お知らせ
荒川流域ネットワーク主催の「都幾川のアユ遡上調査」に共同参加(5月10日)
ゴールデンウィークが明けた5月10日に、荒川流域ネットワーク主催の「都幾川のアユ遡上調査」に、比企自然学校の皆さんと共同参加しました!!都幾川最下流の長楽堰にて行われ、2,800尾を越す多摩川産の養殖稚アユを、約15名の参加者によって、アブラ鰭を標識として切除して都幾川本流に放ちました。
今後、上流に向かって生育しながら遡上する訳ですが、武蔵漁協の鮎釣り解禁以降に
何匹の標識アユが多くの農業用堰をクリアしていくのか、荒川流域ネットワークの皆さんが地道な調査が活躍されることになります。
今回の報告は、比企自然学校のホームページからの活動報告を全面的にお借りして(現場写真など)、報告に替えたいと思います。
写真1.長楽堰上流に集められた、多摩川産の稚アユの生け簀
写真2.標識アユの放流、調査会場(都幾川長楽堰)に集まった、流域ネットW、比企自然学校、川づくり協議会の皆さん(12名)
写真3.多摩川からの養殖稚アユのアブラ鰭を切除する作業の皆さん
写真4.鰭を切除された稚アユ約2,800尾を、都幾川本流にリリースしました!!
第15回「川の日」ワークショップ関東大会が、熊谷市の立正大学(熊谷キャンパス)にて開催されました。
全国の「いい川・いい川づくりワークショップ」と連携した川や水辺の活動に取り組む多様な世代、立場の人々の情報共有と大学生や中高生の若い世代の活動の発表、応援する場合として開催され、約300人の参加者で盛大に実施されました。当協議会の会員でもある、比企自然学校の櫻井さん、NPO法人まちづくり学会の山本さんからも、短い時間(約5分)ですが、発表がなされました。
1.ワークショップ案内のチラシ
2.実行委員会の座長(立正大教授:後藤真太郎)からの基調報告
3.櫻井行雄さん(比企自然学校)からの、都幾川(荒川水系)や八ッ場ダム(利根川水系)での「川の学校・活動報告」の発表風景
4.山本正史さん(NPO法人まちづくり学会)からの、市野川・都幾川の里山竹林整備や利活用についての発表が行われました。
発表件数は、全体で20件ほど有りましたが、会場からは貴重な意見やアドバイスがあり、有意義なワークショップとなり、午後のエクスカーション元荒川での(ムサシト保護・保全見学)、和田吉野川(マイクロプラスチック調査結果)の見学会が行われました。
朝霞市の黒目川(新河岸川水系)に親しむ会で活躍された、「故・藤井由美子さんを偲ぶ会」に参加しました!!
1月28日(土)14時より、朝霞市民会館「ゆめぱれす」にて偲ぶ会が催されましたので、都幾川や市野川での活動にも積極的に参加して頂いた故人(11月22日にご逝去、82歳)を偲んできました。千葉前会長、山本正史さん、渡辺の3名が、古いお付き合いを述べながら、思い出話しなどを約80人の参加者に報告して参りました。
都内、埼玉県内活動家(環境・福祉・教育)や、朝霞市議など、生前のお付き合いやご家族の方々からの思い出話しなどを紹介して頂き、広く活動された生前の活動を惜しんできました。
写真は、偲ぶ会の当日会場です。
国営武蔵丘陵森林公園のスターライトイルミネーションに協力参加(12月10、17日)
12月17日(土)、午後4時から公園内「彫刻広場」にて比企自然学校の9名の協力参加者の一員として、「薪割り」「焚き火体験」イベントに協力参加してきました。
子供連れで参加してくれた方々は、コロナ感染防止のため、「体温測定」と「記帳」した方々から¥300円の参加費を戴き、焚き火を利用して食べる「スモア*キット」と「コーヒーセット」を手にして、用意した約10セットの焚き火の周りに自由に集まって頂きました(参加者は、概ね250人)。
冬至が間近いこの時期は、午後5時ともなると広葉樹(コナラ、クヌギ等)、アカマツ林に囲まれた暗闇の空間に、幻想的なイルミネーションの世界が映えて、えも言われぬ「光のページェント」を創り出していました。
(*スモア=マシュマロとチョコレートを、クラッカーに挟んで焼き上げるキャンプ場での菓子)
写真1.明るい内での会場入口(スモアの販売)
写真2.薪割りの実演(2台のキンドリングクラッカーで実演)
写真3.スモア用の焚き火セット(10セット)
写真4.会場周辺とルート上で、イルミネーションの世界が展開
恒例の新宿小学校5年生のバードウォッチング、共同学習指導(12月5日、8日)
恒例の水鳥、冬鳥をバードウォッチングする学習指導を、新宿小学校5年生全員を対象として、東松山自然倶楽部の金子代表と池田事務局長の協力を得て、5日の事前レクチャーと、8日の市野川バードウォッチングの2日に亘って実施した。
1.12月5日(月)の事前レクチャー
5年生全員(2クラス)を、音楽室に集合してもらい野鳥の基本的な形態や分布、鳴き声やエサの摂り方などを、PCによるディスク記録からのディスプレイによって、映像学習を行い、これまで自然倶楽部が収集した野鳥の「巣」の実物などを手にとって観察した。
写真1.5日のバードウオッチングレクチャー(新宿小学校音楽室にて)
写真2.河川敷きなどで見つけられた小鳥たちの巣
2.8日(木)の市野川を中心に、冬鳥・水鳥のバードウオッチング
当日は、気温が低いにも拘わらず快晴の気候にめぐまれ、原学校長を筆頭に二人の担任教諭を加えて約80名の2クラス生徒の集団で、学校周辺の冬鳥を観察した後に、市野川橋の右岸側から、8倍双眼鏡を片手に画板の記録用紙に記入しながら、堤防上を南東に観察を始めました。
写真3.市野川右岸堤防上でのバードウォッチング、1組(上)と2組(下)
写真4.市野川のカルガモ集団(上)と、水面に飛来するダイサギの群れ(下)
写真5.堤防上と河川敷きに分かれて、クラス毎の観察・学習
約2時間の、水鳥を中心とした観察・学習を終えて小学校校庭に帰った、生徒達は画板に貼り付けてあった記録紙に取り纏めを行い、貴重な観察会を終えて校内に戻りました。
(国営)武蔵丘陵森林公園で、恒例の「ぬま祭り」が再開、そしてお祭り業務の支援!!
管理事務所より比企自然学校へ協力依頼があったので、10月16日(日) 早朝よりスタッフ10人体制で森林公園に一番乗り。8時過ぎから会場に入り機材の設置や網の引き上げ作業から始まった。程よい気候の曇り空、絶好のコンディションでした。
前々日より、モンドリ網やお魚キラーなど数個を仕掛けた時に見えていた大きなコイは掛からなかった。外来生物としては小型のアメリカザリガニのみ。写真以外ではヌマエビなどで、ほとんどがモツゴ(クチボソ)だった。
写真1.アザミ沼での漁採りと、仕掛け網(モンドリ網や四つ手網)からの採捕作業
子供達(小学生以上と幼児達)に分けて、ウナギ採りに挑戦する「親子」の申込みがあり、受付窓口にはズラリと並んだ人だかりができた。
写真2.ウナギ採り「申込み受付」にズラリと並んだ、大人と子供達
ウナギ採り(2班)と幼児達のタッチングプールでの活動が開始された。ウナギ採りには大人達の猛烈な「応援」があり、制限時間一杯に活躍する子供達のプール内活動がみられました(大人達は、必死の形相でした)。
写真3.子供達によるウナギ採り大会(一人、一匹まで)
写真4.タッチングプールでの小魚(主にモツゴの稚魚と生き物)に親しむ子供達
観光協会主催の「カヌーイベント」が、前日(7.28)の落雷や豪雨で、都幾川は増水の為、イベント中止宣言!!
前日まで、環境協会への参加者は、子供達11名とその付き添い大人約10名との連絡があり、比企自然学校と応援スタッフ(8名)は、早朝8時に里山センターに集結して、カヌーその他の機材を運搬車に積載完了の態勢をとりました(写真1)。
写真1.出発準備完了のカヌー2艇
観光協会の中島さん宛に、参加予定者からの相次ぐ不参加申出が続出した結果、協会の判断として「残念だが、中止宣言を出す」しかないということで、待機していたスタッフ達は残念ではあるが、イベントは中止するも、自分達だけで漕ぎ出そうということで、くらかけ清流の郷に向かいました(写真2)。
写真2. 自然学校里山センターにて、スタッフ間で協議(中止か、自主開催か?)
写真3.落雷や集中豪雨で、くらかけ清流の右岸側の土砂崩壊など
写真4.観光協会の中島さん立ち会いの下、正式に「中止」「解散」ということに決定
写真3・4のように、護岸での崩壊現象・増水による濁水現象が著しいということで、
残念ではあるが、本日の河況ではカナディアン・カヌーの体験教室開催は不可能と判断し、現地解散と成りました。
梅雨入りの最中(6月18日,19日)、昨年強風で中止された「あがつま湖カヌーツアー」を6人で実行しました、
令和3年5月28~29日に八ッ場ダム湖での比企自然学校主催の「カヌーツアー」は、強風により湖面管理者より中止勧告を受けて、四万川上流でのツーリングに変更していた。自然学校で製作されたカナディアン・カヌーは4艇目となり、その進水式も兼ねて、自然学校の企画で6名の参加者(3艇)が、前泊キャンピング方式でJR吾妻線の河原湯温泉駅の広場で一泊を過ごしました。
翌日は、風速も1m以下と絶好のカヌー日和りとなり、左岸側の発着場に到着したのは、午前10時30分ごろで、湖面を行き帰りする者は、水陸両用バスを我等3艇のカヌーだけでした。管理人からの、概略地形と漕艇上の注意箇所の説明を受けて、11時には新艇(4号艇)へのシャンパン注水による進水式を行なって、往復約10Kmのツーリングに出発した。
写真1. シャンパンは、左側2人目の安東さん(比企自然学校)の手に
写真2. 不動大橋の左岸側の小渓流に注ぐ、不動の滝(約50mの落下) 2号、3号艇。
写真3. 八ッ場ダム湖左岸に没した、王城山トンネル(旧JR吾妻線)が姿を見せた。
別途報告=比企自然学校のHPに掲載された、写真豊富なリポートを掲載させていただきます。⇒ 比企自然学校 カヌーツーリング(あがつま湖).pdf
梅雨入り前に、第19回身近な水環境の全国一斉調査(2022年6月5日)に参加・協力致しました!!
2022年4月より新型コロナウィルス感染症予防対策で、行動の自粛や3密の回避などにより、当協議会のイベントや活動が自粛続きでしたが、「全国水環境マップ実行委員会」・「荒川流域ネットワーク」の要請により、統一基準日(2022年6月5日)に「第19回身近な水環境の全国一斉調査」を実施致しました。幸運なことに天候にも恵まれて、梅雨入り(6日)の前日に終了することが出来ました。
当協議会の担当区分は、市野川6地点、都幾川4地点の合計10地点で参加してきており、今年度の「荒川流域一斉水質調査マップ2022」作成にも寄与できたことを報告し、併せて採水・計測・分析作業の写真報告を行なうことと致しました。尚、協議会からの参加者は4名で実施致しました。
写真1.市野川(吉見百穴前)での採水作業
写真2.採水された10検体の計測、分析作業(都幾川ー鞍掛清流の郷 あづまや四阿にて)
第19回身近な水環境の全国一斉調査(市野川・都幾川の10箇所地点)
参考資料として、公表された前年の「第18回荒川流域一斉水質調査マップ」版を掲載しました。
⇒第18回(2021)荒川流域一斉水質調査マップ.pdf
令和4年度 東松山県土整備事務所(河川砂防部)との「定例打合せ会議」が、開催・実施されました。
令和3年度は、新型コロナウイルス感染拡大が続く中、第6波のまん延防止等の重点措置や緊急措置宣言が発出され続きましたが、予定や事前計画のイベントが数多く、延期又は中止され続けました。変則的に実施された、当協議会のイベントや県・市の担当行政機関のスケジュール変更も数多くあり、令和3年度の事業報告や決算報告を取り纏めることは困難でしたが、4月24日(日)に「比企の川づくり協議会 第21回定時総会」で11名の運営委員・会員による総会決議をもって採択した総会資料を提示・説明した。
これに応える形でのR4年度 県土整備事務所(河川砂防部)の永井部長、本間担当課長(上流域16物件)菊池担当課長(下流域6物件)からの、工事箇所、工法などの説明が行なわれました。
写真:県土整備事務所(資料個室)にて、県土整備事務所(河川砂防部)部長・2担当課長との打合せ・協議。
資料:県土整備事務所に提出した
比企の川づくり協議会 第21回定時総会資料「最終版」。
令和4年のGWも後半に入り、コロナ禍の行動制限も大分緩和されて、国内外の人流も若干「回復基調」に入った!?
令和4年度のGWも後半に入ってきましたが、久しぶりに新型コロナウィルスによる「行動制限の無い春」を迎えるようになりました。(一社)東松山市環境協会では、比企自然学校の全面的協力によるくらかけ清流の郷での「カヌー体験教室」を開催することになり、初心者・お子様をお迎えして安全なカヌー体験や手軽なBBQ開催募集を行なっています。
都幾川でのイベントは、協議会としても久しぶりの活動になりますが、安全・安心な活動の協力と参加者募集へ広報することになりました。お子様連れや、ご家族で楽しく川遊びを体験されますようお知らせ致します。
記
日時:令和4年5月28日(土)
場所:くらかけ清流の郷(受付も同じ)
時間:(受付8:45~)9:00~12:00
人数:20名(小学生以上 予約優先)
その他:申込み先、駐車料金、天候等による中止の連絡、服装などは、添付チラシ(PDF)を参照して下さい。⇒ 鞍掛橋 第2回カヌー体験チラシ-.pdf
第1回目カヌー体験教室への参加者(R2年)
子供達のパドル操作(指導:比企自然学校)
コロナ禍が続く中、イベントや事業が中止を余儀なくされましたが、令和4年度の定時総会を無事終了しました!!
令和3年度は、前年から続く新型コロナウィルス感染拡大し、第6波のまん延防止等重点措置と緊急事態宣言が発出される中、集団行動を伴うイベントや見学会・会議等が多くの中止を余儀なくされました。政府は、18都道府県の重点措置解除の期限を3月21日に設定してみたものの、世界的にみても収まりそうもない状況になっています。
当協議会が毎年実施してきた「河川見学会」や「環境学習会」も、まん延防止等重点措置の長続きで、集団で現場見学・作業する多くの機会を失ってきましたので、年度内に何とか実施出来た10数件の概略事業を報告することで、定時総会への報告とさせて戴きます。
開催日;4月24日(日)13時~16時
開催場所;東松山市民福祉センター2階 C会議室
参加人数;運営委員・会員10名
第21回定時総会資料PDF ⇒ 比企の川づくり協議会 第21回定時総会 資料(検討版).pdf
コロナ変異株オミクロンの急拡大の中、「武州・入間川プロジェクト」の活動展示に参加しました!!
「武州・入間川プロジェクト」は、武州ガス株式会社、国交省関東地方整備局荒川上流河川事務所、公益法人埼玉県生態系保護協会が主体となり、入間川流域で環境保全活動を行なっている市民団体等を支援するための助成事業(展示活動)が行なわれました。
川越市の国鉄・東武鉄道駅前の「まるひろATRE(デパート)」6階の展示場で、県内西部の13活動団体のポスター発表があり、当協議会も毎年参加させて戴きましたので、今年もA0サイズのポスター作成を共同代表の山本正史さんにお願いして、参加してきました。
主催者からは、第6派のコロナ変異株のまん延防止要請から、展示場に集結することを禁止され、生態系保護協会へ展示を一任してきましたが、1月24日(月)の午後からの開場にも拘わらず、見学者は皆無に近く、殆ど無人状態の中で展示ポスターを見学してきました。
写真1.武州・入間川プロジェクトの展示会場(まるひろATREの6階会場)
写真2.県内北西部の13市民団体による、活動ポスター展示状況
写真3.比企の川づくり協議会のポスター展示
(内容;①市野川蛇行河川のドローン撮影 ②ふれあい市野川クリーンアップ作戦
③新宿小学校によるバードウォッチング環境学習 ④市野川・都幾川水質観測)
市立新宿学校内の事前レクチャー(校内にて12/7)と、バードウォッチングの環境学習(市野川にて12/9))
東松山市立新宿小学校は、昭和年代に蛇行河川の整備と、水田・沼沢地を都市計画によって商業・宅地化した周辺に設立した小学校です。
近隣には、環境管理事務所・県土整備事務所など埼玉県行政機関、市民文化会館などが隣接する行政区域ともなっています。R元年より、市教育委員会による「学校特色化支援事業」指定も加わったことで、児童達が野生生物とのふれあいを通じて、環境学習や保全を体験することを目的として、構内講堂での事前レクチャー(7日)と、市野川河川敷き・堤防でのバードウォッチング(9日)を行なった。
環境学習に協力して頂いた、金子さん、池田さんのお二人は、「NPO団体:東松山自然倶楽部」に所属する環境アドバイザー(埼玉県認定)でもあります。
<事前レクチャー12月7日>
環境アドバイザー3人(金子、池田、渡辺)による、鳥類観察の事前講義 (レクチャー)
<市野川でのバードウォッチング 12月9日>
市野川河川敷き・堤防から、双眼鏡にてバードウォッチング(5年生全員)
新型コロナ禍で感染防止策のため、第18回市野川クリーアップ作戦は、参加者を限定し縮小しながら開催された。
晩秋の快晴日となった11月13日(土)の午前中に、第18回目のクリーンアップ作戦が市野川・吉見百穴前両岸に於いて実施されました。一昨年までですと、概ね700人程の参加者があり、県・市の河川行政・環境行政からの協力支援などがあり、「豚汁」や「記念品」などの支給があったのですが、コロナ対策を行ないながら、一昨年度より規模を縮小し、約10分の1ぐらいの参加者限定で実施されました(今年度は約70人)。
東松山ロータリークラブ、むさしロータリークラブ、埼玉県建設業協会比企支部、比企の川づくり協議会の4団体のみで挙行されましたが、当協議会は昨年同様に、比企自然学校との共同で「水上・河畔」のプラごみ回収に、カヌー1艇を使用しながらクリーンアップ活動を実施しました。
河畔林に付着するプラゴミや、流木に絡まるビニールやナイロン製ゴミをトングなどで回収しながら桜並木の百穴前のゴミ回収を行ない、県環境部から支給された45L袋と手提げ袋に回収作業を行ない、作戦協議会が指定するトラックに持ち運びました(尾崎さん、澄川さん、山本さん 乗船)。
作業を終了して、市内高坂の「自然学校里山センター」に帰投する寸前に、朝霞市から百穴観光に来られて、水辺でカヌー作業を見学していた4人の親子連れの子供さん2人が、初めての乗船体験を希望していた。ライフジャケットを装着してもらい、市野川でのカヌー初体験をすることになり、「新船頭」役を買って出ました。
これも、コロナ禍での「助け船」の一つなのだろう・・・。
鞍掛カヌー体験会(東松山市こどもエコクラブ)と埼玉県提唱の「プラごみゼロ」活動
長い外出自粛規制のトンネルを抜けた10月のさわやかな季節、比企自然学校では今年初めての都幾川鞍掛堰上でのカヌーイベントを行なった(10月10日・日曜日)。
協議会からも数名の支援者が参加し、埼玉県の「プラごみゼロウィーク」期間中なのでカヌーからプラごみを回収しようということも合わせて、少しは環境問題への貢献も・・と「欲張りな企画」に加わった。
ここ鞍掛BBQ場はやっとイベントが開始されたので、多くの来場者で賑わいました。
写真1.駐車場から、飛び石を渡り、親子がカヌー船着き場へ向かいます
写真2.比企自然学校で製作したカヌー4艇やカヤックで、こどもを待ちます
写真3.こども達をカヌーに乗船させ、くらかけ清流の河川へ
写真4.こども2人に、後部席で安全見守り員が加わります
写真5.小学女子生徒も初めての、カヌー漕艇体験を行ないました
比企地方の里山林、河畔林にもまん延する「ナラ枯れ」被害木の現地調査に参加しました!!
埼玉県では、令和元年新座市において県内で初めて「カシノナガキクイムシ」によるコナラ・クヌギ等への被害が確認され、2年後の令和3年には一気に拡大して、新座市、さいたま市、志木市、川口市、狭山市、川越市、所沢市、入間市、東松山市などで「カシノナガキクイムシ」によるナラ枯れが確認されております。
市野川の蛇行河川(滑川町羽尾)の河畔林でも、多くの被害木が確認され、県土整備事務所の許可を得て、除伐を続けてきましたが、東松山市高坂丘陵地区の松風台や旗立台の公園や緑地帯でも多くの被害木が確認された為に、比企自然学校の皆さんが独自に現地調査を実施致しました。
現地調査は、9月8日に8名の住民・会員の有志参加によって、2班に分けて自然学校が取り纏めた調査手順によって行なわれました。調査結果は、櫻井行雄代表によって取り纏められ、「高坂丘陵地区ナラ枯れ調査報告書(写真付き PDF)」として、比企自然学校のホームページに掲載されましたので、川づくり協議会の河畔林被害木調査にも応用可能ですので、許得て得たので紹介致します。
今後の駆除作業や伐採・除伐については、公園管理者へ報告した後に、市の担当部署の作業に移管されると思いますが、市民活動の貴重な記録を紹介させて頂きました。
写真1.ナラ枯れ現状調査に参加した、市民・比企自然学校・比企の川づくり協議会
写真2(左)コナラ被害木根元に、カシナガのせん孔で出来たフラス(木くず跡)
写真3(右)コナラ・クヌギ等のナラ枯れ被害木の胸高直径(DBH)の計測作業
調査報告書(結果PDF)⇒高坂丘陵地区ナラ枯れ調査報告書(写真付).pdf
蛇行河川の災害復旧(暫定堰の設置など)とキツネノカミソリ観賞会
終戦記念日(8.15)の全国戦没者追悼式が、コロナ禍で人流を抑え切れない「都内」で挙行される中、九州・四国など西日本・関西では線状降水帯の影響で長雨が続き、甲子園の高校野球は3日も延期されました。
さて、比企の川づくり協議会は市野川水系の会イン滑川町が主催する「キツネノカミソリ観賞会(8月1~8日)」に合わせて、ドローン撮影による「蛇行河川の自然と災害復旧」「キツネノカミソリ観賞会」のデータ作成と編集を行ないました(DVD作成)。
このHPでは、容量の関係でDVD映像を見ることが出来ないため、youtubeにアップロードも完了しましたので、3映像のリンク先をご案内致します。映像等の説明テロップなど付けてありませんが、御覧頂ければ幸いです。
Ⅰ.上空: https://youtu.be/vPITzzzZoGs
Ⅱ.水面: https://youtu.be/y8vxfvq1keY
Ⅲ.林内: https://youtu.be/HkzPg4avSaQ
市野川蛇行河川でドローン映像によるモニタリング観測と、キツネノカミソリ群落観賞会が始まりました。
一都三県で新型コロナウィルスの第5派到来で、明日8月2日から異常事態宣言が予定される中、滑川町羽尾地区蛇行河川の19号台風被害からの復旧現状と、蛇行河川の「復旧した河況現状」を把握するために、上空・水面・林内からドローン撮影を行いました。
比企自然学校とのお付き合いがある、市内高坂桜山台にお住まいのドローンオペレーター渡部知己さんにお願いして、1日の早朝9:00から3時間をかけて約1、000mの蛇行河川の上空撮影と、約700mの水面撮影を実施しました。
写真1.蛇行河川上空部を飛行するドローン(Fantom4),その地上撮影中の実物大。
当日は、蛇行部B地区中ノ島には、キツネノカミソリが開花を始め、地元町民・市野川水系の会イン滑川町による開花鑑賞会(1週間)も開催されており、皆さんからの情報提供や昼食の差し入れを受けて、3段階の水面撮影・上空撮影・林間撮影(キツネノカミソリ群落)を行いました。
ドローン機種は、遠距離撮影用にはFantom4を、林内・水面撮影用にはMavic2Proを用いて、約30分の蓄電しか出来ないので、電池交換を繰り返しながら、効率よく映像を取得することが出来ました。
写真2 キツネノカミソリ開花 鑑賞会(水系の会イン滑川町、市民主催)
特に、東松山県土整備事務所が市野川水辺空間整備計画として、約20年間2WAY方式による河川環境保全を行ってきましたが、度重なる台風や土砂堆積によって、市民・住民が河川沿いに散策したり、水辺環境・河川生態との繋がりが欠如してしまっている河川空間の見直しには、是非ともモニタリングしておく必要があったのです。
写真3 キツネノカミソリ群落内地上で撮影するドローン(Mavic2Pro)
写真4 満開に咲き出したキツネノカミソリ(県レッドデータブック:準絶滅危惧種)
今後、県土整備事務所(河川砂防部)、滑川町町づくり課、地元観光団体などに、視覚的にも問題提起を行って、蛇行河川空間の保全が維持推進できるように、映像編集・編纂を行っていく予定です。編集には、比企自然学校の櫻井行雄さん(県・環境ドバイザー)のスキルをお借りして、説得力のある地元環境保全映像に仕上げていきたいと考えております。映像編集には、USB保存となり、1ヶ月ほどの時間をかける予定です。
市野川蛇行河川の掘削工(社会資本整備総合交付金)竣工検査前の打ち合わせ記録と、復旧工事の現場写真など。
掘削工竣工検査前 打ち合わせ記録を報告します。
一昨年の台風19号の豪雨によって、一級河川の蛇行河川が土砂堆積によって、埋没されましたが、国の補助(社会資本整備総合交付金(河川)工事)によって、市野川掘削工と河畔林除伐が竣工されました。
「協議会」と「市野川水系の会イン滑川町」では、復旧工事と蛇行河川の復旧を工事完了前に現場確認と打合せを行うために、6月9日に工事発注者の県土整備事務所河川砂防部(柿崎技師)、未来都建設(株)2名と市民団体側3名とで、現場確認と打合せを行いました。
AM:10時に、蛇行河川の高橋(B地区中ノ島)に、5人が合流して、柿崎技師と未来都建設(株)の責任者による、「社会資本整備総合交付金(河川)工事(市野川掘削工その8)」の竣工検査前の現地説明を行って頂きました。
詳細については、添付資料PDFを御覧下さいますようお願い致します。
写真1.蛇行河川B地区に維持流量が回復しました。
写真2.B地区直線河川に設置されたボトルユニット工法の暫定堰(高さ1.2m)
写真3.C地区蛇行河川に復活した、維持流量と川幅(4~6m)。但し、河床は多自然の川に復活していない(今後の経年変化に期待する)。
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