めることは困難でしたが、4月24日(日)に「比企の川づくり協議会 第21回定時総会」で11名の運営委員・会員による総会決議をもって採択した総会資料を提示・説明した。

 これに応える形でのR4年度 県土整備事務所(河川砂防部)の永井部長、本間担当課長(上流域16物件)菊池担当課長(下流域6物件)からの、工事箇所、工法などの説明が行なわれました。

 

 

写真:県土整備事務所(資料個室)にて、県土整備事務所(河川砂防部)部長・2担当課長との打合せ・協議。

資料:県土整備事務所に提出した 

   比企の川づくり協議会 第21回定時総会資料「最終版」。

            比企川協第21回 定時総会【最終版】.pdf