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任意団体「市野川を再生させ隊in松山」が環境学習支援として7年前から継続してきた、東松山市立新宿小学校6年生(3クラス、65名)の「市野川の生きもの調査と水質判定」を実施しました。市民環境プロジェクトに登録しているイベントであるため、今年度から当協議会が引継ぎました。
当日の支援スタッフは比企の川づくり協議会4名、加藤PTA会長、東中学校の生徒3名で支援活動を行いましたが、市野川の草刈業務が7月より開始されたこともあり、河川内に不法投棄されたバイクなどの大型ゴミの撤去作業も、前々日より県土整備事務所・草刈業務受託会社と協働して実施致しました。 写真1⇒不法投棄物撤去作業
猛暑のため早めに河川敷から体育館に移動し、(常温アルカリ性過マンガン酸カリウム酸化法による)簡易パックテストCOD(低濃度)で都幾川、市野川、滑川のCOD(化学的酸素要求量)を測定しました。東松山市を貫流する3河川の水質比較を行ない比較的汚濁の進んだ滑川・市野川の数値(7ppm以上)と流量も豊かで清流に近い都幾川の数値(2ppm)を比較して水質環境の現状を把握してもらいました。 写真3⇒水質判定結果を説明して頂く先生と協議会会員
5月16日(月)午後3時より、当協議会と東松山県土整備事務所(河川砂防部)とのH28年度の第一回目の打合せ会議が、新人事による初顔合わせも含めて、県土整備事務所2階会議室に於いて開催されました。
県側からは、菅原河川砂防部長・乾(いぬい)担当課長(下流域担当)・山本担当課長(上流域担当)・桑原主任(女性)の4名が参加され、当協議会からの6名の参加者を加え、10名による「年度初めの打合せ・顔合わせ」を行いました。
協議会からは、27年度の事業報告と決算、28年度の事業計画と予算等の説明と県河川行政に対する要望と提案などが行われ、県土整備事務所からは28年度の18事業(護岸工、築堤工、浚渫工、流路工、砂防堰堤工など)の説明と図上説明(A-3版)が行われました。
特に、質疑応答が集中したのは、都幾川・槻川水系での浚渫工を実施する場合の生き物に対する配慮(特にウグイ産卵時期)や河畔林の除伐(まるごと再生地区)に関して協議会側から工法や工期に対する注文が多く出されました。
県土整備事務所の担当課としても、私達市民団体や漁協からの意見具申に対しては、今後も慎重に対応するとの約束を得ましたので、工事対象となる地域や団体へ持ち帰り、再度県側へ要望や提案を行っていくことが確認されました。
写真:東松山県土整備事務所での「初回打合せ・顔合わせ」風景 ⇒ 県土打合せ会議1.jpg
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