お知らせ
第15回ふれあい市野川クリーンアップ作戦 開催ご案内
去る8月22日の「ふれあい市野川クリーンアップ作戦協議会総会」において、1ヵ月先の11月10日(土)にH30年度(第15回)クリーンアップ作戦が、実施・決定されました。作戦協議会の事務局(東松山ロータリークラブ)から、案内のチラシ等や参加者名簿(障害保険適用)が届いておりますので、参加頂ける方は比企の川づくり協議会(渡辺090-5573-1028)まで、ご一報頂ければ幸いです。当協議会のイベント担当役割は、チラシにもあるように『川に親しむ(市野川の生き物採取・展示)』イベントを実施することになっており、河川環境美化活動に参加希望の皆さま・近隣にお住まいの方々等のご参加をお待ちしております。
なお、当日の車での参加は、吉見百穴駐車場に制限があるため、駐車出来ない場合もありますので、乗り合わせの上ご参加下さい。
写真.第14回作戦での「生き物採集・展示」会場(市野川 吉見百穴前)
資料.第15回ふれあい市野川クリーンアップ作戦 案内チラシ⇒第15回クリーンアップ作戦 表裏面.pdf
アユ漁体験と魚捕り(越辺川・鳩山町)に、児童達と共に参加!
9月9日(日)、NPO法人荒川流域ネットワーク主催の地曳網とタモ網で、越辺川に伝わるアユ漁を体験し、捕れた魚を味わう毎年の恒例イベントに、児童連れで参加してきました。アユ漁体験区間は、越辺川の石今橋上下流地点で、国土交通省荒川上流河川事務所による、河川敷き草刈り支援も行われており、直接河川敷に駐車も可能なところで、約80名の親子参加者によって実施されました。
写真1.NPO荒川流域ネットワーク(主催者)による開会の挨拶(石今橋直下の河川敷にて)
比企地方で行われてきた、刺し網(約50m)を上流に固定し(石・鉄ペグによる網の仮固定)、約200m下流からもう一つの刺し網を全員(50名位い)で、アユを含む全魚数を上流まで追い込み、投網・タモ網・素手で採捕する漁法です。子供達の中には、水中メガネをかけて網にかかったアユなどを手づかみで捕っている者も見られました。勿論、川あそびも兼ねているため、全員ライフジャケット装着が原則です。
捕れた魚は、ミニ水族館で埼玉県国際環境センターの金澤顧問から、分類・解説を受け、用意された天麩羅装置で天麩羅・唐揚げなどで食用に供されました。
暑い時期でもあったので、何時も用意される「かき氷」も飛ぶように売れていました(会費を支払った者は、何杯でも食べられます!)。
写真2.下流から刺し網で追い込んで、投網で採捕する魚捕り集団(親子約50名)
写真3.手づかみで、アユ(放流)をゲットした子供達(女)
「環境カレッジ・川ゼミin市野川・羽尾地区」へ協力参加
9月8日(土)、(公財)埼玉県生態系保護協会主催の「第3回環境カレッジ・川ゼミ」が滑川町羽尾地区を流下する、市野川蛇行河川にて行われました。地元でエスコート役を担って戴いた「市野川水系の会イン滑川町」の、木村会長、上野廣さん・澄川清治さん(お二人は当協議会々員)らを加えて総勢18名が、羽尾一区集会所に集合し、地域住民と連携した市野川でのいい川づくりの取組みについて事前情報交換を行いました。
写真1.羽尾一区集会所(滑川町)にて、市野川視察・川ゼミの開催
保護協会主催の環境カレッジには、大宮・春日部・越谷など埼玉東部から参加して頂いた方々が多く、河畔林が多く残っている羽尾地区の蛇行河川沿いのエクスカーションには、充分堪能して頂いたようです。鑑賞時期を
過ぎてしまい、わずかに残るキツネノカミソリ自生地(蛇行河川A、B地区)では、その広さと水辺の清涼感に感心していたようでした。
ただ、C地区・D地区では、河床や護岸工事の未整備と、上流からの土砂供給で河床上昇で、蛇行部を恒常的に流れず「瀬切れ」を起こしている現状を視察してもらい、県土整備事務所との恒常的なコンタクトする重要性を認識して頂きました。
写真2.高橋(蛇行河川B地区)下のキツネノカミソリ保全地区にて、木村会長からの説明
「あつまれ!くらかけっこ!」in 鞍掛清流の郷
8月23日、東松山市の主催で野外体験学習イベントの「あつまれ!くらかけっこ!」が40組の小学生親子の参加で行われた。歴史ある河童会議の改編2年目。市民団体として「比企の川づくり協議会」が水生生物観察と川遊びを受け持ち、前日に仕掛けた網で捕獲された魚類や川エビ類などを展示し、名前や特徴を説明。また川遊びではライフジャケットを装着したときの水に浮く体験、タモ網を持っての「ガサガサ」を行いました。
写真1.:林間に40組の親子が揃って開会式や準備体操など(主催者挨拶は東松山市環境保全課より)
マスの掴み捕りが最初のメニュー。川の水に入っていくと、不安定な砂利と苔のある滑りやすい玉砂利で思うように歩けない。そして水の中の魚(ニジマス)は速い。しかしながら、これだけの人数のため、あっという間に全部捕まえられてしまった。あとは炭火焼きで舌鼓と共にみなさんのお腹の中に。
時々元気が良くて水槽の外に飛び跳ねるオイカワ。それぞれのエピソードなどやさしく解説しながら参加者は図鑑と下敷きを持って水槽の中を覗き込む。こまかな特徴などはアクリルケースに入れて、みんなの手元まで持っていって見ることができる。名前は覚えられないけれど、これだけの種類が生息している川の素晴らしさは理解された・・と思う。
写真2.:事前採捕された魚類、甲殻類(エビ類)のミニ水族館にて生き物学習
写真3.水槽内に展示されたオイカワ、カワムツ、カマツカ、タモロコなど
次は、ライフジャケットをつけた時の「浮いて流れる」体験。安全に流れるには足を下流側に!そして頭を水に浮かせて浮遊感に浸りながら、何もしないのに体が流れていくのでみなさん大興奮。ガサガサがなかなか始まらない。タモ網で川岸の草の下からガサガサ。川の中央で素早く泳ぐ魚を見つけて空を切る網さばき。おもいおもいに夢中になっていく。こうして楽しいイベントは終わった。ダブル台風の余波で雲の流れが早い。直後に一転俄にかき曇り、土砂降りの通り雨。慌てて雨宿り。その後の太陽を見ながら片付け作業が始まった(以上、S会員よりの投稿)。
写真4.「浮いて流れる」川あそびの体験
市野川蛇行河川の中州には、キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)が満開
滑川町羽尾地区を流れる市野川の蛇行・中州では、毎年(8月上~中旬)キツネノカミソリの群生が見られ、花茎を30〜50cmほど伸ばし、先端で枝分かれした先にいくつかの花を咲かせます。雌雄同花で花弁は、橙色をしたカミソリ刃の形をした6枚です。
葉の形や花と葉を別々に出すところ、有毒植物である点ではヒガンバナ(別名、マンジュシャゲ)と共通するが、花の形および葉と花を出す時季は異なります。保全活動を行っている市民団体「市野川水系の会イン滑川町」では、毎年群落が満開になる時期に「鑑賞会」を企画しており、本年度は8月4、5日に開催されました。
写真―1 蛇行河川C地区(中州)の河畔林中に咲き誇るキツネノカミソリ
当日は、(公財)埼玉県生態系保護協会(さいたま市大宮区)の堂本泰章事務局長・布川洋之研究員ら3名が、当地にて「環境カレッジ・川ゼミ」を開催すべく、事前下調べに来場されており、土砂流出などで河川整備が遅れているにも拘らず、中州の下草管理や除伐などの河畔林保全が進んでいることに、興味を示して頂きました。
9月8日(土)の「環境カレッジ・川ゼミ」では、全県からのゼミ参加者が訪れて、市野川での自然と調和した川づくりの取組み状況を視察・見学される予定です。興味ある方々との意見交換など、多くの方々が参加されんことを期待しております。
ゼミ資料PDF⇔ 環境カレッジ・川ゼミについて.pdf
写真―2 キツネノカミソリ鑑賞会で、生態系保護協会の方々と意見交換風景
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