お知らせ
梅雨の晴れ間に、「まるごと再生の現場」で河川見学会を開催!
コース設定や現地案内などで全面的に協力頂いた地元市民団体「もりんど」、再生計画や工事に4年を費やし施工現場を案内頂いた東松山県土整備事務所河川砂防部の方々、地元町役場の建設環境課・産業観光課の関係者を始め、地元自治会・遊歩道の会・市民の皆さんなど、30名が参加して3キロ区間を見学した。
見学会の重要ポイントは、まだ着工されていないがH27年度から着手される「宮ヶ谷戸前堰魚道工事」、花菖蒲園横の完成真近な「飛び石工事」、川北橋までの「遊歩道の今後の計画」などを県・町役場の担当者から直接説明を受けながら実施した。
まるごと再生プロジェクト範囲は、三波渓谷までの区間なので、今回の見学会は大よそ1/3強の距離を歩行見学して、川北橋で折り返して11時半頃には、町役場に隣接するトレーニングセンター駐車場に戻り、円陣・車座になり、もりんど山本悦男さんの議事進行で「町民参加の意見交換会」を実施した。
現場を初めて見学された方や、支流の自治会から参加された方、親子で遊歩道・工事現場を直接体験された方などから疑問や質問が相続き、県事務所の課長さんや役場の担当者、遊歩道の会の皆さんから、懇切丁寧な回答を得て、プロジェクト全体に対する期待や関心度合いが広く行き渡っていることを感じさせられました。
⇒今年11月頃完成予定の飛び石工、後背地は町立「花菖蒲園」
⇒人道橋「破岩橋」付近で、今後の遊歩道計画を見学
⇒見学会最終地点 川北橋(県道172号)の四阿にて
⇒役場トレ・セン駐車場横にて、全体の意見交換会(約40分)
埼玉新聞記事↓
[都幾川で川遊びinときがわ町]のご案内
いよいよ暑い夏がやってきます。比企の川づくり協議会では、子ども達が里川で、元気に泳いだり・カヌーに乗ったり・生き物を観察したりする、恒例の【第11回都幾川で川遊び in ときがわ町】に協力致します。
子どもたちと共に、奮ってご参加下さる様お願い致します。
■日時:2012年8月1日(土) 9:00〜12:00
■集合場所:ときがわ町玉川たまがわ花菖蒲園対岸の河原
■主催:もりんど
詳しくは、次のチラシ(pdf)をご覧下さい。⇒'15-川遊び-もりんど.pdf
「川の再生地域交流会」(和田吉野川in熊谷市) が行われました。
6月26日(金)、熊谷県土整備事務所・北部環境管理事務所・熊谷市役所協力による和田吉野川(国道407号上流約600m区間)の「多自然川づくり」計画地を見学し、市民による意見交流会に参加しました。
⇒左岸の河川区域にて、開会のあいさつ
参加者は、県内の市民団体からの参加者も多く、主催者・スタッフを含め、総勢で39名の参加者がありました。現地での午前の部・見学会を終えた後、地元平塚新田自治会集会所にて昼食を取り、午後の部・話題提供と地元からの活動事例発表が行われた。
⇒現地見学を終えて集合写真
【市民による意見交換会(話題提供と活動事例発表)】
1.「和田吉野川における多自然川づくりの改修事業計画の概要」
埼河連 小林 一巳さん
*資料は、熊谷県土整備事務所作成のものを使用した。
2.「和田吉野川の今昔」 平塚新田自治会会長 奥田信夫さん
3.「和田吉野川に生息する生物」 平塚新田自治会 大久保茂夫さん
4.「ほたるの一生」 熊谷市ほたるを保護する会
岡部 幸夫さん
⇒自治会集会所にて、市民交流・意見交換会
東松山市民環境会議(H27年度、第1回)で、2つの活動事例発表
6月21日(日)10時より、東松山市役所総合会館4階多目的ホールにて、東松山市環境基本計画市民推進委員会「H27年度第1回市民環境会議」が開催され、当協議会運営委員(稲田さん)・会員(八巻さん)の2名が環境まちづくり活動の事例発表を致しました。
岩殿満喫クラブ(代表:稲田さん)からの発表は、耕作放棄された谷津田を「岩殿市民たんぼ」に再生し、生き物豊かな里山景観を回復しようと取り組んでいる事例でした。
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市野川こどもエコクラブ(代表:八巻さん)からの発表は、H18年の発足以来、市野川小学校子どもたち、親たちを中心として、「農」体験・「森、里山」体験・「川・水辺」体験し、自然観察・環境学習を進めている事例でした。
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3つ目の発表は、東松山市の小・中学生を対象に、理科クラブ等で理科教室を開催・支援している事例でした。
ドドメ(クワの実)を食べながら、荒川流域一斉水質調査に参加!!
当協議会に所属する団体でも、都幾川・市野川の定点検査地点に於いて、一斉調査が行われました。筆者が参加した調査地点は、これまで空白地帯であった都幾川の下流域(東松山市・川島町)と市野川の下流域(東松山市・吉見町)の合計9地点でした。
川辺沿いには、ちょうど梅の実やドドメ(クワの実)が熟れている所があり、時折り立ち寄ってはその実を懐かしく食べながら、概ね午前中に調査・検定を完了しました。
■採水作業と、野外での水質分析(都幾川鞍掛橋飛び石、 右岸の四阿にて)⇔H27年 一斉水質調査の風景.docx
■昔懐かしいドドメの実が熟れていました。ドドメは主に関東地方の方言で、桑の実のことを言い、広島地方などでは桑イチゴなどと言います。最近では、英語に置き換えてマルベリー(mulberry)と言って、ジャムなどに加工する地方もあります(例:秩父地方)。
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ときがわ町「川のまるごと再生事業」の最終段階を見学しませんか!!
埼玉県がH24年度より、ときがわ町・東松山市・嵐山町・小川町の都幾川水系で「川のまるごと再生」を実施しており、それぞれの地区で自治体・住民で組織する検討部会から提案された里川づくりが行われ、今年度が最終年となり県が実施中の整備状況や、今後、自治体が実施予定の整備計画などが現地説明等で紹介される予定です。
当協議会の恒例イベントとして、『川の日・7月7日』に近い7月4日(土)に第15回河川見学会を挙行する運びとなりました(添付チラシ表・裏2ページを参照)。→チラシ 川の日・見学会 7/4(最終版.pdf
つきましては、当日参加者受付や資料配布など、開催時間より30分早めの8時30分に集合場所(ときがわ町役場本町前)へ来て、スタッフ支援して頂ける方を募集いたします。 連絡先:渡辺 仁まで(090-5573-1028)
里川再生へ向けた「石倉」の見学と、産卵床たがやし(in都幾川)
川魚の冬季の隠れ場で棲家になる「石倉」(下の写真)の設置は、平成26年度水産庁予算である水産多面的機能発揮対策事業の助成を受け実施されたものです。この事業は武蔵漁業協同組合と地域住民等が協力して、釣教室や河川清掃等を行ない豊かな川づくりを目指したものです。
「石倉」は1m四方 深さ50cmの樹脂ネットに100~150個程度の大きな石を詰め沈めたもので、魚類の保護・増殖を目的としています。特に冬期間は多くの魚類が石の隙間で越冬し、水ぬるむ春を待つ「棲家」となります。白石漁協監視員達が調査したところ、一つの倉には2000~4000尾の魚類が越冬していたそうです。ウナギが生息することを期待して、それぞれの倉に1mほどの塩ビ管を埋め込みましたが(下写真)、この間一匹も確認されなかったとのことです。
参加した協議会会員(7名)は、持ち寄った鉄製レーキや熊手などで、土砂やシルトで埋まっている転石や底石をひっくり返し「浮石=隙間をつくる」状態に戻す河床たがやしを行った。既にトビゲラやヒラタドロムシ、カゲロウなど多く付着していたが、これらの水生昆虫が干上がらない程度に水深を確保しながら耕し(ひっくり返し)作業をおこなった。
小学校の先生による野外環境学習のコメント
この度、埼玉県環境部水環境課が定期発行している『川の国応援団通信 第6号』に、環境学習を担任しておられる新宿小学校の3年生担任の金子教諭から、「市野川探検隊(環境学習)を実施して」という投稿文が掲載されました。
日頃子供たちをよく観察されていながらも、改めて実際の河川や水辺で発揮される「子供たちの自然への感性」に驚かされたそうです。下記に、先生のコメントを掲載しましたので、川づくりに関わっておられる方々は、一読されることをお薦め致します。
⇒『川の国応援団通信 第6号』3ページ
埼玉県在来種のヌカエビが駆逐され、危機的状況が・・・。
荒川(入間川、越辺川、都幾川など)、利根川、中川水系など県内の多くの河川や沼などの水辺に、外来種のカワリヌマエビ属が侵入し、在来種のヌカエビは駆逐される傾向であることが、県環境科学国際センター自然環境担当主任専門員の金沢光さん(61)の実地調査で分かった。金沢さんは生態系への影響を懸念して「未来の脅威として観察調査を続ける必要があり、各地の市民団体の力を借りたい。侵入を防ぐ法的措置も急務だ」と訴えている。
埼玉新聞記事の内容→IMG_20150423_0002.pdf
和田吉野川の多自然川づくりで、平塚新田川づくり協議会が設立される
3月21日(春分の日)、熊谷市南部を東流する和田吉野川の多自然川づくりへ向けて、埼河連・熊環連の呼びかけで平塚自治会・ホタルを保護する会・エコネット熊谷・中央漁協・比企の川づくり協議会の市民・住民団体のメンバー約20名が、熊谷市平塚自治会館に集まり全体の連携強化を計りながら、熊谷県土整備事務所への要望・協働していくための第1回目の会合を開催した。
当地の河川改修の第一眼目は洪水常襲地帯での「治水」にあるが、国道407号より上流は「橋の架け替え以外は、現状の河川形態を維持する」「コンクリート工法は最小にして、石積み・土羽を基調にする」ことを強く要望していくことが確認されました。
当地の用水路では、ゲンジボタルが生息するので、わざわざ都心からカワニナを盗みにきている者達も多く、これらの保全につながる河川改修や、右岸側の2~300mの長さの河畔林(クヌギ・コナラなど)の保全・管理を期待したいなど、多くの住民希望が述べられた。漁協組合員の方からは、オイカワやコイなどの繁殖が維持されることを期待したい(ウグイは、見られないとのこと)などの意見も述べられた。
埼河連の大石・小林・山本代表理事の方々からは、今後4月末までに第一回目の要望書を取りまとめ、概略設計を発注・設計を担当する熊谷県土整備事務所へ提出し、問題提起、協議等を行うこと。9月末までには、設計修正も含くむ第二回目の要望書の取りまとめを行うこと、などの概略活動スケジュールが確認されました。
写真;熊谷市「平塚自治会館」で、市民・環境団体の協議風景
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