お知らせ

お知らせ 9.9大水害で、都幾川・市野川でも68世帯に避難勧告が発せられました!

 今回の大水害では、比企地方を東流する2つの河川でも、国が流量・水位観測する地点で、早めに氾濫危険水位をオーバーして16時頃には、東松山市の唐子・高坂・野本・下松本の68世帯に避難勧告が出されました。市野川の中流域(吉見百穴付近)に自宅を構える筆者(渡辺)は、即刻マイカーで活動拠点の現状を把握するために、「天神橋流量・水位観測地点」~「滑川との合流地点」~「吉見百穴前(県道27号東松山橋)」~「旧流れ川橋(新宿小学校東)」での水位状況を緊急視察を行って、運営委員&会員に報告しましたので、水位上昇した市野川中流域の河況をご覧頂きたい。

⇒緊急現地視察を報じた水位・流況
氾濫危険水位の市野川 現場視察報告(重陽の日).pdf

⇒9日 氾濫危険水位【20.15m】を約0.2mオーバー


 幸いにも、9.918時以降は小降りになり水位も低下したので、市野川は2040に、都幾川は2140に避難勧告は、解除され甚大な被害や災害報告は無かったものの、平成11年の8月豪雨以来の「緊張感と焦り」を以って、終日過ごしたことをお知らせ致します。
⇒翌10日には、3.50mも下がった水位(標)


お知らせ 吉見百穴前の市野川で小学3年生児童が「探検隊(水辺観察会)」を実施

 秋雨前線が活発に動き出している9月3日(木)の8時より、東松山市立新宿小学校3年生(62人)が、総合理科授業の一環として、市野川探検(水辺観察会)を実施した。
 市野川を再生させ隊と比企の川づくり協議会の運営委員(5名)は、これ等の環境学習のアドバイザーとして、埼玉県環境部より派遣されたものであり、前日2日から実施準備を行ってきた。

写真1.前日に仕掛ける3種類の網と設置場所を検討する環境アドバイザー↓ 

 午前9時に市野川の会場(砂州・高水敷き)に到着した児童達は、アドバイザーやスタッフ・PTAの指導のもとに、大きなモンドリ網等の回収などを行い、生き物の採集と水槽展示などを行った。

写真2.モンドリ網の回収を行う児童達↓



写真3.ガサガサ生き物調査を行う探検隊員


写真4.探検隊員も川あそびに興じ、そして学習

お知らせ 市野川蛇行河川(滑川町)でキツネノカミソリ鑑賞会

 市野川水系の会イン滑川町(会長:日下進さん)では、8月7日(金)~8日(土)の2日間に亘って、羽尾地区蛇行河川の中ノ島(B区間)でキツネノカミソリ鑑賞会を実施した。
 昨年度より、滑川町役場が
後援者となっており、初日の7日には吉田昇町長の挨拶があり、県・町行政関係者・見学者など概ね50名の参加がありました。
■吉田町長と日下会長の挨拶風景

 
今年の開花状況は、例年の1/3の着花しか見られず、「一面真っ赤に染まる絨毯」という状況ではありませんでしたが、町の名所になってきているエリアでもあるので、「水系の会」を中心としたボランティアの活動によって、散策路・ロープ張りが明示され、群落の保全・保護が着実に進んでいることが示されています。

■巡回散策路を通る見学者たち


■今年のキツネノカミソリ群落


お知らせ 炎天下の都幾川(嵐山町)で、親子魚捕りと川遊び。

 8月2日(日)には、二瀬橋左岸(嵐山町)にて親子魚捕り、川遊びが実施されました。

主催は、武蔵漁業協同組合とNPO法人荒川流域ネットワークであり、当協議会員からも6名のスタッフとして地曳網設置や安全見守り等の協力を行ってきました(スタッフ総数20名)。

 地曳網は、二瀬橋上・下流に瀬張り網を2箇所設置して、瀬張りより下流から刺し網を、ライフジャケット等で安全対策した「親子さん」によって曳き上げるという漁法で実施されました。

地曳網を引く親子さんとスタッフ⇒

 過年度の秋季の実施では、25㎝級の落ちアユが数多く採捕されたが、今夏は数匹のアユに留まった。

漁網の中で数多く採捕された魚種はウグイ(地方名クキ)であり、20㎝級~10㎝級のものが多く100前後の漁獲と見受けられました。

刺し網や投網で採捕された、数多くのウグイ⇒


 この日も、猛暑の中でのイベントであった為、鴻巣市の三谷釣具店の参加でサービス提供される、恒例のカキ氷は飛ぶように出回り(塩焼きアユは、那珂川水系のもの)、橋の下で涼を取りながら、捕れた魚の説明や外来種の異常繁殖(ミナミヌマエビ)などの現況生き物を学習することが出来ました(講師は、埼玉県環境国際センターの金澤光さん)。

ドジョウの説明と、ミナミヌマエビの生き物現地学習

お知らせ 猛暑の中、蛇行河川の中ノ島のゴミ拾いと散策通路のロープ張り

 7月25日(土)、市野川水系の会イン滑川町では、過去2~3年の間に保全活動を行ってきた、市野川羽尾地区(蛇行河川)のキツネノカミソリ群落保護・保全活動を行った。

 会員15名は、約3,000㎡の群落地に落ちているゴミや枯れ木などを取り除き、8月に咲き誇る時の群落保全の為に、散策通路境界杭を打って、通路を示すトラロープ張りを実施しました。
高橋付近で杭打ちする会員⇒


 高橋から中ノ島に降りる木道も1年を経ると、朽木になっているため、新たな木材と交換し、見学者や子供達が安全に散策できるように整備し直しました。猛暑のため、蛇行B区間のみの作業になりましたが、A区間のキツネノカミソリ群落もあるので、8月8~9日(土・日)の「鑑賞会」までにもう少しの対策を講じるとのことであった。

 暑い日に、ご参加頂いた会員の皆様に感謝申し上げます。

作業を終え、全員でパチリ⇒