お知らせ

お知らせ 秋空のもと、ゴミ拾いとスリー・デー・マーチ

 台風22号の影響で、1週間延期した「市野川水系の会イン滑川町」の羽尾地区クリーンアップ作業が、114日(土)9001100に実施されました(参加者約15名)。


写真1.滑川町「市野川 高橋」中州で、クリーンアップ作戦開始

 
当日は、比企地方で毎年開催される「スリー・デー・マーチ」の二日目に当り、丁度「和紙の里・武蔵嵐山ルート」を東松山市⇒滑川町⇒嵐山町⇒小川町⇒東松山へ帰還と、ウォークする集団(数千名)が、市野川に架かる高橋を通り過ぎていきました。

 高橋の欄干の下に、ワンカップの飲み干しビンを置いて行った者もいましたが、全般的にマナーは良く、ゴミ拾いする側からも、挨拶としてエールの交換(声掛け)などを行っていました。21号・22号と台風が続いたため、例年に較べて左右の堤防上や高水敷には、ビニール破砕物・ペットボトル等は少なかったようです。(河川中には、ナイロン製農業用具が埋没していたが…)

 

写真2.高橋を交通整理されながらスリーデーマーチのウオーカー達

 ゴミ拾いで一汗をかいた後には、昼食として軽くBBQテーブルを囲みながら、親睦を深め合いました。

お知らせ 比企地方に残る『沼のかいぼり』に参加して

台風22号が、関東地方を通り過ぎて風雨も収まった1030日(月)900~、滑川町と接するヘリティジ・リゾートホテル(熊谷市)の沼かいぼりに参加しました。主催はホテル側であるが、世界農業遺産等専門家会議が比企地方に残る「かいぼり」の伝統行事を「テレビ東京」の番組(H3013日放映予定)で紹介するための取材対応でした。


写真1.テレビ取材を待ち受ける見物人と動員された群衆(左端建物が、ヘリテージホテル)

当日のかいぼりには、-人生に捧げるコント-で有名なココリコの田中直樹さんを主演とした、生き物調査・外来種調査をテーマとする映像取材スタッフが大勢待機しておりました。私達は、比企自然学校のお誘いがあり、胴長ぐつ・タモ網などを用意して参加してきましたが、約100人ほどの見物人・群衆の一員に加わってもらうようなイベントでした。

写真2.3台のポンプで水抜き(工事は、足立区から来た水処理会社)

 水抜きは3台のポンプで、約3時間をかけて行い、底泥が見え始めた段階で、公園管理技士集団である
NPO法人バース(Birth)の若い社員たち10名が、一斉にドロまみれになりながら、魚類・甲殻類・貝類などを採捕し始めました。堤防の上のタライや水槽に、生き物を集めていましたが、魚類ではゲンゴロウブナ、コイ、ヨシノボリ、ドジョウなど、甲殻類では小型のヌマエビ、二枚貝のドブガイが見られましたが、種類数・個体数とも極端に少なく、予想していたブルーギル、ミシシッピーアカミミガメ、アメリカザリガニ等の外来種は、見られませんでした。(午前中で見学を終了したので、午後に出現種が増加したのかは、確認しておりません)

写真3.「かいぼり」取材とスタッフ達

 毎年体験している国営武蔵丘陵公園あざみ沼での生き物調査に較べて、やや拍子抜けした「沼のかいぼり」でした。

お知らせ 『魚をふやそう!』シンポジウム、成功裏に終了しました。

 当協議会主催の『魚を増やそう!シンポジウム』が、10月14日(土)10時~14時に、嵐山町の国立女性教育会館にて開催され、約40名の参加者を得て、無事終了しました。講演者として、元東京海洋大学大学教官の丸山 隆さんをお招きして、午前の部:講演・質疑応答、午後:懇談会の形式で実施致しました。
 本シンポジウムは、当協議会運営委員の山本さんのご尽力により、平成29年度「武州・入間川プロジェクト」に申請・採択され、活動助成金を受けて行われたものです。
 山本さんが育った昭和40年代までは、都幾川水面は魚が飛び跳ねるほど多かったが、昨今はブラックバスやブルーギルなど、外来種被害やカワウ問題などの複合的な被害も顕在化しており、めっきりと魚影が少なくなってきたと嘆いておられました。そこで、下流からの江戸前遡上アユや上~中流での在来渓流種であるイワナ、ヤマメ、カジカ、ウグイなどの増殖へ向けて、人工産卵場の増殖や繁殖環境の再生へ向けて、相模川・多摩川でのアユ遡上の復活記録・実績を紹介して頂き、都幾川・越辺川での「川起こし」や「石倉(地元では、マヤと言われている)作り」などが復活することを希望したいということでした。
 遡上アユの復活活動を続けて来られる、NPO荒川流域ネットの協力も得おり、代表や活動メンバーの参加もあり、貴重な活動紹介や意見交換などが行われました。

資料:シンポジウム案内チラシ(会場:国立女性教育会館)
    ⇒    魚を増やそうシンポ.pdf
写真1:午前の部【講演者は、元東京海洋大学教官の丸山隆さん】
 
写真2:午後の部【懇談会の講演者・座長】

お知らせ 熊谷地区での多自然川づくりと現地協議会

 荒川水系和田吉野川の河川改修工事で、昨年28年度から「多自然川づくり」を埼玉県県土整備部が実施してきており、国道407号と交差する上流部分での一部工事区間が終えたので見学してきました。
 主催は、埼玉県河川環境団体連絡協議会(埼河連)の呼びかけで、熊谷市平塚新田などの自治会・建設工事発注者の熊谷県土整備事務所河川砂防部・建設会社が、昨年来の工事竣功現場で協議を行う意見交換会形式で実施されました。参加者は、概ね25名程でした。

写真1.現場で挨拶する主催者、熊谷県土整備事務所


写真2.和田吉野川 左岸にて現地協議する参加者

 

お知らせ 『魚を増やそう!』シンポジウム開催の案内

 比企の川づくり協議会の主催で、タイトルに記した「魚をふやそう!」シンポジウムを、下記のように開催しますので、奮って参加して下さい。
 講演者は、水産庁や全国内水面漁業協同組合連合会などが『渓流の天然魚を守ろう』や『アユ、ウグイ、コイ・フナ、ウグイ、オイカワの人工産卵床の増殖』などを執筆・監修されてきた、元東京海洋大学の先生:丸山 隆さんをお招きしました。市民は、何が出来るか、市民と行政の協働をどう実施していくか、などの意見交換形式で実施する予定です。

■日 時:2019年10月14日(土)午前10時~午後14時ごろ
■会 場:国立女性教育会館 研修棟208研修室(嵐 山町菅谷)
■後援者:丸山 隆さん(元 東京海洋大学助教授)
■案内チラシ:
魚を増やそうシンポ.pdf