お知らせ

お知らせ 都幾川「くらかけ清流の郷」条例化が進む?!

 419日(金)1000より、東松山市環境産業部商工観光課主催の「H30年度 川のまるごと再生プロジェクト報告会」が、唐子市民活動センター大会議室にて開催されました。参加した市民団体は、唐子地区ハートピアまちづくり協議会、上・下唐子自治会、ホタルの里づくり協議会、当協議会、「天の園」の会、埼玉県ウオーキング協会などの代表者を含めて、15名ほどの参加者であった。
 市役所では、鞍掛け橋周辺地域を公の施設と位置付け、この地域での事業及び指定管理者の手続き等に関して必要事項を定めることを検討し、「くらかけ清流の郷条例制定」をめざしている、とのことです(広報ひがしまつやま No.1075)。

 写真:「まるごと再生プロジェクト-報告会-」の会議場写真(in 唐子市民活動センター)

 

 環境産業部長の新井さんからは、平成24年~平成30年度の来場者数の増加傾向を一覧表によって示され、35,000人を超えるまでに活況を呈していることを示された。今後は、よりきめ細やかなサービスを提供するため、観光協会を一般社団法人に格上げし、市から指定管理者制度によって、BBQ場や鞍掛け展望台までのルーート管理を行っていく旨の、運営方針を述べられました。

 資料:くらかけ清流の郷運営状況等の報告(利用状況、来場者数の推移など) ⇒ 年度別運営状況の推移表.pdf

 

 会議では、くらかけ展望台までのルートで、化石採集の岩石盗りの問題や、8月に集中する駐車場を巡る早朝からの混雑(沈下橋)などが話し合われ、新年度もスムーズな運営を行なえる様、協働して活動することが確認されました。

お知らせ くらかけ清流の郷BBQオープンへ向けて、試食会へ招待されました!

 今年も又、4月1日より4年目を迎えるBBQ場が都幾川の「くらかけ清流の郷」にオープンされるとのことで、主催者である東松山市観光協会からの招待状が届き、比企川協関係者から10名の応募者が参加してきました(3月26日11時~)。
 オープン式に当って、東松山市産業環境部長の新井様より、「昨年の入れ込み客数は3万5千人を超え、今後は来客者サービスを一層向上させるために、観光協会を一般社団法人に組織替えして市民サービスに当る」との挨拶などがなされました。


写真1.新井部長を交えての意見交換(BBQ席上にて)
 
 今後は、食材メニューの改定やレンタル品の更なる充実が図られていくものと考えられます。
夏へ向けて、当協議会へは「親子さかな採り大会・生き物観察会・川遊びなどの支援要請」もあると思いますが、参加して頂いた比企自然学校や百水カフェーの方々と共に、ヤキトリやBBQ食材を頬張りながら、日頃の活動やH31年度活動計画について話題が盛り上がりました。(車両運転者は、勿論ノンアルコールで喉を潤して頂きました。)

お知らせ H30年度「河川協力団体意見交換会(関東地方整備局)」に参加しました

3月22日(金)1330より、関東地方整備局河川環境課主催の「河川協力団体(資料-1 参照)意見交換会」が、さいたま新都心合庁舎2号館5階中研修室5Bにて開催されました。主催者側からは、関東地方整備局及び出先の河川事務所などから17名が出席し、関東地方で活動している31協力団体のうち23団体の代表者が、参加しました(資料-2 参照)。

写真1.河川協力団体意見交換会の会場写真

資料1.河川協力団体制度とは(国土交通省パンフ)⇒http://www.mlit.go.jp/river/kankyo/rcg/01.html


資料2.意見交換会出席者(団体)一覧⇒意見交換会出席者(団体)一覧.pdf

 議題としては、関東地方整備局管内で協力団体としてようやく実例の上がった(
京浜河川事務所管内の1件のみ)、河道内樹木の伐採活動事例の紹介(民間企業と連携)と民間ツアー連携への取組みが報告されました。

 河川法99条の改正が行われて4年ほど経過したのですが、関東地整局管内で31団体しか登録されておらず、荒川上流河川管内でも3団体しか参加しておりません。
 皆さんからの意見や情報提供の中では、高邁な設立目的の割には、国からの「河川管理のパートナーとしての活動協力依頼」が殆どゼロに近く、積極的な制度活用を望む意見が多く聞かれました。


お知らせ 第23回荒川流域再生シンポジウムが開催される(in嵐山町)

  317()1300より、NPO荒川流域ネットワーク主催のシンポジウムが嵐山町の国立女性教育会館大会議室に於いて開催されました。

 参会者は、約45人ほどで鈴木代表よりの挨拶後、埼玉県環境科学国際センターの金澤さんからの活動報告に始まり、県)東松山農林振興センターの事業担当である阿部技師からは、「川の国はつらつプロジェクト」の一環としての越辺川の魚道整備事業(3箇所)の進捗状況についての事業報告がありました。

写真1.シンポジウム開会の挨拶(鈴木代表)

 
  天然アユの遡上回復や入間川・越辺川での賑わいの創出を目指したものでありますが、今回は東京都島しょ農林水産総合センターの小泉正行氏から、東京湾のアユ生息状況と多摩川の遡上状況についての詳細な報告がありました。

 特に、昭和40年代頃の界面活性剤による「泡立った多摩川」の写真から見違えるほどの水質改善や稚アユ遡上・繁殖環境の改良が、際立って説得力を以って説明されました。

写真2.意見交換会『みずかけ論』風景

 
 1520にいったん休憩を入れて、活動報告者・参加者を交えて意見交換会『みずかけ“サ”論』を行いました。現役大学生を交えた意見交換は、会場を過半数ぐらい占める高齢者からの期待と今後の活動の若返りの為にも有意義なものとなったことは、言うまでもありませんでした。

お知らせ 「川の国埼玉はつらつプロジェクト」の東松山市地域検討会が始まる

2月15日(金)1500~から、東松山市役所総合会館会議室に於いて、都幾川・矢来堰魚道整備計画についての検討会議が開催されました。主催者は、東松山市環境産業部農政課であり、県)東松山農林振興センターが、協力参加しています。関係者・団体としては、矢来用水堰土地改良区、上押垂自治会、下押垂自治会、武蔵漁業協同組合などが参加し、市民団体として当協議会から2名、NPO荒川流域ネットワークから1名の出席者がありました(合計21名)。

目的は、安らぎと賑わいの空間創出と清流の復活(鞍掛清流の郷まで)で、天然アユや河川の生き物たちが、落差が3.5も有る蛇カゴの矢来堰を遡上・流下できるように魚道整備を行うためです。当協議会主催で、1月19日に実施した「河川見学会」では、農林振興センターの担当官より「プール階段式魚道」の概略設計図を示されましたが、本検討会議では詳細な検討・意見交換はあまり出ませんでした。むしろ、河川敷き内の草刈や篠竹林の伐採管理面での維持管理を、どの様な体制で継続するかの課題を突き付けられました(土地改良区の方より)。最後に、第二回目の検討会は6月に開催される予定を告げられて、散会となりました。



写真:「川の国埼玉はつらつプロジェクト」の第一回東松山市地域検討会